ネットワーク接続のプリンターや複合機を使用して印刷やスキャンができない場合、または、コンピューター間でファイル共有ができない場合は、通信する端末の間で、通信が遮断されている可能性があります。
※ Mac向けプログラムをご利用中に同様の現象が発生する場合は、
こちらの手順を参考に通信許可ルールの作成を実施してください。
■ 対象プログラム
- ESET Security Ultimate
- ESET Smart Security Premium
- ESET Internet Security
- ESET Small Business Security
■ 設定手順
以下の Step.1 ~ Step.4 の手順に従い、現象が改善されるかをご確認ください。
Step.1 一時的にファイアウォールの機能を停止する
ファイアウォール機能により、通信が遮断されている可能性があります。
以下の手順を参照して、一時的にファイアウォール機能を無効にし、現象が改善されるかをご確認ください。
< 設定手順 >
- 画面右下の通知領域にあるESET製品のアイコンをクリックして、基本画面を開きます。
- 「設定」→「ネットワーク保護」をクリックします。
- 「ファイアウォール」の左横にある緑色のバーをクリックします。
- 「ファイアウォールを無効にしますか?」ダイアログボックスが表示されるので、無効にする時間を指定して[適用]ボタンをクリックします。
- 通信ができるかご確認ください。
- 確認後、再度手順1~3を実施して、「ファイアウォール」の左横にある赤色のバーをクリックし、ファイアウォールの設定を有効に戻します。
上記の手順で現象の改善を確認できた場合は、Step.2 に進んでください。
現象の改善を確認できなかった場合は、
こちらより弊社サポートセンターまでお問い合わせください。
Step.2 「ネットワークコンピューターの保護モード」の設定を変更する
「ネットワークコンピューターの保護モード」の設定に「Windowsの設定を使用する」や、「信頼できないネットワーク」(または「パブリックネットワーク」)が選択されている場合、設定を「信頼できるネットワーク」(または「自宅または職場ネットワーク」)に変更することで、ファイアウォールの機能が有効な状態でも通信が可能になる場合があります。
以下の手順を参照して、「ネットワークコンピューターの保護モード」の設定を確認・変更し、現象が改善されるかをご確認ください。
※ 本手順はご家庭内のネットワーク環境、または、職場内のネットワーク環境に接続している場合にのみ実施してください。公共のネットワーク環境では実施しないようにご注意ください。
※ 本手順は、ファイアウォールの設定を有効に戻してから実施してください。
< 設定手順 >
- 画面右下の通知領域にあるESET製品のアイコンをクリックして、基本画面を開きます。
- 「設定」→「ネットワーク保護」をクリックします。
- 「ネットワーク接続」をクリックします。
- ご利用中のネットワークを右クリックし「編集」をクリックします。
※ユーザーアカウント制御画面が表示された場合は、[はい]を選択します。
- 「ネットワーク保護の設定」画面が表示されるので、「プライベート(信頼)」を選択して、[OK]ボタンをクリックします。
以上で、「ネットワークコンピューターの保護モード」の設定を確認・変更する手順は終了です。通信ができるかご確認ください。
上記の手順で現象の改善を確認できた場合は、以上ですべての手順が終了となります。
現象の改善を確認できなかった場合、または、既に「プライベート(信頼)」が選択されていた場合は、Step.3 の手順を実施してください。
Step.3 IPアドレスを信頼ゾーンに追加する
対象のIPアドレスを信頼ゾーンに追加することで、ファイアウォールの機能が有効な状態でも通信が可能になる場合があります。
以下の手順を参照してIPアドレスを信頼ゾーンに追加し、現象が改善されるかをご確認ください。
※ 本設定を実施することで、ファイアウォール機能により遮断されていた特定の通信を許可しますが、リアルタイムファイルシステム保護機能(ファイルの読み込み/書き込み/実行時にファイルを検査する機能)にて常時監視されていますので、ウイルス検査機能への影響はありません。
< 設定手順 >
- 画面右下の通知領域内のESET製品のアイコンをクリックします。
- 「設定」→「詳細設定」をクリックし、設定ウインドウを開きます。
- 「保護」→「ネットワークアクセス保護」→「ネットワーク検査」と展開して、「IPセット」の「編集」をクリックします。
- 「信頼ゾーン」を選択し、[編集]ボタンをクリックします。
- 「IPセットの編集」画面が表示されるので「リモートコンピューターアドレス」に、通信相手となる端末が使用するIPアドレスや、IPアドレスの範囲指定、サブネットマスクを設定します。
複数のIPアドレスや、サブネットマスクを設定する場合は、「,」(カンマ)で区切る必要があります。
IPアドレスを範囲指定する場合は、「‐」(ハイフン)による範囲指定が可能です。
| IPアドレス |
端末が使用する単一のIPアドレスを指定します。(例:192.168.0.1) |
| IPアドレスの範囲指定 |
端末が使用するIPアドレスの範囲を指定します。(例:192.168.0.1-192.168.0.100) |
| サブネットマスク |
サブネットマスクを指定します。(例:192.168.0.0/255.255.255.0) |
- [OK]ボタンをクリックします。
- IPアドレスが「信頼ゾーン」に追加されていることを確認して[OK]ボタンをクリックします。
- [OK]ボタンをクリックして、設定ウィンドウを閉じます。
※ユーザーアカウント制御画面が表示された場合は、[はい]を選択します。
以上でIPアドレスを信頼ゾーンに追加する手順は終了です。通信ができるかご確認ください。
上記の手順で現象の改善を確認できた場合は、以上ですべての手順が終了となります。
現象の改善を確認できなかった場合は、Step.4 の手順を実施してください。
Step.4 通信ルールを作成する
通信ルールを作成することで、ファイアウォールの機能が有効な状態でも通信が可能になる場合があります。
以下の手順を参照して通信ルールを作成し、現象が改善されるかをご確認ください。
上記の手順を実施しても通信ができない場合は、以下の弊社サポートセンターまでお問い合わせください。
■ サポートセンターのご案内
| 対象製品 |
製品名 |
サポートセンター |
| 個人向け製品 |
・ESET HOME セキュリティ アルティメット
・ESET HOME セキュリティ プレミアム
・ESET HOME セキュリティ エッセンシャル
※ 旧製品(ESET スマート セキュリティ プレミアム、ESET インターネット セキュリティ)を含む。
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・ESET インターネット セキュリティ まるごと安心パック
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CLUB ESETにログイン後、[サポート]をクリックして表示される画面内でご案内している「まるごと安心パック専用お問い合わせ窓口」にお問い合わせください。
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| SOHO向け製品 |
・ESET スモール ビジネス セキュリティ
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