ESET Security Management Center V7.0.73.2 から ESET Security Management Center V7.2.12.3 の変更点は以下の通りです。
■ 追加(V7.0.73.2 から V7.2.12.3)
■ 変更(V7.0.73.2 から V7.2.12.3)
以下の内容が変更されました。
- 動作環境に変更があります。詳細はこちらをご確認ください。
- クライアント端末のESET製品が検出除外したファイル情報の管理が、[ポリシー]画面から[除外]画面に変更になりました。
[除外]画面より、以下の設定をおこなえます。
・除外が適用されるコンピューターの変更
・除外が適用されているコンピューターの表示
・除外の削除
・選択した除外を別の静的グループに移動
※ [パフォーマンス除外]を除き、[ポリシー]画面から検出除外に関するポリシーは新規作成できません。
■ 修正(V7.0.73.2 から V7.2.12.3)
以下の不具合が修正されました。
- ESMC Webコンソールのユーザーアカウント(ユーザー名、パスワード)に2バイト文字が登録できるにも関わらず、ログイン画面で2バイト文字が入力できない
- 「新しいバージョンのESET Security Management Center が使用可能です」の通知テンプレートが機能しない
- オールインワンインストーラーで ESET Security Management Center Server がアンインストールされない
■ ご利用上の注意事項(V7.2.12.3)
- オールインワンインストーラーを利用してバージョンアップをおこなう場合、バージョンアップ後にOSの再起動を実施してください。
-
SUSE Linux Enterprise 11では、MySQL用のODBC ドライバーをインストールする際に、unixODBC_23パッケージを使用してください。
unixODBC_23パッケージを使用していないと、ESET Security Management Center Server がメモリを大量に消費する現象が発生する場合があります。
- 監査ログのレポートを生成するための権限について
監査ログのレポートを生成するためには、ESMC Webコンソールにログインするユーザーに[監査ログ]の読み取り権限が必要です。
- iOS端末の管理について
- ESET Security Management Center V7.2 のポリシー機能で、設定の[ESET Mobile Device Management for iOS]-[制限]より、以下の項目を変更してポリシーを配布しても、iOS端末での使用を制限することはできません。
iOS 13 でポリシーで適用されない設定
- [制限 - ICLOUD]iCloudドキュメントとデータ同期を許可
- [制限 - アプリケーション]iTunes Storeの使用を許可
- [制限 - アプリケーション]Game Centerの友達の追加を許可
- [制限 - アプリケーション]コンテンツ評価 - 露骨な表現のある音楽、ポッドキャスト、iTunesUメディアの再生を許可
- [制限 - アプリケーション]SAFARIオプション - 自動入力を有効にする
iOS 12 / 13 でポリシーで適用されない設定
- [制限 - アプリケーション]マルチプレイヤーゲームを許可
- 「サーバー検査」タスク実行時に、検査対象として検査プロファイルだけを選択すると動作しない現象について
ESET Security Management Center の「サーバー検査」タスクを以下の設定内容で実行した場合、「サーバー検査」タスクは実行されません。
設定項目 |
設定内容 |
検査されたサーバー
(検査をおこなうクライアント端末を指定)
|
Windows Server向けクライアント用プログラムがインストールされたサーバーを指定 |
検査対象 |
「Hyper-V検査」項目配下に表示される「検査プロファイル」のみを選択 |
Windows Server向けクライアント用プログラムがインストールされたサーバーに対して、「サーバー検査」タスクを利用してHyper-V検査を実行する場合は、「検査対象」には「検査プロファイル」と「検査対象となるゲストOS」を選択してください。
- ESET Security Management Center V7.2 にバージョンアップ後、モバイルデバイスコネクターに以下のエラーが表示される場合があります。
HTTPS証明書はAppleで必要な条件を満たしていません |
上記エラーが表示された場合は、管理する端末に合わせて以下の手順を実施してください。
■ 既知の不具合(V7.2.12.3)
以下の不具合を確認しております。
- ESET Endpoint Security for Androidに対してアンチセフトタスクの位置情報検索を実行した場合に、正しい位置情報が返ってこない
- ESET Endpoint Security for Android に対してアンチセフトタスクの位置情報検索を実行した結果が「緯度: 0°0'0"N, 経度: 0°0'0"E」と表示される現象を確認しています。
- 位置情報を取得したい場合は、管理者のAndroid端末にインストールされた ESET Endpoint Security for Android からコマンドの送信機能を利用してください。 ESET Endpoint Security for Android からコマンドの送信機能を利用する場合は、送信先の ESET Endpoint Security for Android に、コマンドを送信する管理者のAndroid端末の電話番号が登録されている必要があります。
※ 管理者の電話番号は、ESET Security Management Center のポリシーを利用して割り当てることが可能です。ポリシーを割り当てる手順は以下をご参照ください。
- ソフトウェアインストールタスクにある「直接パッケージURLでインストール」を使用して、Mac用プログラムがインストールできない
- ソフトウェアインストールタスクでMac用プログラムをインストールする際は、「リポジトリからパッケージをインストール」を使用してください。
- ESET Enterprise Inspector と連携した際に、監査ログにAdministratorログアウトが大量に表示される
- ESET Security Management Center V7.2 からiOS端末にポリシーを配布しても、一部のポリシーが適用されない
- 以下の設定項目がポリシーでおこなえません。
- [制限 - アプリケーション]Youtubeの使用を許可
- [制限 - アプリケーション]SAFARIオプション - Cookieの許可
- 通知機能により送信される電子メールの宛先が空白になる
通知機能の[配布]にある「電子メールを送信」で指定した電子メールアドレスに、ToとしてではなくBccとして通知メールが送信されることを確認しています。その結果、受信した電子メールの宛先が空白になります。
- ESET Security Management Center V7.2 から Red Hat Enterprise Linux 6 環境にインストールされている ESET File Security for Linux に対して、ソフトウェアアンインストールタスク、または、管理の停止タスクを配信しても、端末から ESET Management エージェント のアンインストールができない
Red Hat Enterprise Linux 6 環境の ESET Management エージェント のアンインストールをおこなう場合は、ESET Management エージェント がインストールされている Linux Server にて、ESET Management エージェント のインストーラーを使用してアンインストールを実施してください。
- ESET Security Management Center V7.2 からポリシーを配布しても、iOS端末のSafariのCookieの設定を正しく変更できない
ESET Security Management Center V7.2 のポリシー機能で、設定の[ESET Mobile Device Management for iOS]-[制限]-[アプリケーション]-[SAFARIオプション]-[Cookieの許可]を[アクセスしたサイトから]に変更してポリシーを配布すると、iOS端末側の設定が[アクセス中のWebサイトのみ許可]に変更されますのでご注意ください。
iOS端末の設定を「訪問したWebサイトを許可」に変更したい場合は、iOS端末で直接変更してください。
なお、[Cookieの許可]に[追加しない]または[常に]を選択した場合は、それぞれ[常にブロック]または[常に許可]に正しく変更されます。
その他サポート情報につきましては、
こちらをご参照ください。