セキュリティ管理ツールを利用して、クライアント用プログラムのインストールを自動的におこなう方法

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法人向けサーバー・クライアント用製品カテゴリー一覧 > インストール・アンインストール > 仕様・手順 > セキュリティ管理ツールを利用して、クライアント用プログラムのインストールを自動的におこなう方法

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No : 5157
公開日時 : 2024/01/18 10:00
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回答

以下の手順で、セキュリティ管理ツールを利用して、クライアント用プログラムのインストールを自動的におこなうことができます。

■ 注意事項

本手順は、Windows環境のクライアント端末のみに対して実施いただけます。

管理している端末に他社製品がインストールされている場合は、本手順実施後に他社製品を別途アンインストールしてください。他社製品をアンインストールすると、自動的にESET製品のクライアント用プログラムがインストールされます。

旧バージョンのクライアント用プログラムをインストールする場合は、事前にユーザーズサイトより、クライアント用プログラムをダウンロードします。
ダウンロードしたクライアント用プログラムは、タスクの実行時にクライアント端末側で参照するため、クライアント端末が接続可能なWebサーバーや共有フォルダーなどに保存してください。

■ 前提条件

管理する端末に他社製品がインストールされている場合、インストールされているすべての他社製品を把握していること

管理するすべてのクライアント端末に ESET Management エージェントがインストールされていて、セキュリティ管理ツールで端末が管理されていること
※ ESET Management エージェントがインストールされていない場合は、こちらを参照し、ESET Management エージェントをインストールしてください。

※ Webコンソールにクライアント端末が表示されない場合は、こちらをご参照ください。

各クライアント端末の［詳細］→［インストール済みアプリケーション］画面に、クライアント端末にインストールされたアプリケーションがすべて表示されていること

＜クライアント端末にインストールされたアプリケーションをすべて表示する手順＞
クラウド型セキュリティ管理ツールをご利用の場合
ESET Management エージェントの設定項目「インストールされているESET製品以外のアプリケーションを報告」を有効に変更します。本項目に関して設定したポリシーを作成し、設定を適用したいコンピューターに配布します。

ポリシー作成の全体の手順については、以下のWebページの［ポリシーを「新規作成」「複製」する場合］をご参照ください。

なお、ポリシーの設定（以下のWebページの手順4と手順5）については、後述の「●ポリシーの設定」をご確認ください。

［Q&A］クラウド型セキュリティ管理ツールを利用して、新しいポリシーを作成する手順

● ポリシーの設定

上記Webページ内の手順4で、［製品を選択…］から「ESET Management Agent」を選択します。

上記Webページ内の手順5で、［詳細設定］→［インストールされているESET製品以外のアプリケーションを報告］を有効にします。
オンプレミス型セキュリティ管理ツールをご利用の場合
ESET Management エージェントの設定項目「インストールされているESET製品以外のアプリケーションを報告」を有効に変更します。

Webコンソールを起動して、オンプレミス型セキュリティ管理ツールにログインします。
※ Webコンソールには以下のURLよりアクセスできます。
https://（Webサーバーのホスト名、または、IPアドレス）/era/

［ポリシー］→［ビルトインポリシー］→［ESET Management Agent］→［アプリケーションレポート－すべてのインストールされているアプリケーションを報告］を選択し、［割り当ての変更］を選択します。

［割り当て］ボタンをクリックします。

ポリシーを適用するグループ / コンピューターにチェックを入れて、［OK］ボタンをクリックします。

［終了］ボタンをクリックします。

■ リモートインストール手順

Step.1 「ESET製品も他社製品もインストールされていない」グループを作成

Step.1では、以下のグループを作成します。

ESET製品も他社製品もインストールされていないWindows（Windows 10 などのクライアントOS）端末のグループ
ESET製品も他社製品もインストールされていないWindows（Windows Server 2016 などのサーバーOS）端末のグループ

上記グループの作成手順については、以下をご確認ください。

手順の詳細はこちら

以下の手順でセキュリティ管理ツールにログインします。

クラウド型セキュリティ管理ツールの場合

オンプレミス型セキュリティ管理ツールの場合

Windows（クライアントOS）端末で、ESET製品も他社製品もインストールされていないグループを作成します。
［コンピューター］→［グループ］より［Windows（デスクトップ）］を選択→その横に表示された歯車のマークをクリック→［新しい動的グループ］を選択します。

※ Windows（クライアントOS）端末を管理していない場合は、Windows（サーバーOS）端末で、ESET製品も他社製品もインストールされていないグループを作成します。
［コンピューター］→［グループ］より［Windows（サーバー）］を選択→その横に表示された歯車のマークをクリック→［新しい動的グループ］を選択します。

