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サポート情報 (法人向けサーバー・クライアント用製品)
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  • 公開日時 : 2023/07/13 13:40
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IISを利用して検出エンジンを公開する手順

回答

ここでは、Windows Server 環境でミラーサーバーをご利用の場合に、IIS(Microsoft Internet Information Services)で検出エンジンを公開する手順についてご案内しています。
手順の詳細は、以下をご参照ください。
 
< 構築の流れ >
  1. ミラーフォルダーの作成
  2. IIS環境の構築
  3. クライアント用プログラムの設定
 
※ 本手順では、例として、以下の環境での設定内容を記載しています。
項目 設定内容
WebサーバーのOS Windows Server 2016
IISのバージョン 10.0
WebサーバーのIPアドレス 192.168.1.2
Webサーバーの動作ポート 2221番
ミラーツールを使用している場合に、公開しているフォルダー eset_upd
 
 

 
1. ミラーフォルダーの作成 < Webサーバーでの作業 >
 
以下の手順で、ミラーフォルダーを作成してください。
 
ミラーツールの場合
 
ESET Server Security for Microsoft Windows Server
ESET File Security for Microsoft Windows Server の場合
 

 
2. IIS環境の構築 < Webサーバーでの作業 >
 
以下の手順で、IIS環境を構築してください。
 
Step.1 IISのインストール
 
以下の手順で、IISをインストールしてください。
すでにIISをインストール済みの場合は、Step.2へお進みください。
  1. 「スタート」→「サーバーマネージャー」をクリックします。
  1. サーバーマネージャーの「ダッシュボード」画面が開きます。「② 役割と機能の追加」をクリックします。
  1. 「役割と機能の追加ウィザード」画面が開きます。
    「開始する前に」画面が表示された場合は、「次へ(N)>」ボタンをクリックしてください。
  1. 「役割ベースまたは機能ベースのインストール」にチェックを入れ、「次へ(N)>」ボタンをクリックします。
  1. IISをインストールするサーバーを選択し、「次へ(N)>」ボタンをクリックします。
  1. 「Webサーバー(IIS)」にチェックを入れてください。
  1. 「Webサーバー(IIS)に必要な機能を追加しますか?」画面が表示されます。「機能の追加」ボタンをクリックします。
  1. 「次へ(N)>」ボタンをクリックします。
  1. 「機能の選択」画面が表示されます。「次へ(N)>」ボタンをクリックします。
  1. 「Webサーバーの役割(IIS)」画面が表示されます。「次へ(N)>」ボタンをクリックします。
  1. 「役割サービスの選択」画面が表示されます。「次へ(N)>」ボタンをクリックします。
  1. 「インストール オプションの確認」画面が表示されます。「インストール(I)」ボタンをクリックします。
  1. インストールが開始します。
    インストールが完了しましたら、「閉じる」ボタンをクリックします。
  1. サーバーマネージャー画面を閉じ、OSを再起動します。
 
Step.2 IISの設定
 
以下の手順で、IISの設定をしてください。
  1. 「スタート」→「Windows管理ツール」をクリックします。
  1. 「インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャー」をダブルクリックします。
  1. 画面左側から Step.1 の手順5で選択したサーバー名を右クリックし、「Webサイトの追加...」をクリックします。
  1. 「Webサイトの追加」画面が開きます。
    以下の項目を設定し、「OK」ボタンをクリックしてください。
項目 設定内容
サイト名(S) 「ESET mirror」
物理パス(P)
ミラーフォルダーを指定してください。
 
< 例1:ミラーツールを使用している場合 >
C:\ESETMirror\Win32\mirror\eset_upd
 
< 例2:プログラムのミラー機能を使用している場合 >
C:\ESETMirror
種類(T) 「http」
IPアドレス(I) 「未使用のIPアドレスすべて」
ポート(O)
Webサーバーの動作ポートを指定してください。
例:2221
ホスト名(H) 空欄
 
  1. 画面左側から追加された「サイト」→「ESET mirror」をクリックし、画面中央の「MIMEの種類」をダブルクリックしてください。
  1. 画面右側の「操作」から「追加...」をクリックしてください。
  1. 「MIMEの種類の追加」画面が開きます。
    以下を入力し「OK」ボタンをクリックしてください。
項目 設定内容
ファイル名の拡張子(E) 「*」
MIMEの種類(M) 「application/octet-stream」
 
  1. 画面左側の「サイト」→「ESET mirror」をクリックし、画面中央から「既存のドキュメント」をダブルクリックしてください。
  1. 画面右側の「操作」から「無効にする」をクリックしてください。
 
  • 「ESET mirror」が停止している場合は、画面左側の「サイト」→「ESET mirror」を右クリック→「Webサイトの管理」→「開始」をクリックしてください。
     
  • 画面右側に「既定のドキュメントの機能は無効にされています。」と表示されている場合は、そのまま手順10へ進んでください。
 
  1. Webブラウザーを起動し、アドレスバーに該当する以下のURLを入力してください。
     
    項目 設定内容
    URL
    < クライアントプログラム V9 以前を使用している場合 >
    「http://"WebサーバーのIPアドレス":"Webサーバーの動作ポート"/検出エンジンのフォルダ/update.ver」
     
    < クライアントプログラム V10 以降を使用している場合 >
    「http://"WebサーバーのIPアドレス":"Webサーバーの動作ポート"/検出エンジンのフォルダ/dll/update.ver」
     
    手順4で指定した「物理パス(P)」下の「update.ver」の内容が確認できれば、設定は完了です。
    確認できない場合は、手順4の設定を見直してください。
     
    ※ ファイアウォールを利用している場合には、上述の「Webサーバーの動作ポート」を許可していただく必要があります。
 
 
 

 
3. クライアント用プログラムの設定 < クライアント端末での作業 >
 
以下のWebページの「II. 各クライアントでの操作」をご参照いただき、検出エンジンのアップデート設定を変更してください。
 
< アップデートサーバーの設定内容 >
http://"WebサーバーのIPアドレス":"Webサーバーの動作ポート/(検出エンジンのフォルダー名)"
(例 http://192.168.1.2:2221/ep9)
 
 
プログラム
ESET Server Security for Microsoft Windows Server, ESET File Security for Microsoft Windows Server
プラットフォーム(OS)
Windows Server

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