本手順は、Windows10が起動できるPC上でご実施ください。

1. 下記リンクから、ESET Encryption Recovery Media Creatorをダウンロードします。

2. USBフラッシュメモリをPCに接続します。

3. 接続したUSBフラッシュメモリをFAT32形式でフォーマットします。
   ※Windowsでは、32GBを超える領域をFAT32でフォーマットすることはできないため、32GBを超えるUSBフラッシュメモリを接続した場合、フォーマット時の「ファイルシステム」プルダウンメニューに「FAT32」は表示されません。
   容量が600MB～32GB内のUSBフラッシュメモリをご利用ください。

USBフラッシュメモリをFAT32形式でフォーマットする方法

①マイコンピュータから接続したUSBフラッシュメモリを右クリックし、コンテキストメニューからフォーマットをクリックします。

 

②ファイルシステムを「FAT32(既定)」にし、開始をクリックします。

 

③警告文が表示されますので「OK」をクリックします。

 

④フォーマットが完了しましたと表示されるので「OK」をクリックします。

 

⑤以上でFAT32形式でのフォーマットが完了です。

4. ESET Encryption Recovery Media Creatorを実行し、[次へ]をクリックして続行します。

 

参考

＜ユーザーアカウント制御ダイアログが表示される場合＞

ユーザーアカウント制御のダイアログが表示される場合は、「はい」ボタンをクリックします。

 

 

5. メディアのタイプを選択します。
   Windowsが起動できなくなったPCがUEFIブート環境の場合は、[EFI USB 32 & 64 bit]をクリックします。
   Windowsが起動できなくなったPCがLegacyブート環境の場合は、[Win RE USB 64 bit]をクリックします。

◆UEFIブート環境の場合

◆Legacyブート環境の場合

6. リカバリメディアの宛先ディスクを選択し、[次へ]をクリックします。

 

7. [EEEスタンドアロン]をクリックします。

 

8. [次へ]をクリックします。

 

9. [開始日時]をクリックして、リカバリメディアを作成します。

◆UEFIブート環境の場合

◆Legacyブート環境の場合

10. フォーマットダイアログが表示されたら、[はい]をクリックしてUSBドライブをフォーマットし、リカバリメディアを作成します。

 

11. ESET Encryption Recovery Media Creatorの作成プロセスが完了するのを待ちます。

◆UEFIブート環境の場合

◆Legacyブート環境の場合

12. [完了]をクリックします。

◆UEFIブート環境の場合

◆Legacyブート環境の場合

13. USBドライブを安全に取り出します。

以上の手順で、「ESET Encryption Recovery Utility」起動メディアの作成手順は完了です。

本手順は復号対象のPCで行います。

1. ESET Encryption Recovery Utility（「ESET Endpoint Recovery Utility起動メディアの作成」手順で作成したUSBフラッシュメモリ）をWindowsが起動しないPCへ接続し、PCの電源を入れて「ESET Encryption Recovery Utility」を起動します。
   以下の画面が表示されますので、何もキーを入力せずに待ちます。

◆UEFIブート環境の場合

◆Legacyブート環境の場合

参考

＜以下の画面に遷移した場合は、もう一度PCの電源を入れるところからやり直してください。＞

2. [すべての暗号化されたディスクを復号化する]を選択し、[Enter]キーを押下します。
   OPALディスクを使用している場合と使用していない場合で表示画面が異なります。

◆OPAL以外のディスクを暗号化している場合

◆OPALディスクを暗号化している場合

3. 復号に使用するFDEユーザーを選択し、[Enter]キーを押下します。
   ※本手順では「admin」アカウントを選択しています。
    

4. 選択したFDEユーザーのパスワードを入力し、[Enter]キーを押下します。

5. 警告画面が表示されます。[はい]を選択し、[Enter]キーを押下します。

6. 暗号化モード[安全]を選択して、復号を開始します。

7. 復号を開始します。

8. コンピューターが正常に復号されたら、[OK]を選択し、[Enter]キーを押下します。

9. [シャットダウン]を選択し、[Enter]キーを押下します。
   PCがシャットダウンしますので、「ESET Encryption Recovery Utility」起動用USBフラッシュメモリをPCから取り外してください。

