現在、ESET製品をご利用の環境で、ネットワークドライブ上のOfficeファイルやhtmlファイルなどの一部ファイルの操作ができない現象についてお問い合わせをいただいています。
本現象は、ESET Endpoint Security / で修正されています。 |
本現象の詳細は以下の通りです。
ESET製品をご利用の環境で、ネットワークドライブ上のOfficeファイルやhtmlファイルなどの一部ファイルを開けず、移動などの操作が不可になる場合があります。
◆ 対象製品
◇ 法人向けサーバー・クライアント用製品
- ESET PROTECT Essential クラウド
- ESET PROTECT Entry(旧名称:ESET PROTECT Entry クラウド)
- ESET PROTECT Advanced(旧名称:ESET PROTECT Advanced クラウド)
- ESET PROTECT Complete(旧名称:ESET PROTECT Complete クラウド)
- ESET PROTECT Essential オンプレミス
- ESET PROTECT Entry オンプレミス
- ESET PROTECT Essential Plus オンプレミス
- ESET PROTECT Advanced オンプレミス
- ESET PROTECT MDR
- ESET PROTECT Enterprise
- ESET PROTECT Elite
◆ 対象プログラム
- ESET Endpoint Security V11.0.2032.1
- V11.0.2032.1
◆ 対象OS
Windows 11
◆ 原因
本現象は、ネットワークリソースからファイルを開く処理に不具合があり発生しておりました。
◆ 対応策
3月6日にリリースされました V11.0.2044.1 で修正されました。
以下Webページより、V11.0.2044.1 以降へのバージョンアップを実施してください。
なお、事前に
こちらの回避策を実施した場合には、バージョンアップ後に設定を戻してご利用ください。
◆ 一時的にご案内していた回避策
本現象は、「リアルタイムファイルシステム保護」のネットワークドライブの検査の無効化で一時的に回避できることを確認しています。
本現象を修正したプログラムのリリースまでは、回避策でのご対応をお願いします。
※ ネットワークドライブの検査を無効化すると、ネットワークドライブ上にあるファイルを実行した際に、検査が行われませんので、ご注意ください。
ファイルを検査した上で実行したい場合は、ネットワークドライブの検査を無効化したあと、ネットワークドライブ上のファイルを一度ローカルにコピーしていただき、ファイルを実行ください。ESET製品による対象ファイルの検査が実施されます。
ネットワークドライブの検査の無効化手順は、以下をご確認ください。
お客さまにはご迷惑をお掛けしましたことを、深くお詫び申し上げます。
[更新履歴]
2024年3月6日 解消
2024年1月19日 公開