ESET Endpoint アンチウイルス for OS X V6.11.606.0 から ESET Endpoint アンチウイルス for OS X V7.4.1100.0 の変更点は以下のとおりです。
■ 追加(V6.11.606.0 から V7.4.1100.0)
- macOS Sonoma 14.x へ対応しました。
- インストーラーがマルチ言語に対応しました。
- 製品の自動アップデート機能が追加されました。
- GUIにダークモードが追加されました。
- 製品をインストール時に、必要な設定のガイド機能が追加されました。
■ 変更(V6.11.606.0 から V7.4.1100.0)
- Rosetta をインストールしなくても ARM 環境で使用できるようになりました。
- 検出の除外設定がさまざまなパターンで可能になりました。
- リムーバブルメディア挿入時の自動スキャンが可能になりました。
- コマンドでの操作が可能になりました。
■ 修正された不具合(V6.11.606.0 から V7.4.1100.0)
- 特定の設定値をエクスポートできない
- イベントログに「ソケットから読み取れません」などのログが出力される
■ ご利用上の注意事項(V7.4.1100.0)
以下の注意事項があります。
- macOS Sonoma 14.x でのご利用について
macOS Sonoma 14.x をご利用になる場合、OS側で追加の設定をおこなう必要があります。
詳細は、以下のWebページをご確認ください。
- ミラーサーバーからのアップデートについて
ミラーサーバーから検出エンジンのアップデートをおこなう場合、ミラーツールを使用してください。以下の製品を使用して構築したミラーサーバーから、検出エンジンのアップデートはできません。
- ESET Endpoint Security
- ESET Endpoint アンチウイルス
- ESET Server Security for Microsoft Windows Server
- ESET File Security for Microsoft Windows Server
※ オフライン環境などで利用する場合は、
ユーザーズサイトに公開している「Mac 向けクライアント用プログラム(バージョン7以降)の場合」の検出エンジンファイルを使用できます。
- ミラーサーバーを使用したアップデートについて
本製品をミラーサーバー経由でアップデートする場合は、ミラーツールの --updateServerオプションを使用してMac版のモジュールを取得したミラーサーバーを作成する必要があります。
- スケジューラの自動設定について
セキュリティ管理ツールで本製品を管理していない場合、本製品をインストールするとスケジューラに「定期自動検査」という名前のオンデマンド検査が、インストールした数分後の時刻とインストールした曜日で自動設定されます。必要に応じて設定を変更してください。
- 本製品にはデバイスコントロール機能は実装されておりません
- オフラインライセンスを使用したアクティベーションについて
オフラインライセンスを使用したアクティベーションはできません。アクティベーション時はインターネット接続が必要となります。
- ESET PROTECT HUB / ESET Business Account を使用したアクティベーションについて
ESET PROTECT HUB / ESET Business Account を使用したアクティベーションはできません。アクティベーション時は製品認証キーを使用するか、ESET PROTECT よりアクティベーションを実施してください。
- 製品の自動アップデートについて
製品の自動アップデートが、既定で「有効」になっています。自動でのアップデートを「無効」にする場合は、以下の設定をおこなってください。
[環境設定]→[更新」→[製品のアップデート]の設定画面で、[自動アップデート]の設定をオフにしてください。
■ 既知の不具合(V7.4.1100.0)
以下の不具合を確認しております。
- ESET Endpoint アンチウイルス for OS X をアンインストールしても、ドック上のESET製品のアイコンが削除されない【 2024.8.7 追記 】
本現象は、ドック上にあるESET製品のアイコン表示が削除されない問題であり、ESET Endpoint アンチウイルス for OS X のプログラムの削除は完了しています。
ドック上にあるESET製品のアイコンは、手動で削除してください。
※ 本現象は、2024年8月7日より公開しております ESET Endpoint Security for macOS V8.0.7200.0 で修正されました。最新プログラムはユーザーズサイトからダウンロードしてください。
- macOS Sonoma 14 で、Safariを使用した場合にWebアクセス保護の除外が機能しない
macOS Sonoma 14 でWebアクセス保護の除外を使用したい場合は、他のWebブラウザーをご使用ください。
- 「URLアドレス管理」で許可したURL以外のURLにアクセスできる
- Webアクセス保護で、駆除レベルを「駆除なし」にしても駆除される【 2024.8.7 追記 】
※ 本現象は、2024年8月7日より公開しております ESET Endpoint Security for macOS V8.0.7200.0 で修正されました。最新プログラムはユーザーズサイトからダウンロードしてください。
- OS再起動後に、Licensing serviceに関するエラーログが記録される
OS再起動後に、Licensing serviceに関するエラーログが記録されることを確認しております。確認できているイベントメッセージは以下の通りです。
サーバーからデータを受信できません:ネットワークに到達できません |
保護機能への影響はありません。このイベントログは無視してご利用いただけます。
- バージョンアップした場合やタスクでのインストールをした場合に、通知が機能しないことがある。
上記現象が発生した場合はOSの再起動をおこなってください。
- コマンドで、復元して検査から除外が機能しない【 2024.8.7 追記 】
※ 本現象は、2024年8月7日より公開しております ESET Endpoint Security for macOS V8.0.7200.0 で修正されました。最新プログラムはユーザーズサイトからダウンロードしてください。
- OS再起動後に、エラーログが記録される
OS再起動後に、エラーログが記録されることを確認しております。確認できているイベントメッセージは以下の通りです。
「子プロセスoaeventd[340]」信号9を処理しませんでした。0秒後に再起動します。 |
保護機能への影響はございませんので、このイベントログは無視してご利用いただけます。
- フィッシング対策の警告画面が英語で表示される
- URLアドレス管理によるブロック時のポップアップが英語で表示される
- アップデート画面のモジュールアップデートの日付表記が外国表記となっている【 2024.8.7 追記 】
※ 本現象は、2024年8月7日より公開しております ESET Endpoint Security for macOS V8.0.7200.0 で修正されました。最新プログラムはユーザーズサイトからダウンロードしてください。
ヒント
【2023.10.23 更新】
本バージョンは、macOS Sonoma へのインストールをお急ぎのお客さま向けに、10月20日に macOS Sonoma 専用版としてリリース(ユーザーズサイトに公開)しています。現在、全OSに対応したV7.4をリリース準備中で、リポジトリへの公開は、全OS対応版のリリースの際に実施予定です。