以上でHDD/SSDの復号作業は完了です。

HDDが復号されていますので、Windowsのインストールディスクやシステム修復ディスクから「スタートアップ修復」を実行してWindowsを修復したり、Live CDなどを使用して必要なデータを取り出したりすることができます。

本手順は、Windows10が起動できるPC上でご実施ください。

1. 下記リンクから、ESET Encryption Recovery Media Creatorをダウンロードします。

2. ESET Encryption Recovery Media Creatorを実行し、[次へ]をクリックして続行します。

 

参考

＜ユーザーアカウント制御ダイアログが表示される場合＞

ユーザーアカウント制御のダイアログが表示される場合は、「はい」ボタンをクリックします。

 

3. [Win RE ISO 64-bit]をクリックします。

 

4. [参照]をクリックします。

 

5. ISOイメージのファイル名を入力し、任意の保存場所を選択して[保存]をクリックします。

 

6. [次へ]をクリックします。

 

7. [EEEスタンドアロン]をクリックします。

 

8. [次へ]をクリックします。

 

9. [開始日時]をクリックして、ISOイメージを作成します。

 

10. ESET Encryption Recovery Media Creatorの作成プロセスが完了するのを待ちます。

 

11. [完了]をクリックします。

 

12. 空のCD-R/DVD-RをPCにセットします。

13. 保存したISOイメージを右クリックし、表示されるメニューから「ディスクイメージの書き込み」をクリックします。

※画面はWindows 10のものです。

14. 「Windows ディスク イメージ書き込みツール」が表示されますので、「書き込み後のディスクの確認」にチェックを入れ、「書き込み」ボタンをクリックします。

​
※画面はWindows 10のものです。

15. CD-R/DVD-RへのISOイメージの書き込みが実行されます。
    完了まで時間がかかりますので、そのままお待ちください。

​
※画面はWindows 10のものです。

16. 「ディスク イメージはディスクに正常に書き込まれました。」と表示されますので、「閉じる」ボタンをクリックし、作成したESET Encryption Recovery Utilityの起動ディスクを取り出します。

※画面はWindows 10のものです。

以上の手順で、「ESET Encryption Recovery Utility」起動メディアの作成手順は完了です。
引き続き下記手順に従って、HDD/SSDの復号を実施してください。

本手順は復号対象のPCで行います。

1. 上記手順で作成したディスクをWindowsが起動しないコンピューターにセットし、コンピューターの電源を入れてESET Encryption Recovery Utilityを起動します。
   以下の画面が表示されますので、[Enter]キーなどのキーを押下します。

2. Windowsロゴの画面が表示されます。画面が切り替わるまで待ちます。

3. 警告画面が表示されます。USBフラッシュメモリをPCへ接続し、[OK]を選択し、[Enter]キーを押下します。

4. [すべての暗号化されたディスクを復号化する(管理された回復ファイル)]を選択し、[Enter]キーを押下します。

5. 復号に使用するFDEユーザーを選択し、[Enter]キーを押下します。
   ※本手順では「admin」アカウントを選択しています。
    

6. 選択したFDEユーザーのパスワードを入力し、[Enter]キーを押下します。

7. 警告画面が表示されます。[はい]を選択し、[Enter]キーを押下します。

8. 暗号化モード[安全]を選択して、復号を開始します。

9. 復号を開始します。

10. コンピューターが正常に復号されたら、[OK]を選択し、[Enter]キーを押下します。

11. [シャットダウン]を選択し、[Enter]キーを押下します。
    PCがシャットダウンしますので、「ESET Encryption Recovery Utility」起動用ディスクとUSBメモリをPCから取り外してください。

以上でHDD/SSDの復号作業は完了です。

HDDが復号されていますので、Windowsのインストールディスクやシステム修復ディスクから「スタートアップ修復」を実行してWindowsを修復したり、Live CDなどを使用して必要なデータを取り出したりすることができます。