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検査対象からバックアップソフトを除外するには？
回答
以下の手順で、ESET製品の検査対象から、他社製バックアップソフトのファイルを除外することができます。
■ 目的
他社製バックアップソフトにてバックアップをおこなう際に、ESET File Security for Microsoft Windows Server V4.5 以降が起動していると、サーバーのパフォーマンスが低下する可能性があります。
このため、事前にESET製品の検査対象から、該当するバックアップを実行するファイル（.exe）、および、バックアップ先のファイル / フォルダー（バックアップ先が固定の場合のみ）を除外してください。
除外設定は、クライアント用プログラムを直接操作しておこなう方法と、クライアント管理用プログラムを使用して遠隔地からおこなう方法の2通りの方法があります。
■ 除外手順
クライアント用プログラムを直接操作して除外設定をおこなう場合
＜ バックアップを実行するファイル（.exe）を除外する手順 ＞
※ バックアップ先が共有フォルダーの場合、ここではバックアップを実行するファイル（.exe）の除外のみをおこない、後述の「バックアップ先（共有フォルダー）を検査対象から除外する手順」もあわせて実施してください。
※ ESET File Security for Microsoft Windows Server V6.2 以降をご利用の場合、バックアップを実行するファイル（.exe）のみ指定してください。指定した実行ファイルがバックアップの際に参照するファイルも自動的に検査から除外されます。
- 画面右下にある通知領域内のESET製品のアイコンをダブルクリックします。
- キーボードの［F5］キーを押して、設定ウインドウを開きます。
- 以下のようにクリックし、展開します。
- ESET File Security for Microsoft Windows Server V7.1 の場合
［検出エンジン］→［リアルタイムファイルシステム保護］→［検査対象外とするプロセス］の［編集］ - ESET File Security for Microsoft Windows Server V7.0 の場合
［検出エンジン］→［基本］→［検査対象外とするプロセス］の［編集］ - ESET File Security for Microsoft Windows Server V6.2 / V6.3 / V6.4 / V6.5 の場合
［ウイルス対策］→［検査対象外とするプロセス］の［編集］ - ESET File Security for Microsoft Windows Server V4.5 の場合
［コンピュータ保護］→［ウイルス・スパイウェア対策］→［除外］
- ESET File Security for Microsoft Windows Server V7.1 の場合
- ［追加］ボタンをクリックして、バックアップを実行するファイル（.exe）、バックアップ先のファイル、または、フォルダーを指定します。
- ［OK］ボタンをクリックし、設定ウインドウを閉じます。
＜ バックアップ先（共有フォルダー）を検査対象から除外する手順 ＞
以下の手順で、ネットワークドライブを検査対象から除外します。
※ ESET File Security for Microsoft Windows Server V4.5 では、既定ではネットワークドライブ検査は無効ですが、本設定の不具合により、設定を変更していない場合にも検査が有効になっている可能性があることを確認しております。検査を無効にする手順はこちら。
- 画面右下にある通知領域内のESET製品のアイコンをダブルクリックします。
- キーボードの［F5］キーを押して、設定ウインドウを開きます。
- 以下のようにクリックし、展開します。
- ESET File Security for Microsoft Windows Server V7.0 / V7.1 の場合
［検出エンジン］→［リアルタイムファイルシステム保護］ - ESET File Security for Microsoft Windows Server V6.2 / V6.3 / V6.4 / V6.5 の場合
［ウイルス対策］→［リアルタイムファイルシステム保護］ - ESET File Security for Microsoft Windows Server V4.5 の場合
［コンピュータ保護］→［ウイルス・スパイウェア対策］→［リアルタイムファイルシステム保護］
- ESET File Security for Microsoft Windows Server V7.0 / V7.1 の場合
- ［検査するメディア］欄にある［ネットワークドライブ］のチェックを外します。
- ［OK］ボタンをクリックし、設定ウインドウを閉じます。
クライアント管理用プログラムを利用して除外設定をおこなう場合
以下より、ご利用中のクライアント管理用プログラムを選択し、ご参照ください。
ESET Security Management Center V7.0 以降の場合
※ 本手順は、ESET Security Management Center V7.0 でご案内していますが、他のバージョンにおいても同様の手順で実施していただけます。
- ESMC Webコンソール を起動して、ESET Security Management Center Server に接続します。
