クライアント管理用プログラムでクライアント端末を管理する場合、すべての情報はクライアント管理用プログラムのサービスが稼働しているサーバー、または、データベースサーバーに集約されています。
リース切れに伴うサーバーのリプレースや増設をおこなう時に、予めクライアント側に対して新サーバーのアドレスを適用させないと、クライアントは旧サーバーに対して接続を続けることになります。
※ ESET Security Management Center V7.0 以降 / ESET Remote Administrator V6.5 では、プログラム構成が変更になったため、サーバーの増設はできません。
理想的な移行手順としては、以下となります。
- 旧サーバーと新サーバー(もしくは増設サーバー)が両方稼動したままの状態で、最初に新サーバー側で複製作業をおこなっておきます。
- 複製が終わった後に、クライアントの設定を新サーバーへ変更するための作業をおこないます。
クライアントの設定を変更するには、以下の手順を旧サーバー側でおこなう必要があります。
※ 以下の手順では、「ESET Remote Administrator Server」を"ERAS"、「ESET Remote Administrator Console」を"ERAC"と表記しています。