本ページでは、管理サーバー ESET Endpoint Encryption Server で管理されていない ESET Endpoint Encryption(以後、EEE)の設定項目についてご案内いたします。
「設定」タブ
「ESET Endpoint Encryption 設定」画面の表示方法
1. EEEアイコンを選択し、マウスを右クリックします。
2. 「設定」をクリックします。
チェックを入れると、Windows へログインした後、EEEの「スプラッシュスクリーン」が表示されます。
チェックを外すと、Windows へログインした後、EEEの「スプラッシュスクリーン」は表示されません。
<スプラッシュスクリーン画面>
チェックを入れると、Windows へログインした後、「ESET Endpoint Encryption ログイン」画面が表示されます。
チェックを外すと、Windows へログインした後、「ESET Endpoint Encryption ログイン」画面が表示されません。
※「キーファイル」の設定で、Windows ログイン後の自動ログインが有効化されていると「ESET Endpoint Encryption ログイン」の画面は表示されません。
チェックを入れると、デスクトップ画面に「ESET Endpoint Encryption シュレッダー」アイコンが表示されます。
チェックを外すと、「ESET Endpoint Encryption シュレッダー」アイコンが表示されません。またチェックが外れた状態では「ESET Endpoint Encryption シュレッダー」の機能をご利用できません。
<ESET Endpoint Encryption シュレッダー>
チェックを外すと、EEE のメニュー画面から「終了」をクリックした際に、「確認画面」は表示されずにEEEを終了します。
※カウントダウンは9秒で固定されており、変更できません。
<確認画面>
チェックを入れると、ファイル選択時のコンテキストメニューで「ESET Endpoint Encryption」から「暗号化して送信」を選択できます。
チェックを外すと、ファイル選択時のコンテキストメニューで「ESET Endpoint Encryption」の項目から「暗号化して送信」がグレーアウトします。
「暗号化して送信」を有効にするとファイルの暗号化をすると同時に、電子メールソフト「Microsoft Outlook」が起動し、暗号化されたファイルが添付された状態で、メールの送信画面が表示されます。
本機能は、電子メールソフト「Microsoft Outlook」をご利用している場合のみご利用可能な機能です。

ヒント
「暗号化して送信」を利用して対象のファイルを暗号化し、メールに添付する方法。
1. 暗号化したいファイルを選択して、マウスを右クリックします。
2. 「ESET Endpoint Encryption」にカーソルを合わせると、「暗号化して送信」が表示されます。
3. 「暗号化して送信」をクリックすると、ファイルを暗号化するための設定を経て、暗号化されたファイルをメールに添付できます。
4. メールソフトが起動して、送信メール作成画面が表示されます。
5. 添付ファイルに暗号化されたファイルが添付されます。
<Microsoft Outlook電子メール送信画面>
(※ 画面のメールソフトは「Microsoft Outlook」のものです。)
現在、本設定はご利用できません。
本設定について、チェックボックスにチェックが入っている場合、チェックが入っていない場合で、EEEの動作に違いは
ありません。
<EEE 設定画面 (抜粋)>
EEE のアイコンをダブルクリックした際、設定された以下の動作を行います。
〇ESET Endpoint Encryptionのログイン/ログアウト
EEEにログインしていない場合:ログインします。(パスワードの入力を求められます。)
EEEにログインしている場合:ログアウトします。
〇ESET Endpoint Encryptionのログアウト
EEEからログアウトします。
(ログアウト状態でEEEのアイコンをダブルクリックした場合、動作しません。)
〇設定の起動
〇キーマネージャーの起動
「暗号化キーマネージャー」画面が起動します。
<暗号化キーマネージャー画面>
なお、暗号化キーファイルを作成する手順については、以下のWebページにある「3.暗号化キーファイルの作成」をご参照ください。
〇キー転送ウィザードの起動
「ESET Endpoint Encryption キー転送ウィザード」画面が起動します。
<ESET Endpoint Encryption キー転送ウィザード画面>
なお、暗号化キーを転送する手順については、以下のWebページをご参照ください。
〇仮想ディスクマネージャーの起動
「ESET Endpoint Encryption 仮想ディスクマネージャー」画面が起動します。
<ESET Endpoint Encryption 仮想ディスクマネージャー画面>
