ESET製品のSSLプロトコル検査を有効にしているWindows環境で、SSLサイト(「https://~」で始まるWebサイト)にアクセスする、または、SSL通信をおこなうアプリケーションを起動すると、以下のメッセージが表示される場合があります。
暗号化ネットワークトラフィック
信頼できない証明書
このコンピュータのアプリケーション(<該当アプリケーション名>)は信頼できない証明書で暗号化されたチャネル上で通信しようとしています。
接続されたサーバー(<該当アドレス>)が表示されているサーバーであることを保証できません。ユーザーを騙す試みまたは通信を傍受する試みである可能性があります。

(※ 画面は ESET Internet Security V11.2 のものです。)
本現象の詳細は以下の通りです。
◆ 対象プログラム
◇ 個人向け製品
- ESET Smart Security Premium
- ESET Internet Security
◇ 法人向けクライアント専用製品
- ESET Internet Security
- ESET NOD32アンチウイルス
◆ 原因
- サーバーから提示された証明書が有効期限切れとなっている
- サーバーから提示された証明書が破損している
- コンピューターの時刻設定が現在時刻と異なる
◆ 対応策
【 対応策1 】コンピューターの時刻設定
コンピューターの時刻が現在時刻に設定されているかどうかご確認ください。
設定されていない場合は、正しい時刻を設定してください。
【 対応策2 】通信をブロック
有効期限切れの証明書での通信や身に覚えが無いサーバーとの通信をブロックしたい場合は、本メッセージが表示された画面の「この証明書のアクションを記憶する」を選択し、[ブロック]ボタンをクリックしてください。

(※ 画面は ESET Internet Security V11.2 のものです。)
なお、上記【 対応策2 】にて通信をブロックするようルールを設定した場合でも、設定した通信のブロックを解除することが可能です。
【 対応策3 】通信を許可
お客様自身で通信が安全であると判断された場合は、[許可]ボタンをクリックすることでWebサイトへ接続することができます。
この場合、許可した通信に対してESET製品による保護はおこなわれません。お客さまの責任において操作をおこなっていただきますようお願い致します。