ESET Endpoint Security ARM64対応版 V9.1.2060.1 から V10.0.2034.1 の変更点は以下の通りです。
■ 追加(V9.1.2060.1 から V10.0.2034.1)
以下の機能が追加されました。
- 全体的に操作性と視認性を向上したデザインに刷新しました
- Intel® Threat Detection Technology を統合することにより、ランサムウェア保護機能を強化しました
Intel® vPro®プラットフォーム、第9世代 Intel®CoreTMプロセッサー以降が対象です。対応プロセッサー搭載環境のみ以下の項目が表示されますので、設定可能です。
詳細設定画面→[検出エンジン]→[HIPS]→基本を展開し、ランサムウェア保護の[Intel® 脅威検出技術を有効にする]
- ダークテーマを搭載しました
以下より、画面の配色を「システムと同じ / 明るい / 暗い」を設定可能です。
詳細設定画面→[ユーザーインターフェース]→ユーザーインターフェース要素を展開し、「色モード」のプルダウンリストから選択
- デバイスコントロール機能において、以下の改善をしました。デバイスコントロール機能についてはこちら
・ベンター、モデル、シリアル欄のワイルドカードに対応しました。
・デバイスグループに説明欄を追加しました。
- 電子メールクライアント統合から Windows Express / Live mail の項目が削除され、Microsoft Outlook のみに変更されました。本機能の設定はこちら
なお、対応しているメールソフトウェアについてはこちら
- サポート対象OSが、以下のみに変更されました
・Windows 10 May 2020 Update(コードネーム「20H1」、バージョン「2004」)以降
・Windows 11
なお、上記以外のOSにインストールしようとするとメッセージが表示されてインストールできません。詳細はこちら
- セキュリティ管理ツールで管理する場合、管理可能なバージョンに変更があります。詳細はこちら
■ 修正(V9.1.2060.1 から V10.0.2034.1)
以下の不具合が修正されました。
- Webアクセス保護を一時停止しても、フィッシング対策機能が一時停止表示にならない
- 自動解決ポリシーを適用した際、再起動実施後もデスクトップ通知が再び表示される
- 設定ファイルのエクスポート / インポート時に、一部設定が含まれない
■ ご利用上の注意事項(V10.0.2034.1)
- 本バージョンの検出エンジン(ウイルス定義データベース)をアップデートする上で、使用可能なミラーサーバー(※1)
- 本バージョンのミラー機能を使用して構築したミラーサーバーから、アップデートが可能なクライアント用プログラム(※2)
※1 オフライン環境などで利用する場合は、
ユーザーズサイトに公開している「Windows の「バージョン10」向けクライアント用プログラムの場合」の検出エンジン(ウイルス定義データベース)ファイルを使用できます。
※2 本バージョンのミラー機能を使用してミラーサーバーを構築した場合、同一バージョンのWindows向けクライアント用プログラム(V10)のみアップデート可能です。その他のプログラムはアップデートできなくなりますのでご注意ください。
■ 既知の不具合(V10.0.2034.1)
以下の不具合を確認しております。
本現象は、2024年7月16日より公開しております ESET Endpoint Security ARM64対応版 V11.1.2039.3 で修正されました。
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その他サポート情報につきましては、
こちらをご参照ください。
ヒント
リポジトリへの公開は、日本時間の2022年12月21日以降となります。