※ ESMC Webコンソールには以下のURLよりアクセスできます。
https://（Webサーバーのサーバー名、または、IPアドレス）/era/
（※ 画面は ESET Security Management Center V7.0 のものです。） - ［ポリシー］→画面下にある［ポリシー］ボタンをクリックし、［新規作成］を選択します。
※ V7.1 以降をご利用の場合は、［ポリシー］→画面下にある［アクション］ボタンをクリックし、［新規作成］を選択します。
（※ 画面は ESET Security Management Center V7.0 のものです。）
（※ 画面は ESET Security Management Center V7.1 のものです。） - ［基本］を展開し、任意の名前（例：除外設定ポリシー）を入力します。
※ ［説明］の入力は任意です。
（※ 画面は ESET Security Management Center V7.0 のものです。） - ［設定］を展開し、以下のように選択します。
- ESET File Security for Microsoft Windows Server V6.2 以降の設定を変更する場合
ESET File Security for Windows Server (V6+) - ESET File Security for Microsoft Windows Server V4.5 の設定を変更する場合
ESET File Security for Windows Server (V4)
（※ 画面は ESET Security Management Center V7.0 のものです。） - ESET File Security for Microsoft Windows Server V6.2 以降の設定を変更する場合
- 以下のようにクリックし、展開します。
※ バックアップ先が共有フォルダーではない場合、本手順は実施せず、手順7へお進みください。
- ESET File Security for Microsoft Windows Server V6.2 以降の設定を変更する場合
［検出エンジン］→［リアルタイムファイルシステム保護］→［基本］ - ESET File Security for Microsoft Windows Server V4.5 の設定を変更する場合
［コンピュータ］→［リアルタイムファイルシステム保護］
（※ 画面は ESET Security Management Center V7.0 のものです。） - ESET File Security for Microsoft Windows Server V6.2 以降の設定を変更する場合
- 以下の対応をします。
- ESET File Security for Microsoft Windows Server V6.2 以降の設定を変更する場合
［検査するメディア］欄にある［ネットワークドライブ］のチェックを外し、ネットワークドライブを検査対象から除外します。 - ESET File Security for Microsoft Windows Server V4.5 の設定を変更する場合
［検査するメディア］欄にある［ネットワークドライブ］のチェックが外れていることを確認します。
（※ 画面は ESET Security Management Center V7.0 のものです。） - ESET File Security for Microsoft Windows Server V6.2 以降の設定を変更する場合
- 以下のようにクリックし、展開します。
- ESET File Security for Microsoft Windows Server V7.0 以降の設定を変更する場合
［検出エンジン］→［リアルタイムファイルシステム保護］→［基本］→［検査対象外とするプロセス］の［編集］※ ESET File Security for Microsoft Windows Server V6.2 / V6.3 / V6.4 / V6.5は、適用対象外となります。 - ESET File Security for Microsoft Windows Server V4.5 の設定を変更する場合
［コンピュータ］→［除外］→［除外］の［編集］
（※ 画面は ESET Security Management Center V7.0 のものです。） - ESET File Security for Microsoft Windows Server V7.0 以降の設定を変更する場合
- ［追加］ボタンをクリックして、バックアップを実行するファイル（.exe）、バックアップ先のファイル、または、フォルダーを指定し、［OK］ボタンをクリックします。
※ バックアップ先が共有フォルダーの場合、ここではバックアップを実行するファイル（.exe）の除外のみをおこなってください。※ ESET File Security for Microsoft Windows Server V6.2 以降をご利用の場合、バックアップを実行するファイル（.exe）のみ指定してください。指定した実行ファイルがバックアップの際に参照するファイルも自動的に検査から除外されます。
（※ 画面は ESET Security Management Center V7.0 のものです。）
