ESET Server Security for Linux V9.1.98.0 から ESET Server Security for Linux V10.0.328.0 の変更点は以下の通りです。
■ 追加(V9.1.98.0 から V10.0.328.0)
以下の機能が追加・強化されました。
- AlmaLinux 9 がサポート対象になりました
- 最小モジュールインストーラー(efs.x86_64.bin)の提供を開始しました
- カーネルモジュールの実行中にスキャンをおこない、悪意のあるコンテンツを検出するとモジュールの読み込みをブロックするようになりました
- ESET Bridgeの HTTPS 更新リクエストをキャッシュできる機能に対応しました
- 高度な機械学習保護機能の追加
リアルタイムファイルシステム保護、および、マルウェア検査で使用するモジュールに「高度な機械学習保護モジュール」が追加され、検出感度を最大、標準、最小から設定できるようになりました。
- デフォルトの一時ディレクトリ(/tmp)を任意のカスタムディレクトリに変更することが可能になりました
- [パスワード変更]ボタンの場所が変更になりました
■ 修正(V9.1.98.0 から V10.0.328.0)
修正された不具合はありません。
■ ご利用上の注意事項(V10.0.328.0)
以下の注意事項があります。
■ 既知の不具合(V10.0.328.0)
以下の不具合を確認しております。
- リスニングアドレスを空欄にしてポート番号を変更すると、ポート番号の変更ができない
リスニングアドレスを空欄にしてポート番号の変更をおこなうと、変更したポート番号に変更できず、Webインターフェースにアクセスできません。
本現象が発生した場合は、以下のコマンドにてポート番号を変更してください。
# /opt/eset/efs/sbin/setgui –i <IP>:<Port> |
- SELinux が導入されていない環境でプログラムをバージョンアップすると、Webコンソールにエラーが表示される
SELinux が導入されていない環境で旧バージョンからプログラムをバージョンアップすると、Webコンソールに以下のエラーが表示されます。
/var/tmp/rpm-tmp.wARwrm: line 31: semodule: command not found |
正常にプログラムのバージョンアップは完了しており、動作に問題ありません。そのままご利用ください。
その他サポート情報につきましては、
こちらをご参照ください。