以下のパッケージは、OSリポジトリに接続できる場合、ESET Server Security for Linux のインストール時に自動でインストールされます
オフライン環境で利用していてOSリポジトリに接続できない場合は、手動で以下のパッケージをインストールしてから、ESET Server Security for Linux のインストールを実施してください。
| 必要なパッケージ | Red Hat Enterprise Linux |
SUSE Linux Enterprise Server |
Amazon Linux | AlmaLinux | Rocky Linux | Oracle Linux | Debian | Ubuntu |
| openssl | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| kernel-devel | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ‐ | ‐ |
| gcc | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| perl | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| nftables | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| nss-tools | ○ | ○ ※1 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○※3 | ○ |
| sqlite | ○ | ○ ※2 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ ※4 | ○ |
| tar | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| make | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| kernel-headers | ○ | ‐ | ○ | ○ | ○ | ○ | ‐ | ‐ |
| kernel-default-devel | ‐ | ○ | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ |
| kernel-macros | ‐ | ○ | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ |
| linux-glibc-devel | ‐ | ○ | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ |
| linux-headers-generic | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ○ | ○ |
| linux-headers-generic-hwe | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ○ | ○ |
| libelf-dev | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ○ | ○ |
| libudev1 | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ○ | ○ |
| cron | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ○ | ○ |
| anacron | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ○ | ○ |
| btrfs-progs | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ○ | ○ |
| libcurl | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ | ○ | ○ |
※1 SUSE Linux Enterprise Serverの場合は、「mozilla-nss-tools」がインストールされます。
※2 SUSE Linux Enterprise Serverの場合は、「sqlite3」がインストールされます。
※3 Debianの場合は、「libnss3-tools」がインストールされます。
※4 Debianの場合は、「libsqlite3」がインストールされます。
en-US.UTF-8ロケールについて
en-US.UTF-8ロケールがインストールされていないと、ESET Server Security for Linux のインストールに失敗します。
en-US.UTF-8ロケールをインストールしてから、ESET Server Security for Linux をインストールしてください。
なお、ロケールのインストールは、以下のコマンドでインストールできます。
| コマンド | |
Red Hat Enterprise Linux 8 / 9
AlmaLinux
Rocky Linux
|
# dnf install glibc-langpack-en |
kernelバージョンについて
リアルタイムファイルシステム保護機能を有効にするには、以下のkernelのバージョンを揃える必要があります。
| OS | バージョンを揃える必要があるkernel
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プロセス除外に登録するパスについて
プロセス除外で登録するパスにシンボリックリンクが含まれていると除外されません。
プロセス除外が機能しない場合は、登録したパスにシンボリックリンクが含まれているかをご確認ください。
設定例:「vi」を登録する場合
| /usr/bin/vi |
パフォーマンス除外の登録について
[設定]→[検出エンジン]→[基本]→[パフォーマンス除外]より、特定のディレクトリ配下を除外設定する場合は、以下のように登録してください。
設定例:「/root」配下を除外する場合
| /root/* |
Webアクセス保護のアドレスリスト内にある「許可するアドレスのリスト」について
本製品の[設定]→[保護]→[Webアクセス保護]→[URLアドレス管理]→[アドレスリスト]内にある「許可するアドレスのリスト」ですが、ブロックするアドレスのリスト内に記録されているアドレスの特定のページのみアクセスされる場合に登録する機能です。本設定に登録したURLが無条件に許可されるわけではありませんのでご注意ください。
設定例:ブロック登録されているアドレスの特定のページのみ参照させる場合
| ブロックされたアドレス:https://BlockURL/* 許可するアドレスのリスト:https://BlockURL/permit →ブロックされたアドレス内の「https://BlockURL/permit」ページのみ参照可能となる |
リスニングアドレスを空欄にしてポート番号を変更すると、ポート番号の変更ができない
リスニングアドレスを空欄にしてポート番号の変更をおこなうと、変更したポート番号に変更できず、Webインターフェースにアクセスできません。
本現象が発生した場合は、以下のコマンドにてポート番号を変更してください。
| # /opt/eset/efs/sbin/setgui –i <IP>:<Port> |
SELinux が導入されていない環境でプログラムをバージョンアップすると、Webコンソールにエラーが表示される
SELinux が導入されていない環境で旧バージョンからプログラムをバージョンアップすると、Webコンソールに以下のエラーが表示されます。
| /var/tmp/rpm-tmp.wARwrm: line 31: semodule: command not found |
正常にプログラムのバージョンアップは完了しており、動作に問題ありません。そのままご利用ください。
「隔離」から復元したウイルス検体がリアルタイム検査にて検出されない
「隔離」したウイルス検体を復元した際に、リアルタイム検査にて検出されません。