ESET Server Security for Microsoft Windows Server V10.0.12015.3 から ESET Server Security for Microsoft Windows Server V11.0.12011.1 の変更点は以下の通りです。
■ 追加(V10.0.12015.3 から V11.0.12011.1)
以下の機能が追加・強化されました。
- 検出除外でハッシュを指定する際に、SHA-1 に加えて SHA-256 を利用できるようになりました。
- eShellでログをエクスポートする際に、CSV形式が利用できるようになりました。
- ESET LiveGuard Advanced を有効にすると、送信対象項目の「文書」が有効となりました。
■ 変更(V10.0.12015.3 から V11.0.12011.1)
以下の対応が変更されました。
- 自動除外を利用するために、昇格された権限アカウントの設定([詳細設定]→[検出エンジン]→[自動除外])ができるようになりました。
- 設定のエクスポートに管理者権限が必要となりました。
- 連携中のクラスターから設定を変更した際に、監査ログの該当行のソース欄が「クラスタ」と記録されるようになりました。
- ログを削除した際に監査ログに表示されるようになりました。
- 無効な権限昇格アカウントが設定されていた際のエラーがイベントログに記録されるようになりました。
- Windows Server 2012 がサポート対象外となりました。
- GUIのデザインが変更されました。
■ 修正(V10.0.12015.3 から V11.0.12011.1)
内部的な不具合が修正されました。
■ ご利用上の注意事項(V11.0.12011.1)
- 自動アップデート機能のご利用について
- セキュリティと安定性のアップデート機能について
- SSL/TLSプロトコルフィルタリングについて
以下の設定で[証明書の有効性を確認する]を選択した場合でも、証明書の有効性が確認できないWebサイトへアクセスした際、確認のダイアログが表示されずにアクセスができる仕様となっています。
詳細設定画面 →[WEBとメール]→[SSL/TLS]→[証明書の有効性]→[証明書の信頼を確立できない場合]→[証明書の有効性を確認する]
該当のWebサイトへアクセスを拒否する際は、Webブラウザーにてご対応ください。
- リアルタイムファイルシステム保護の動作について
アクティベーション後、検出エンジンのアップデートが完了するまでは、リアルタイムファイルシステム保護が有効になりません。
本プログラムをインストール時、必ずアクティベーションと検出エンジンのアップデートをおこなってください。
■ 既知の不具合(V11.0.12011.1)
以下の不具合を確認しております。
- [変更された電子メール]機能が単独で動作しない【 2024.10.30 追記 】
[設定]画面 →[詳細設定]→[Webとメール]→[電子メールクライアント保護]→[電子メールクライアント]の[検査対象メール]で[変更された電子メール]を単独で有効にしても検査が正常に動作しません。
検査対象メールの項目は、すべて有効の状態でご使用ください。
※ 本現象は、2024年10月30日より公開しております ESET Server Security for Microsoft Windows Server V11.1.12005.1 で修正されました。最新プログラムはユーザーズサイトからダウンロードしてください。
- サーバーコア環境にて除外設定をする際、フォルダー・ファイルを選択するダイアログボックスが機能しない【 2024.10.30 追記 】
サーバーコア環境で、[設定]画面 →[詳細設定]→[検出エンジン]→[除外]→[パフォーマンス除外]および[検出除外]より対象となるパスを設定する際、フォルダー・ファイル選択のダイアログボックスが機能しません。
除外パスを設定する際は、目的のパスをテキストボックスに直接入力してください。
※ 本現象は、2024年10月30日より公開しております ESET Server Security for Microsoft Windows Server V11.1.12005.1 で修正されました。最新プログラムはユーザーズサイトからダウンロードしてください。
その他サポート情報につきましては、
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