（※ 画面は ESET Security Management Center V7.0 のものです。） - 指定したパスが表示されていることを確認し、［保存］ボタンをクリックします。
（※ 画面は ESET Security Management Center V7.0 のものです。） - ［割り当て］を展開し、［割り当て］ボタンをクリックします。
（※ 画面は ESET Security Management Center V7.0 のものです。） - 管理しているクライアントのグループ（画面上部左側）、および、コンピューター名（画面上部右側）より、ポリシーを適用したいグループ、または、クライアント端末にチェックを入れて［OK］ボタンをクリックします。
（※ 画面は ESET Security Management Center V7.0 のものです。） - ［終了］ボタンをクリックします。
（※ 画面は ESET Security Management Center V7.0 のものです。）
ESET Remote Administrator V6.5 の場合
- ESET Remote Administrator Webコンソール を起動して、ESET Remote Administrator Server に接続します。
※ ESET Remote Administrator Webコンソールには以下のURLよりアクセスできます。
https://（Webサーバーのサーバー名、または、IPアドレス）/era/
（※ 画面は ESET Remote Administrator V6.5 のものです。） - ［管理］アイコン→［ポリシー］→左下にある［ポリシー］ボタンをクリックし、［新規作成］を選択します。
（※ 画面は ESET Remote Administrator V6.5 のものです。） - ［基本］を展開し、任意の名前（例：除外設定ポリシー）を入力します。
※ ［説明］の入力は任意です。
（※ 画面は ESET Remote Administrator V6.5 のものです。） - ［設定］を展開し、以下のように選択します。
- ESET File Security for Microsoft Windows Server V6.2 以降の設定を変更する場合
ESET File Security for Windows Server (V6+) - ESET File Security for Microsoft Windows Server V4.5 の設定を変更する場合
ESET File Security for Windows Server (V4)
（※ 画面は ESET Remote Administrator V6.5 のものです。） - ESET File Security for Microsoft Windows Server V6.2 以降の設定を変更する場合
- 以下のようにクリックし、展開します。
※ バックアップ先が共有フォルダーではない場合、本手順は実施せず、手順7へお進みください。
- ESET File Security for Microsoft Windows Server V6.2 以降の設定を変更する場合
［検出エンジン］→［リアルタイムファイルシステム保護］→［基本］ - ESET File Security for Microsoft Windows Server V4.5 の設定を変更する場合
［コンピュータ］→［リアルタイムファイルシステム保護］
（※ 画面は ESET Remote Administrator V6.5 のものです。） - ESET File Security for Microsoft Windows Server V6.2 以降の設定を変更する場合
- 以下の対応をします。
- ESET File Security for Microsoft Windows Server V6.2 以降の設定を変更する場合
［検査するメディア］欄にある［ネットワークドライブ］のチェックを外し、ネットワークドライブを検査対象から除外します。 - ESET File Security for Microsoft Windows Server V4.5 の設定を変更する場合
［検査するメディア］欄にある［ネットワークドライブ］のチェックが外れていることを確認します。
（※ 画面は ESET Remote Administrator V6.5 のものです。） - ESET File Security for Microsoft Windows Server V6.2 以降の設定を変更する場合
- 以下のようにクリックし、展開します。
- ESET File Security for Microsoft Windows Server V7.0 以降の設定を変更する場合
［検出エンジン］→［リアルタイムファイルシステム保護］→［基本］→［検査対象外とするプロセス］の［編集］※ ESET File Security for Microsoft Windows Server V6.2 / V6.3 / V6.4 / V6.5は、適用対象外となります。 - ESET File Security for Microsoft Windows Server V4.5 の設定を変更する場合
［コンピュータ］→［除外］→［除外］の［編集］
（※ 画面は ESET Remote Administrator V6.5 のものです。） - ESET File Security for Microsoft Windows Server V7.0 以降の設定を変更する場合
