Mac向けクライアント用プログラムで報告されている脆弱性(CVE-2026-7483 / CVE-2026-10610)への対応についてご案内いたします。
本脆弱性の詳細は以下の通りです。
脆弱性の対象となるプログラムをご利用中のお客さまは、修正バージョンへのバージョンアップをしていただきますようお願いします。
◆ 脆弱性の対象となる製品
- ESET PROTECT Essential クラウド
- ESET PROTECT Entry(旧名称:ESET PROTECT Entry クラウド)
- ESET PROTECT Advanced(旧名称:ESET PROTECT Advanced クラウド)
- ESET PROTECT Complete(旧名称:ESET PROTECT Complete クラウド)
- ESET PROTECT Essential オンプレミス
- ESET PROTECT Entry オンプレミス
- ESET PROTECT Essential Plus オンプレミス
- ESET PROTECT Advanced オンプレミス
- ESET PROTECT MDR Ultimate(旧名称:ESET PROTECT MDR)
- ESET PROTECT MDR Advanced
- ESET PROTECT MDR Lite
- ESET PROTECT Enterprise
- ESET PROTECT Elite
◆ 脆弱性の対象となるプログラム
| プログラム名 |
バージョン |
| ESET Endpoint Security for macOS |
V9.x
|
9.1.2500.0 / 9.1.2000.0 / 9.0.5400.0
|
| V8.x |
8.1.200.0 / 8.1.6.0 |
◆ 脆弱性の情報
対象のプログラムには、ローカル権限昇格の脆弱性が存在します。
◆ 想定される影響
< CVE-2026-7483 >
対象のプログラムがインストールされたシステムにおいて、root権限で動作する XPC(プロセス間通信)サービスが認証なしで任意のユーザーからの接続を受け付けていたため、権限を持たないローカルユーザーが任意のファイルをディスクに書き込むことが可能となります。
その結果、攻撃者は LaunchDaemon ディレクトリに任意の .plistファイルを書き込むことで、システムの再起動後にroot権限で任意のコードを実行できる可能性があります。
< CVE-2026-10610 >
対象のプログラムがインストールされたシステムにおいて、ESET Uninstaller に含まれるroot権限で動作するヘルパーバイナリが、シェルのメタキャラクタを含むディレクトリ名を処理する際に任意のコマンドインジェクションを許していたため、権限を持たないローカルユーザーが任意のコードを実行できる可能性があります。
その結果、攻撃者は細工したディレクトリ名を利用することでroot権限で任意のコードを実行できる可能性があります。
◆ 対応方法【 2026.7.28 更新 】
本脆弱性を修正したプログラムを公開しております。
脆弱性の対象となるプログラムをご利用中のお客さまは、ユーザーズサイトにて現在公開しております以下の【 修正されたバージョン 】へのバージョンアップを実施いただきますようお願いします。
【 修正されたプログラム 】
| 修正されたバージョン |
プログラムの
ダウンロード
|
| V9.1.3100.0 |
こちら |
| V9.0.6400.0 |
こちら |
| V8.1.300.0 |
※ 現在ご利用中のバージョンの確認方法は
こちらをご参照ください。
◆ サポートセンターへのお問い合わせ
本脆弱性に関してご不明な点がございましたら、弊社サポートセンターにお問い合わせください。
お客さまにはご迷惑をお掛けしますことを、深くお詫び申し上げます。
[更新履歴]
2026年7月28日:対応方法を更新
2026年7月27日:公開