なお、「ESET Endpoint Encryption 仮想ディスクマネージャー」の詳細な利用方法については、以下のWebページより「ESET Endpoint Encryption ユーザーズマニュアル」をダウンロードしていただき、「暗号化仮想ディスクを利用する」の項目をご参照ください。
〇なにもしない
EEEのアイコンをダブルクリックしても何も動作しません。
ファイルを復号した際に、復号前の暗号化ファイルに対して、本項目で設定した動作を行います。
〇暗号化ファイルを削除します。 (確認画面は表示されません。)
〇暗号化ファイルは削除しない。 (確認画面は表示されません。)
〇動作を確認する。 (以下のファイル削除の確認画面が表示されます。)
<ファイル削除の確認画面>
「有効化」に設定していると、Windowsへログインした後、自動的にEEEへログインします。
設定画面で「無効化」と表示されている場合は、EEEへの自動ログインは有効化されています。
「有効化」と表示されている場合は、EEEへの自動ログインは無効化されています。
「無効化」の状態から「有効化」に設定変更する際、キーファイルパスワードの入力画面が表示されます。
パスワードを入力することで「有効化」の設定になります。
※「有効化」の状態から「無効化」に設定変更する際、キーファイルパスワードの入力は不要です。
<キーファイルパスワードの入力画面>
本機能は、Windows の操作をしていない場合に、設定した時間が経過することでEEEからログオフする機能です。EEEがログオフ状態の場合、EEEアイコンで利用できる機能が制限されます。
※本機能は、Windowsの画面ロック機能ではありません。
〇ESET Endpoint Encryption を無効化しない
チェックを入れると、Windows の操作を一定時間していなくても、EEEにログインした状態を保持します。
〇ESET Endpoint Encryption を無効化するのにスクリーンセーバー有効化を使用する
Windows 上でスクリーンセーバーを使用している際、スクリーンセーバーが動作すると、EEEはログオフ状態になります。
※スクリーンセーバーが無効になっているとグレーアウトして選択できません。
「ESET Endpoint Encryption を無効化するのにスクリーンセーバー有効化を使用する」を選択した場合、以下の設定が可能です。
<タイムアウト設定画面 (抜粋)>
〇ESET Endpoint Encryption を無効化するのにユーザー非アクティブを使用
チェックを入れると、Windows の操作をしていない場合、設定した時間が経過することでEEEからログオフします。
※「キーファイル」の設定からWindows ログイン後の自動ログインが有効化されていると「非アクティブタイムアウト」で設定した項目は無効になります。
・間隔 「 xx 」分
EEEは、『本設定の「間隔」の期間、Windowsの操作を行っていない』と確認すると、EEEをログオフ状態にします。(1-60分の間で設定できます。)
・ポーリング間 「 xx 」秒
設定したポーリングの秒数毎にポーリング(定期的な問い合わせ)を行い、Windows の操作状況を確認します。(1-60秒の間で設定できます。)
<タイムアウト設定画面 (抜粋)>
・非アクティブアラートメッセージを表示
チェックを入れると、上記「ESET Endpoint Encryption を無効化するのにユーザー非アクティブを使用」で設定した「間隔」の時間が経過し、
何も操作していないと、「ESET Endpoint Encryption 非アクティブアラート」画面が表示されます。
チェックを外すと、「ESET Endpoint Encryption 非アクティブアラート」画面が表示されずに、EEEからログオフします。
<タイムアウト設定画面 (抜粋)>
<ESET Endpoint Encryption 非アクティブアラート画面>
「フルディスク暗号化」タブ
フルディスク暗号化を実施していると、「フルディスク暗号化」のタブが表示されます。
<ESET Endpoint Encryption 設定画面>
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「変更」ボタンをクリックすると、「FDEパスワードの変更」の画面が表示されます。
EEEのプリブート認証画面で入力するパスワードを変更できます。
<FDEパスワードの変更画面>
「管理」ボタンをクリックすると、「ブートローダーキーボードマネージャー」の画面が表示されます。
キーボード入力設定を変更できますが、「既定のキーボード」欄は、「日本語」でご利用ください。
※通常は設定の変更を行いません。サポートセンターから指示のあった場合のみ変更ください。
<ブートローダーキーボードマネージャー画面>
「開く」ボタンをクリックすると、「ESET Endpoint Encryption フルディスク暗号化」の画面が表示されます。
「ディスクの管理」で、HDD/SSDを暗号化、復号できます。
「ユーザーの管理」で、EEEのプリブート認証画面で入力するユーザーを追加、削除できます。
<ESET Endpoint Encryption フルディスク暗号化画面>