［基本］を展開し、任意の名前（例：ウイルス対策ソフトがインストールされていない）を入力します。
※ ［説明］の入力は任意です。
［テンプレート］を展開し、［新規作成］ボタンをクリックします。

［基本］を展開し、任意の名前（例：ウイルス対策ソフトがインストールされていない端末）を入力します。
※ ESET PROTECT on-prem V11 以降をご利用の場合、「時間ルールの使用」をチェックすることでルール設定ができます。

※ ［説明］の入力は任意です。

［式］を展開し、［処理］のプルダウンリストから［NOR（すべての条件が偽であること）］を選択します。

［ルールの追加］をクリックします。

［コンピューター］→［管理された製品マスク］をクリックし、［OK］ボタンをクリックします。

アイコンにカーソルを合わせ、［ESET保護：デスクトップ］が選択されていることを確認します。
※ 項目が設定されていない場合は、［＋］ボタンをクリックし、［ESET保護：デスクトップ］を選択します。

［ルールの追加］をクリックします。

［コンピューター］→［管理された製品マスク］をクリックし、［OK］ボタンをクリックします。

［ESET保護：デスクトップ］のアイコンをクリックして項目を削除し、［＋］ボタンをクリックして［ESET保護：サーバー］を選択します。
※ 管理している端末で他社製品がインストールされた端末がない場合は、手順12実施後、手順17へお進みください。

［ルールの追加］をクリックします。

［インストールされたソフトウェア］→［アプリケーション名］をクリックし、［OK］ボタンをクリックします。

他社製品のプログラム名を入力します。
※ 他社製品のプログラム名は、クライアント端末の［詳細を表示］→［インストール済みアプリケーション］画面に表示されているプログラム名を入力してください。

異なる他社製品がインストールされている場合は、手順13～手順15を繰り返しおこない、すべての他社製品を登録します。

手順5で［時間ルールの使用］にチェックを入れた場合は、［時間ルール］を展開し［開始時刻］と［終了時刻］をそれぞれ設定します。

［終了］ボタンをクリックします。

［終了］ボタンをクリックします。

Windows Server OSのクライアント端末で、ESET製品も他社製品もインストールされていないグループを作成したい場合は、手順2～手順18を実施します。

グループ作成後、手順2で選択したグループ（例：Windows（デスクトップ）、または、Windows（サーバー））に登録されているクライアント端末で、ESET Management エージェントがセキュリティ管理ツールに接続した際に、ESET製品も他社製品もインストールされていない端末が、作成したグループ（例：ウイルス対策ソフトがインストールされていない）に登録されます。

※ 管理している端末に他社製品がインストールされている端末がある場合、他社製品をアンインストールすると、ESET Management エージェントがセキュリティ管理ツールに接続した際に、自動で作成したグループに登録されます。

また、本方法でインストールするのに使用するタスクは、1つのタスクで複数のプログラムをインストールさせることはできません。端末によってインストールするクライアント用プログラムを変えたい場合は、同じクライアント用プログラムをインストールする端末ごとにさらにグループを作成してください。

Step.2 クライアント用プログラムをインストールするタスクの作成

Step.1で作成したグループ（例：ウイルス対策ソフトがインストールされていない）ごとに、クライアント用プログラムをインストールするタスクを作成し、割り当てます。

＜作成手順＞

手順の詳細はこちら

Webコンソールからログアウトしている場合は、再度セキュリティ管理ツールにログインします。

［タスク］→ クライアントタスクの［OS］→［ソフトウェアインストール］→［新規作成］→［クライアントタスク］とクリックします。

［基本］を展開し、任意の名前（例：インストールタスク）を入力します。
※ ［説明］の入力は任意です。

［設定］を展開し、クライアント端末にインストールするクライアント用プログラムを選択します。

クライアント端末とサーバーがインターネットに接続できる場合

1）［インストールするパッケージ］→［リポジトリからパッケージをインストール］を選択し、［リポジトリからパッケージを選択］の［選択］（または［リポジトリからパッケージをインストール］の横にある［パッケージの選択］）をクリックします。

2）インストールするプログラムを選択し、［OK］ボタンをクリックします。
※ 画面下の［その他の設定をカスタマイズ］をクリック（または画面左上の「□レガシー」にチェックを入れる）と旧バージョンも選択できます。

クライアント端末とサーバーがインターネットに接続できない場合

［直接パッケージURLでインストール］を選択して、ユーザーズサイトよりダウンロードしたクライアント用プログラムを直接参照するURLパスを入力します。

※ 認証が必要となるURLは使用しないでください。

例1：共有フォルダーやローカルフォルダーに保存した ESET Endpoint Security を参照する場合

file://\\（共有フォルダーパス）\ees_nt64_JPN.msi

例2：Webサーバーに保存した ESET Endpoint Security を参照する場合

http://（Webサーバーアドレス）/ees_nt64_JPN.msi