本製品では、クラウド上の ESET PROTECT の以下のポートへ通信をおこないます。
使用するポート |
ポートを使用する通信 |
2222/TCP |
ESET Management エージェントが、ESET PROTECT と通信する際に利用 |
443/TCP
|
ESET PROTECT が、管理画面利用端末からのWebコンソールアクセスを受ける際に利用 |
80/TCP
443/TCP
|
検出エンジンのアップデート用サーバーがクライアント用プログラムからのアクセスを受ける際に利用 |
【 HTTP プロキシ経由する場合 】
HTTPプロキシ経由で ESET PROTECT に接続する場合は、以下の条件を満たす必要がありますので、ご注意ください。
- HTTPプロキシがESMCで利用するTLS/SSL通信(2222/TCP)を転送できること
- HTTP CONNECTメソッドをサポートしていること
- プロキシ認証を必要としないこと(ユーザー名/パスワード設定不可)
- プロキシサーバーから、上記ポートへ通信できること
< Android端末の管理をおこなうお客さま >
Android端末の管理をおこなうお客さまは、クラウド上の ESET PROTECT の以下のポートへ通信をおこないます。
使用するポート |
ポートを使用する通信 |
9980/TCP |
端末を ESET PROTECT に登録する際に利用 |
9981/TCP |
端末が ESET PROTECT と通信する際に利用 |
5228/TCP
5229/TCP
5230/TCP |
端末(Android OSの場合)がGoogle Cloud Messagingへ接続する際に利用 |
5223/TCP
2197/TCP
|
端末(iOSの場合)がApple Push Notification Serverへ接続する際に利用 |
必要に応じて、上記ポートへの通信を許可するなどの対応をご検討ください。
- セキュリティ管理ツールのログインユーザーアカウントについて
1社につき、1つのログインユーザーアカウント(ユーザー名とパスワード)をご用意しております。
パスワードは初回ログイン時にお客さまにて変更してからご利用ください。
ESET PROTECT は、ESET Push Notification Service(以下「EPNS」)を利用して、ESET Management エージェントにウェイクアップコールを送信し、即時通信することが可能です。
ウェイクアップコールを利用する場合は、以下の条件を満たす必要があります。
- ESET Management エージェントが EPNSサーバーへ、8883 / MQTT で直接接続できること
接続詳細 |
転送セキュリティ |
SSL |
プロトコル
|
MQTT(コンピューター間接続プロトコル) |
ポート
|
8883 |
EPNSサーバーのホストアドレス |
epns.eset.com |
※ HTTPプロキシを経由することはできません。
- セキュリティ管理ツールで管理できるクライアント用プログラムについて
ご提供しているセキュリティ管理ツールのバージョンによって、管理できるクライアント用プログラムが異なります。
詳細は以下のWebページをご確認ください。
以下の時間帯のうち数分~数十分間、クラウドオプション、および、クラウドオプションLiteのバックアップをおこないます。
バックアップ中はセキュリティ管理ツールを停止させていただく必要があるため、サーバータスクが実行されません。
夜間帯にサーバータスクの実行を検討される際は、上記時間帯を避けて設定していただきますようお願いします。
セキュリティ管理ツールが取得するクライアント端末からの各種ログデータについては、6ヵ月間保存します。また、保存期間を変更することはできません。
- Android端末登録時など、クラウドオプションから送信されるメールアドレスについて
Android端末登録時やセキュリティ管理ツールの通知機能をご利用になる場合、セキュリティ管理ツールから送信されるメールがスパム判定される場合があります。
以下のアドレスはスパム判定されないように除外してください。
era-admin@era-cloud.canon-its.jp |
※ 上記に記載のない機能については、基本的には法人向けサーバー・クライアント用製品でご提供しているオンプレミス型セキュリティ管理ツールと同様にご利用いただけます。