- ［追加］ボタンをクリックして、バックアップを実行するファイル（.exe）、バックアップ先のファイル、または、フォルダーを指定し、［OK］ボタンをクリックします。
※ バックアップ先が共有フォルダーの場合、ここではバックアップを実行するファイル（.exe）の除外のみをおこなってください。※ ESET File Security for Microsoft Windows Server V6.2 以降をご利用の場合、バックアップを実行するファイル（.exe）のみ指定してください。指定した実行ファイルがバックアップの際に参照するファイルも自動的に検査から除外されます。
（※ 画面は ESET Remote Administrator V6.5 のものです。）
（※ 画面は ESET Remote Administrator V6.5 のものです。） - 指定したパスが表示されていることを確認し、［保存］ボタンをクリックします。
（※ 画面は ESET Remote Administrator V6.5 のものです。） - 画面をスクロールして［割り当て］を展開し、［割り当て］ボタンをクリックします。
（※ 画面は ESET Remote Administrator V6.5 のものです。） - 管理しているクライアントのグループ（画面上部左側）、および、コンピューター名（画面上部右側）より、ポリシーを適用したいグループ、または、クライアント端末にチェックを入れて［OK］ボタンをクリックします。
（※ 画面は ESET Remote Administrator V6.5 のものです。） - ［終了］ボタンをクリックします。
（※ 画面は ESET Remote Administrator V6.5 のものです。）
ESET Remote Administrator V5.3 の場合
除外設定の設定ファイルを作成して、クライアント用プログラムに配布します。
手順については、以下のStep.1～Step.3をご参照ください。
Step.1 設定ファイルの作成
＜ バックアップを実行するファイル（.exe）を除外する手順 ＞
- ESET Remote Administrator Console を起動して、ESET Remote Administrator Server に接続します。
- メニューバーの［ツール］→［ESETコンフィグレーションエディタ（以後エディタと表記）］を起動します。
（※ 画面は ESET Remote Administrator V5.3 のものです。） - 画面左側のツリーを、［Windows Server v4.5］→［File Security 4.5 for MS Windows Server］→［一般設定］→［ウイルス・スパイウェア対策］→［除外］→［除外：0個の項目］と展開します。
（※ 画面は ESET Remote Administrator V5.3 のものです。） - 画面右側の［編集］ボタンをクリックして、［除外］画面でバックアップを実行するファイル（.exe）、バックアップ先のファイル、または、フォルダーを追加して、［OK］ボタンをクリックします。
※ バックアップ先が共有フォルダーの場合、ここではバックアップを実行するファイル（.exe）の除外のみをおこない、後述の「バックアップ先（共有フォルダー）を検査対象から除外する手順」もあわせて実施してください。バックアップ先が共有フォルダーにないお客さまは【Step.2 設定ファイルの保存】に進んでください。
（※ 画面は ESET Remote Administrator V5.3 のものです。）
（※ 画面は ESET Remote Administrator V5.3 のものです。）
＜ バックアップ先（共有フォルダー）を検査対象から除外する手順 ＞
エディタのツリーを［Windows Server v4.5］→［File Security 4.5 for MS Windows Server］→［コンピュータの保護］→［リアルタイムファイルシステム保護］→［検査するメディア］→［ネットワークドライブ］と展開し、設定画面右側の［値］のチェックを外します。
（※ 画面は ESET Remote Administrator V5.3 のものです。）
（※ 画面は ESET Remote Administrator V5.3 のものです。）
Step.2 設定ファイルの保存
- エディタのメニューバー［ファイル］をクリックし、［マークした項目に名前を付けて保存］をクリックします。
（※ 画面は ESET Remote Administrator V5.3 のものです。） - 任意のファイル名を付けて、コンフィグレーションファイルとして保存します。
- エディタのメニューバー［ファイル］をクリックし、［終了］をクリックして、エディタを閉じます。
（※ 画面は ESET Remote Administrator V5.3 のものです。）
Step.3 設定ファイルの適用
以下のWebページを参考に、Step.2で保存した設定ファイルをタスク機能を利用してクライアントに配布します。
- プログラム
- ESET NOD32アンチウイルス, ESET File Security for Microsoft Windows Server, ESET Remote Administrator, ESET Security Management Center
- プラットフォーム（OS）
- Windows Server