ここでは、コンピューター上でセキュリティ警告が表示された場合に詐欺かどうか確認する方法と、表示された場合の対処方法をご案内します。
偽のセキュリティ警告とは、コンピューターでWebサイトを閲覧している際に表示される詐欺警告(フェイクアラート)です。
コンピューターが危険な状態にあると装って、偽のサポート窓口に誘導して金銭を要求してきたり、ボタンをクリックさせてウイルスに感染させようとする場合があります。
例えば、「ウイルス(トロイの木馬 など)に感染しました」「システムが破損しています」などの偽の警告メッセージが表示されます。
例1:Microsoft サポートを装った偽のセキュリティアラート |
例2:Windows のポップアップを装った偽のシステム破損警告 |
コンピューターにセキュリティ警告が表示された場合、以下の項目に当てはまっているかご確認ください。
項目に当てはまった場合、詐欺である可能性が高いです。
- 「トロイの木馬に感染しました」「システムが破損しています」などのメッセージが表示されている
- 警告音やエラー音が大音量で流れている
- 画面右上の×ボタンをクリックしても閉じることができない
- サポートセンターに電話やチャットをするように要求される
- 有料のサポート契約を要求される
- クレジットカード番号、メールアドレスなど個人情報の入力を求められる
■ 偽のセキュリティ警告が表示された場合の対処方法
コンピューターに偽のセキュリティ警告が表示された場合は、以下の方法を実施してください。
1. Webブラウザーを閉じる
Webブラウザーの右上の×ボタンをクリックし、終了してください。
ブラウザーが終了できない場合は、以下の方法を実施ください。
2. キャッシュとCookieを削除する
各Webブラウザーのサポートページをご参考に、キャッシュとCookieを削除してください。
(下記のリンクをクリックすると、他社のサイトが別ウインドウで表示されます。)
3. コンピューターの検査をおこなう
以下のWebページをご参考に、ESETによる詳細検査を実施し、問題ないことを確認してください。
4. コンピューターの検査結果を確認する
検査が完了したら、基本画面の[コンピューターの検査]を選択し、脅威数と駆除数を確認してください。
< 脅威数が 0、または、駆除数が「すべて」の場合 >
ウイルスを検出していない、または、すべて駆除できています。
お使いのコンピューターは安全な状態です。
< 脅威数が 0 の場合の検査結果 > |
< 脅威を駆除できた場合の検査結果 > |
< 脅威数と駆除数が異なる場合 >
一部、ウイルスを駆除できていません。通常起動時には駆除できないウイルスの可能性があります。
以下のページでセーフモードでの検査を実施してください。