Apache Tomcatのバージョンアップ方法

法人のお客さま

サポート

サポート情報　（法人向けサーバー・クライアント用製品）

文字サイズ変更
S
M
L

法人向けサーバー・クライアント用製品カテゴリー一覧 > 機能・仕様・操作手順 > Apache Tomcatのバージョンアップ方法

戻る

No : 24431
公開日時 : 2024/07/16 10:00
印刷

カテゴリー :

法人向けサーバー・クライアント用製品カテゴリー一覧 > 機能・仕様・操作手順

回答

Apache Tomcatのバージョンアップ方法については、以下の手順をご確認ください。
なお、Apache Tomcatはオンプレミス型セキュリティ管理ツール Webコンソールを実行するために必要なコンポーネントです。

Windows Server 環境でご利用の場合

※ ［Tomcat folder］の名前は各環境によって異なる場合があります。

アパッチソフトウェア財団の公式サイトから、［Download］→［Tomcat 9］とクリックし、［32-bit/64-bit Windows Service Installer］をダウンロードします。
（リンクをクリックすると、Apache Tomcat のWebサイトが別ウインドウで開きます。）

ユーザーズサイトより、現在ご利用中のセキュリティ管理ツールのインストーラーをダウンロードして、任意の場所（例:デスクトップなど）に展開します。

現在の Apache Tomcat のバックアップを取り、アンインストールします。

1）Apache Tomcat のサービスを停止します。
［Windowsキー］+［Rキー］を押して以下を実行します。

services.msc

Tomcat 7 、または、Tomcat 9 のサービスを右クリックし、停止させます。

2）サービス管理画面を閉じます。

3）以下のファイルのバックアップを取得します。

C:\Program Files\Apache Software Foundation\［ Tomcat folder ］\.keystore
C:\Program Files\Apache Software Foundation\［ Tomcat folder ］\conf\server.xml
C:\Program Files\Apache Software Foundation\［ Tomcat folder ］\webapps\era\WEB-INF\classes\sk\eset\era\g2webconsole\server\modules\config\EraWebServerConfig.properties

※ 32bit版から64bit版に入れ替える手順を実施する場合は、以下でご案内している［Program Files］が［Program Files (x86)］に変わりますのでご注意ください。

※ SSLのカスタム証明書を作成している場合は以下のファイルも取得してください。

C:\Program Files\Apache Software Foundation\［ Tomcat folder ］\conf\server.crt

4）［プログラムと機能］から Apache Tomcat をアンインストールします。
※ プログラム一覧に表示される名前は各環境によって異なる場合があります。

Apache Tomcat をインストールし、バックアップを展開します。

1）手順１でダウンロードした Apache Tomcat のインストーラーを実行します。

2）インストール完了のメッセージとともに表示される［Run Apache Tomcat.］項目のチェックを外します。

3）手順3で取得したバックアップの内、［.keystore］ファイルを以下のフォルダに格納します。

C:\Program Files\Apache Software Foundation\［ Tomcat folder ］\.keystore

※ SSLのカスタム証明書を作成している場合は以下のファイルを格納してください。

C:\Program Files\Apache Software Foundation\［ Tomcat folder ］\conf\server.crt

4）［3. 現在の Apache Tomcat のバックアップを取り、アンインストールします。］で取得したバックアップの［server.xml］ファイルを右クリックメニューの［編集］を選択して、開きます。

5）開いた［server.xml］ファイルに記載されている［</Engine>］と［</Service>］の間の記述をコピーします。

</Engine>
<Connector server="OtherWebServer" port="443" protocol="org.apache.coyote.http11.Http11NioProtocol" SSLEnabled="true" maxThreads="150" scheme="https" secure="true" clientAuth="false" sslProtocol="TLS" keystoreFile="C:\Program Files\Apache Software Foundation\apache-tomcat-7.0.92/.keystore" keystorePass="ofR18MBhNX0yHDQ1" keyAlias="tomcat" sslEnabledProtocols="TLSv1,TLSv1.1,TLSv1.2" ciphers="TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA256, TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_128_GCM_SHA256, TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA, TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHA384, TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_256_GCM_SHA384, TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHA, TLS_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA256, TLS_RSA_WITH_AES_128_GCM_SHA256, TLS_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA, TLS_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHA256, TLS_RSA_WITH_AES_256_GCM_SHA384, TLS_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHA"/>←太字の記述をコピー
</Service>

※ 記述内容は環境によって異なる場合があります。

6）以下のファイルを右クリックのコンテキストメニュー内の［編集］を選択し、メモ帳などで開きます。

C:\Program Files\Apache Software Foundation\［ Tomcat folder ］\conf\server.xml

7）手順5）でコピーした記述を、手順6）で開いた［server.xml］ファイルの［</Engine>］と［</Service>］の間に貼り付けます。

8）手順7）で貼り付けした文中の、［keystoreFile］の値を新しい［.keystore］の格納場所に書き換えます。

keystoreFile="C:\Program Files\Apache Software Foundation\［ Tomcat folder ］\.keystore"

9）手順2でユーザーズサイトよりダウンロードしたプログラムのフォルダーより、［era.war］ファイルを以下に格納します。

C:\Program Files\Apache Software Foundation[ Tomcat folder ]\webapps\

10）［Windowsキー］+［Rキー］を押して以下を実行します。

services.msc

Tomcat 9 のサービスを右クリックし、開始した後、停止させます。

11）手順3で取得したバックアップの内、［EraWebServerConfig.properties］ファイルを以下に格納します。

C:\Program Files\Apache Software Foundation\［ Tomcat folder ］\webapps\era\WEB-INF\classes\sk\eset\era\g2webconsole\server\modules\config\

12）以下のファイルを実行し、Tomcat サービスを起動させます。

C:\Program Files\Apache Software Foundation\［ Tomcat folder ］\bin\Tomcat9w.exe

13）［Java］タブを選択し、［Java 9 Options］に以下の2つの値を追加し、[適用]ボタンを押します。
※既に記載されている場合は不要です。

--add-opens=java.base/java.util=ALL-UNNAMED
--add-opens=java.base/java.util.concurrent=ALL-UNNAMED

14）［General］タブを開き、［Startup Type］を［Automatic］に設定し、［Start］ボタンを押し、［適用］→［ＯＫ］の順番にボタンを押します。

Linux Server 環境でご利用の場合

ご利用のバージョン	オンラインヘルプ
ESET PROTECT on-prem V11.1	こちら
ESET PROTECT on-prem V11.0	こちら
ESET PROTECT（オンプレミス版）V10.1	こちら
ESET PROTECT（オンプレミス版）V10.0	こちら
ESET PROTECT（オンプレミス版）V9.1	こちら

Apache Tomcatのバージョンアップ方法

回答

【より良いサポート情報のご提供のため、アンケートにご協力ください！】このQ&Aは役に立ちましたか？

関連Webサイト

Apache Tomcatのバージョンアップ方法

回答

【 より良いサポート情報のご提供のため、アンケートにご協力ください！ 】このQ&Aは役に立ちましたか？

関連Webサイト

【より良いサポート情報のご提供のため、アンケートにご協力ください！】このQ&Aは役に立ちましたか？