ESET Server Security for Microsoft Windows Server V11.1.12005.1 から ESET Server Security for Microsoft Windows Server V11.1.12005.3 の変更点は以下の通りです。
■ 追加(V11.1.12005.1 から V11.1.12005.3)
追加された機能はありません。
■ 修正(V11.1.12005.1 から V11.1.12005.3)
内部的な不具合が修正されました。
■ ご利用上の注意事項(V11.1.12005.3)
- 自動アップデート機能のご利用について
- セキュリティと安定性のアップデート機能について
- SSL/TLSプロトコルフィルタリングについて
以下の設定で[証明書の有効性を確認する]を選択した場合でも、証明書の有効性が確認できないWebサイトへアクセスした際、確認のダイアログが表示されずにアクセスができる仕様となっています。
詳細設定画面 →[WEBとメール]→[SSL/TLS]→[証明書の有効性]→[証明書の信頼を確立できない場合]→[証明書の有効性を確認する]
該当のWebサイトへアクセスを拒否する際は、Webブラウザーにてご対応ください。
- リアルタイムファイルシステム保護の動作について
アクティベーション後、検出エンジンのアップデートが完了するまでは、リアルタイムファイルシステム保護が有効になりません。
本プログラムをインストール時、必ずアクティベーションと検出エンジンのアップデートをおこなってください。
- ESET RMMのサポートについて
ESET RMM(詳細設定画面 →[ツール]→[ESET RMM])のご利用はサポート対象外です。
- 「Azure Code Signing(ACS)」準拠について
本製品はAzure Code Signing(ACS)で署名されているため、本製品をインストールする際はOSによって事前に対応が必要となります。詳細はこちら。
- 上書きインストールでバージョンアップした際に一部設定が引き継がれない
- 旧バージョンから上書きインストール後に、「デバイスを再起動する必要があります」のセキュリティアラートが表示される
- リモートデスクトップ接続の接続元を制限する設定について
本プログラムを新規でインストールし、本プログラムがインストールされている端末に対して、リモートデスクトップ接続の接続元を制限する設定が既定で行われます。
リモートデスクトップ接続が必要な場合は、以下項目を適切な値に設定し、必要なリモートデスクトップ接続が遮断されないように設定してください。
詳細設定画面 →[ネットワークアクセス保護]→[ネットワーク攻撃保護]→[総当たり攻撃保護]の「受信RDP接続を制限」
■ 既知の不具合(V11.1.12005.3)
以下の不具合を確認しております。
- クラウドベース保護の除外機能に除外対象のパスやファイルを正しく追加できない
詳細設定画面→[検出エンジン]→[クラウドベース保護]→[サンプルの送信]→[除外]にて、除外対象のパスやファイルを追加しようとすると、以下のような現象が発生します。
・[移動先のフォルダ]ボタンでパスを追加すると、[object Object]\*という文字列が追加される
・[ファイル]ボタンでファイルを追加すると、何も追加されない
除外を設定をする場合は、目的のパスやファイルをテキストボックスに直接入力してください。
その他サポート情報につきましては、
こちらをご参照ください。