ESET Mail Security for Linux / ESET Web Security for Linux は、SELinux(Security Enhanced Linux)には対応しておりません。
ESET Mail Security for Linux / ESET Web Security for Linux をご利用のサーバーでは、SELinux を無効に設定してください。
※ 以下の環境では、SELinux が既定で有効となりますのでご注意ください。
- Red Hat Enterprise Linux 6(32bit、64bit)
- Red Hat Enterprise Linux 7(64bit)
- CentOS 6(32bit、64bit)
- CentOS 7(64bit)
■ SELinux を無効にする手順
- 以下のコマンドを実行してSELinuxの設定ファイルを開きます。
vi /etc/selinux/config
- 出力された文字列内の[SELINUX=enforcing]の値を以下に変更し、保存します。
SELINUX=disabled
- 以下のコマンドを実行してコンピューターを再起動します。
reboot
以上で、SELinux の無効化の手順は完了となります。
■ SELinux の無効化の確認方法
SELinux が無効化されているかは、以下のコマンドで確認できます。
getenforce
SELinux が無効化されている場合、上記のコマンドを実行すると「Disabled」と表示されます。
ヒント
SELinux を有効にしている場合、ESET Mail Security for Linux / ESET Web Security for Linux のインストールが正常におこなわれないことを確認しています。
※ 初期セットアップコマンドの実行がエラーとなります。
また、ESET Mail Security for Linux / ESET Web Security for Linux をインストールした後で SELinux を有効にした場合には、ESET Mail Security for Linux / ESET Web Security for Linux が正常に動作しないことを確認しています。