ESET Security Management Center V7.1.28.1 から ESET Security Management Center V7.2.12.0 の変更点は以下の通りです。
■ 追加(V7.1.28.1 から V7.2.12.0)
以下の内容が追加されました。
- ESET Management エージェント は、マイクロソフト社が2021年春に提供を予定しているWindows10 大型アップデートへの対応を見込んでいます。
- SQL Server 2019 がサポート対象に追加されました。
■ 変更(V7.1.28.1 から V7.2.12.0)
以下の内容が変更されました。
- サポートされるODBCドライバのバージョンが、8.0.18 から 8.0.17 へ変更になりました。
- iOS13の端末の接続要件が、IPアドレスからホスト名(FQDN)へ変更になりました。
- 必要な Microsoft .NET Framework のバージョンが、3.5 から 4 へ変更になりました。
- オールインワンインストーラーでインストールされるデータベースが変更になりました。
SQL Server 2019 がサポートされているOSには、SQL Server 2019 Express がインストールされます。サポートされていないOSには、SQL Server 2014 Express がインストールされます。
■ 修正(V7.1.28.1 から V7.2.12.0)
以下の不具合が修正されました。
- Apache HTTP Proxy にユーザー名 / パスワードを設定している環境で、ESET Security Management Center V7.1 のオールインワンインストーラーを使用してバージョンアップするとエラーになる場合がある
- [コマンドの実行]タスクで日本語のファイル名やフォルダー名を指定すると、作成されるファイル名やファイル内容が文字化けする
- macOS Catalina 10.15 の環境にインストールした ESET Endpoint Security for OS X の一部の情報が、ESET Security Management Center の[インストール済みアプリケーション]で正しく表示されない
- オフライン環境の ESET Security Management Center V7.1 でGPOまたはSCCMスクリプトを作成できない
- MySQLを使用した場合に ESET Security Management Center 上で ESET Dynamic Threat Defense の分析結果が表示されない
■ ご利用上の注意事項(V7.2.12.0)
- 「サーバー検査」タスク実行時に、検査対象として検査プロファイルだけを選択すると動作しない現象について
ESET Security Management Center の「サーバー検査」タスクを以下の設定内容で実行した場合、「サーバー検査」タスクは実行されません。
設定項目 |
設定内容 |
検査されたサーバー
(検査をおこなうクライアント端末を指定)
|
ESET File Security for Microsoft Windows Server V7.0 以降がインストールされたサーバーを指定 |
検査対象 |
「Hyper-V検査」項目配下に表示される「検査プロファイル」のみを選択 |
ESET File Security for Microsoft Windows Server V7.0 以降がインストールされたサーバーに対して、「サーバー検査」タスクを利用してHyper-V検査を実行する場合は、「検査対象」には「検査プロファイル」と「検査対象となるゲストOS」を選択してください。
- ESET Security Management Center V7.2 にバージョンアップ後、モバイルデバイスコネクターに以下のエラーが表示される場合があります。
HTTPS証明書はAppleで必要な条件を満たしていません |
上記エラーが表示された場合は、管理する端末に合わせて以下の手順を実施してください。