本ページでは、管理サーバーESET Endpoint Encryption Serverで管理しているクライアントPCのHDD/SSDを復号する手順についてご案内いたします。 なおクライアントプログラムESET Endpoint Encryptionを「EEE」、管理サーバーESET Endpoint Encryption Serverを「EEEサーバー」と省略して記載いたします。
EEEサーバーで管理されているクライアントPCに導入しているEEEは暗号化の時同様に、クライアントPC端末上の操作で復号できません。
EEEサーバー上で復号を実施するコマンドを発行することで、クライアントPC上のHDD/SSDが復号されます。
<複数台のクライアントPCの復号について>
EEEサーバー上で複数のクライアントPCに復号を実施する場合、同時に複数のクライアントPCに対して、復号を実施するコマンドを発行することはできません。
以下にEEEサーバーで復号を操作する手順をご案内します。
<非暗号化領域も表示されている場合>
暗号化領域と非暗号化領域の両方が表示されている場合は、暗号化領域の「復号化」ボタンをクリックします。
(※画面はEEEサーバー Ver.3.6.0のものです。)
<作業前にお読みください>
クライアントPCでは、EEEサーバーが発行した復号コマンドを読み込むために、同期を実施する必要があります。
クライアントPCはネットワークに接続されている場合、クライアントPC起動時または定期的にEEEサーバーと同期を行います。
本手順は即時動作確認を行いたい場合にのみ実施いただくようお願いいたします。
なお、同期を実施するためにはクライアントPCがインターネットに接続する必要があります。クライアントPCが起動していない、もしくはオフライン環境にある場合は復号を実施できません。
復号作業はバッテリーモードでは動作しません。PCが電源に接続された状態でのみ実施されます。
また、復号作業途中にWindowsのシャットダウン、再起動などを実施すると、次回Windowsが起動したタイミングで、復号作業が中断したところから継続して復号が実施されます。