本ページでは、ESET Endpoint Encryption Serverで管理されていないクライアントPCで使用する管理者パスワードについてご案内いたします。

ESET Endpoint Encryptionでは、フルディスク暗号化時のプリブート認証において、複数のユーザーを登録することができ、複数ユーザーでログインすることができます。なお、クライアントPC暗号化時には必ず「admin」というIDのビルトインユーザーが作成され、同ユーザーに自動的に設定されるパスワードが「管理者パスワード」です。

管理者パスワードには以下の特徴があります。

• 管理者パスワードはフルディスク暗号化を開始する際に必ず生成されます。
• 管理者パスワードはHTML形式のファイルで生成されます。
• 管理者パスワードはランダムの文字列で生成されます。ユーザーが任意で文字列を指定することはできません。
• 管理者パスワードが記載されたファイルはフルディスク暗号化を実施するPC本体に保存することはできません。
• 現在使用している管理者パスワードが記載されたファイルは再生成することができません。

管理者パスワードは極めて重要な情報ですので、大切に保管ください。

管理者パスワードを確認する方法

管理者パスワードはHTMファイル、または印刷した資料から確認します。

管理者パスワードが記載されたファイルはフルディスク暗号化を実施するPC本体に保存することはできません。
リムーバブルメディアやネットワークドライブ、または印刷して保管した場所をお探しください。

 

（※画面はHTMファイルまたは印刷した管理者パスワードの画像です。）