コンピュータの検査(スマート検査 / カスタム検査)を実施した際、ログに「C:\hiberfil.sys - を開けません[4]」のようなエラーメッセージが表示される場合があります。
■ 対象プログラム
- ESET Smart Security Premium
- ESET Internet Security
- ESET NOD32アンチウイルス
■ 本メッセージについて
本エラーメッセージは、ESET Smart Security Premium / ESET Internet Security / ESET NOD32アンチウイルス の異常な動作を示すものではございません。
「C:\hiberfil.sys - を開けません[4]」
「C:\pagefile.sys - を開けません[4]」
「*************** - を開けません[4]」
※ "*"は任意のファイル名
Windowsのシステムやアプリケーションが独占的に使用しているファイルを検査した際に、本エラーメッセージが表示されます。
hiberfil.sys、pagefile.sys、「***** - を開けません[4]」と表示されるファイルは、Windowsのシステムやアプリケーションが排他的に利用しているファイルで、他のアプリケーションから開くことができません。
※ 「hiberfil.sys」はパソコンが休止状態に移行する時にメモリの内容をファイルに保存するために使用されるファイル、「pagefile.sys」は仮想メモリ技法を実現するためのスワップファイルです。その他の該当ファイルの詳細については、アプリケーションの開発元にご確認ください。
■ 対応策
通常起動時に検査できなかったファイルを検査したい場合は、ESET SysRescue Live を利用して、ウイルス検査を実施してください。
※ ESET SysRescue Live の利用手順については、
こちらをご参照ください。
※ ESET SysRescue Live は、Windows 11 には対応していません。
■ 参考
特定のファイル / フォルダーをコンピュータの検査から除外する設定をおこなうこともできます。
設定方法の詳細は、以下のWebページをご参照ください。