キヤノンITソリューションズ株式会社
サポート情報 (SOHO向け製品)
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  • No : 188
  • 公開日時 : 2024/06/21 17:10
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プリンターや複合機で印刷やスキャンができない / ファイル共有ができない

回答

ネットワーク接続のプリンターや複合機を使用して印刷やスキャンができない場合、または、コンピューター間でファイル共有ができない場合は、通信する端末の間で、通信が遮断されている可能性があります。
 
 
 
※ Mac向けプログラムをご利用中に同様の現象が発生する場合は、こちらの手順を参考に通信許可ルールの作成を実施してください。
 
■ 対象プログラム
  • ESET Security Ultimate
  • ESET Smart Security Premium
  • ESET Internet Security
  • ESET Small Business Security
■ 設定手順
 
以下の Step.1 ~ Step.3 の手順に従い、現象が改善されるかをご確認ください。
 
Step.1 一時的にファイアウォールの機能を停止する
ファイアウォール機能により、通信が遮断されている可能性があります。
以下の手順を参照して、一時的にファイアウォール機能を無効にし、現象が改善されるかをご確認ください。
 
< 設定手順 >
  1. 画面右下の通知領域にあるESET製品のアイコンをクリックして、基本画面を開きます。
  1. [設定]→[ネットワーク保護]をクリックします。
  1. [ファイアウォール]の左横にある緑色のバーをクリックします。
  1. [ファイアウォールを無効にしますか?]ダイアログボックスが表示されるので、無効にする時間を指定して「適用」ボタンをクリックします。
  1. 通信ができるかご確認ください。
     
  2. 確認後、再度手順1~3を実施して、[ファイアウォール]の左横にある赤色のバーをクリックし、ファイアウォールの設定を有効に戻します。
 
上記の手順で現象の改善を確認できた場合は、Step.2 に進んでください。
現象の改善を確認できなかった場合は、こちらより弊社サポートセンターまでお問い合わせください。
 
Step.2 「ネットワークコンピューターの保護モード」の設定を変更する
「ネットワークコンピューターの保護モード」の設定に「Windowsの設定を使用する」や、「信頼できないネットワーク」(または「パブリックネットワーク」)が選択されている場合、設定を「信頼できるネットワーク」(または「自宅または職場ネットワーク」)に変更することで、ファイアウォールの機能が有効な状態でも通信が可能になる場合があります。
以下の手順を参照して、「ネットワークコンピューターの保護モード」の設定を確認・変更し、現象が改善されるかをご確認ください。
 
※ 本手順はご家庭内のネットワーク環境、または、職場内のネットワーク環境に接続している場合にのみ実施してください。公共のネットワーク環境では実施しないようにご注意ください。
※ 本手順は、ファイアウォールの設定を有効に戻してから実施してください。
 
< 設定手順 >
 
V16.2.13.0 以降をご利用の場合
 
V16.1.14.0 以前をご利用の場合
 
Step.3 通信ルールを作成する
通信ルールを作成することで、ファイアウォールの機能が有効な状態でも通信が可能になる場合があります。
以下の手順を参照して通信ルールを作成し、現象が改善されるかをご確認ください。
 
※ 本設定を実施することで、ファイアウォール機能により遮断されていた特定の通信を許可しますが、リアルタイムファイルシステム保護機能(ファイルの読み込み/書き込み/実行時にファイルを検査する機能)にて常時監視されていますので、ウイルス検査機能への影響はありません。
 
< 設定手順 >
  1. 画面右下の通知領域内のESET製品のアイコンをクリックします。
  1. [設定]→[詳細設定]をクリックし、設定ウインドウを開きます。
  1. [保護]→[ネットワークアクセス保護]→[ファイアウォール]と展開して、[フィルタリングモード]から[自動]を選択します。
  1. 次に[ファイアウォール]下にある[ルール]の[編集]をクリックします。
 
  1. [ルール]画面が表示されるので、「追加」ボタンをクリックします。
 
  1. [ルールの追加]画面が表示されるので、以下の項目を設定します。
名前 ルールの名前を入力します。(例:ネットワークプリンター)
有効 ルールの「有効」を選択します。
アクション 「許可」を選択します。
方向 「双方向」を選択します。
IPプロトコル 「TCPおよびUDP」を選択します。
  1. [リモートホスト]をクリックし、[IPセット]の[編集]をクリックします。
  1. [信頼ゾーン]にチェックを入れて、[OK]ボタンをクリックします。
  1. [リモートホスト]の[IP]で、通信相手となる端末が使用するIPアドレスや、IPアドレスの範囲指定、サブネットマスクを設定します。
    複数のIPアドレスや、サブネットマスクを設定する場合は、「,」(カンマ)で区切る必要があります。
    IPアドレスを範囲指定する場合は、「‐」(ハイフン)による範囲指定が可能です。
IPアドレス 端末が使用する単一のIPアドレスを指定します。(例:192.168.0.1)
IPアドレスの範囲指定 端末が使用するIPアドレスの範囲を指定します。(例:192.168.0.1-192.168.0.100)
サブネットマスク サブネットマスクを指定します。(例:192.168.0.0/255.255.255.0)
  1. [OK]ボタンをクリックします。
  1. 作成したルールが[ルール]に追加されていることを確認します。さらに新しいルールを作成する場合は、手順6~手順11の作業を繰り返しおこないます。すべてのルールを作成したら、[OK]ボタンをクリックします。
ヒント
作成したルールは、優先順位を設定することが可能です。リストの上位にあるルールが優先度が最も高く、リストの下位にあるルールが優先度が最も低くなります。
ルールの順位の変更は、作成したルールを選択して、画面右下の[△]ボタン、または、[▽]ボタンをクリックすることで変更可能です。
  1. [OK]ボタンをクリックして、設定ウインドウを閉じます。
上記の手順を実施しても通信ができない場合は、以下の弊社サポートセンターまでお問い合わせください。
 
■ サポートセンターのご案内
 
対象製品 製品名 サポートセンター
個人向け製品
・ESET HOME セキュリティ アルティメット
・ESET HOME セキュリティ プレミアム
・ESET HOME セキュリティ エッセンシャル
 
※ 旧製品(ESET スマート セキュリティ プレミアム、ESET インターネット セキュリティ)を含む。
・ESET インターネット セキュリティ まるごと安心パック
CLUB ESETにログイン後、[サポート]をクリックして表示される画面内でご案内している「まるごと安心パック専用お問い合わせ窓口」にお問い合わせください。
SOHO向け製品
 
・ESET スモール ビジネス セキュリティ
 
 
 
プログラム
ESET Security Ultimate, ESET Smart Security Premium, ESET Internet Security, ESET Small Business Security
プラットフォーム(OS)
Windows

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