マイクロソフト社の「SHA-1廃止」に伴う、ESET製品の影響についてご案内します。
詳細は以下の通りです。
◆概要【 2021.4.13 更新 】
SHA-1の脆弱性対策として、マイクロソフト社よりSHA-1の利用を廃止しSHA-2へ移行する方針が出されています。そのため、SHA-2をサポートしていないOSをご利用の場合は、SHA-2で署名されたファイルをESETプログラムが読み込めなくなります。
◆ ESET製品への影響【 2021.10.11 更新 】
これに伴い、ESET製品でもSHA-1の利用を廃止しSHA-2を利用するように変更されます。そのため、SHA-2をサポートしていないOSをご利用の場合、2021年2月1日以降、ESETプログラムの一部機能が動作しなくなります。
◆ 影響を受ける環境
ご利用中のOS |
ご利用中のESET製品 |
ESET製品のバージョン |
Windows Vista
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・ESET Endpoint Security
・ESET Endpoint アンチウイルス
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V6.6 以降 |
Windows 7
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Windows Server 2008
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・ESET Server Security for Microsoft Windows Server
・ESET File Security for Microsoft Windows Server
|
V7.0 以降 |
Windows Server 2008 R2
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◆ 必要な対応と実施期限
実施が必要な対応 |
実施期限 |
OSのアップグレード |
2020年12月31日(木) |
◆ お客さまに実施していただきたいこと
影響を受ける環境でESET製品をご利用のお客さまは、今すぐOSのアップグレードを実施してください。
なお、Windows 7、Windows Server 2008 / Windows Server 2008 R2 でご利用のお客さまでOSのアップグレードが実施できない場合、マイクロソフト社のService Pack、および、更新プログラムの適用をお願いします。
ご利用中のOS |
Service Pack |
更新プログラム |
Windows 7 |
Service Pack 1 |
KB4490628 / KB4474419 |
Windows Server 2008 |
Service Pack 2 |
KB4493730 / KB4039648 |
Windows Server 2008 R2 |
Service Pack 1 |
KB4490628 / KB4474419 |
※ 更新プログラムにつきましては、マイクロソフト社にご確認ください。
※ Service Pack、および、更新プログラムを適用したWindows Server 2008 は、ESET File Security for Microsoft Windows Server V7.2 までバージョンアップが可能です。
◆ 参考
[更新履歴]
2021年04月13日更新:概要、ESET製品への影響を変更しました。
2020年10月05日公開