ESET Remote Administrator V6.5.33 から ESET Remote Administrator V6.5.37 の変更点は以下の通りです。
本バージョンでは、ESET Remote Administrator V6.5.33 から、ESET Remote Administrator のコンポーネントプログラムの一つである Mobile Device Connector のみバージョンアップしています。
ESET Remote Administrator V6.5.33 以前をご利用のお客さまで、Mobile Device Connector を利用している(Android端末・iOS端末を管理している)場合は、本バージョンへのバージョンアップが必要です。
なお、ESET Remote Administrator V6.5.33 をご利用のお客さまで、Mobile Device Connector を利用していない場合は、本バージョンへのバージョンアップは不要です。
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■ 追加(V6.5.33 から V6.5.37)
機能の追加・強化はありません。
■ 修正(V6.5.33 から V6.5.37)
以下の不具合が修正されました。
■ 既知の不具合(V6.5.37)
以下の不具合を確認しております。
- ESET Remote Administrator V6.5 から CentOS 6 環境にインストールされている ESET File Security for Linux に対して、ソフトウェアアンインストールタスク、および、管理の停止タスクを配信しても、端末から ERA エージェント のアンインストールができない
CentOS 6 環境の ERA エージェント のアンインストールをおこなう場合は、ERA エージェント がインストールされている Linux Server にて、ERA エージェント のインストーラーを使用してアンインストールを実施してください。
- ERA Webコンソールのユーザーアカウント(ユーザー名、パスワード)に2バイト文字が登録できるにも関わらず、ログイン画面で2バイト文字が入力できない
ERA Webコンソールのユーザーアカウントの設定画面(※)で2バイト文字を使用したユーザー名、パスワードの設定が可能ですが、ERA Webコンソールのログイン画面では2バイト文字の入力ができないため、ログインができません。
※ ERA Webコンソールのユーザーアカウントの設定は[ERA Webコンソール]-[管理]-[ユーザー]-[ユーザーの追加]でおこないます。
新しいユーザーアカウントを作成する際は2バイト文字を使用しないようご注意ください。
- [コマンドの実行]タスクで日本語のファイル名やフォルダー名を指定すると、タスクの実行に失敗する
[コマンドの実行]タスクを作成(※)した際に、[設定]の[実行するコマンドライン]や[作業ディレクトリ]に日本語のフォルダー名やファイル名が含まれている場合、タスクの実行に失敗することが確認されております。
※ [コマンドの実行]タスクを作成するには、[ERA Webコンソール]-[管理]-[クライアントタスク]-[新規作成]で[基本]-[タスク]に[コマンドの実行]を選択します。
[コマンドの実行]タスクを作成する際は、日本語が含まれないフォルダー名やファイル名を指定してください。
本現象は、2018年12月19日より公開しております ESET Security Management Center V7.0.73.0 で修正されました。
最新プログラムはユーザーズサイトからダウンロードしてください。
- ESET Remote Administrator V6.5 からAndroid端末へのソフトウェアインストールタスクが失敗する
ESET Remote Administrator V6.5 からAndroid端末に対してソフトウェアインストールタスクを実行すると、タスクが失敗することを確認しております。
本現象は、ESET Endpoint Security for Android V2.1.11 で修正されています。
ESET Endpoint Security for Android V2.1.11 以降からバージョンアップをおこなう場合は、ソフトウェアインストールタスクを使用して、上書きインストールできます。
なお、ESET Endpoint Security for Android V2.5.12.0 では、Android 7.0 以降へソフトウェアインストールタスクを実行した際に、Android端末側でインストールボタンをタップしても反応しない不具合を確認しています。詳細はこちらをご確認ください。
- ESET Remote Administrator V6.5 からポリシーを配布しても、iOS端末でのYouTubeの使用を制限できない
ESET Remote Administrator V6.5 のポリシー機能で、設定の[ESET Mobile Device Management for iOS]-[制限]-[アプリケーション]-[YouTubeの使用を許可]を変更してポリシーを配布しても、iOS端末でのYouTubeの使用を制限することはできません。
- ESET Remote Administrator V6.5 からポリシーを配布しても、iOS端末のSafariのCookieの設定を正しく変更できない
ESET Remote Administrator V6.5 のポリシー機能で、設定の[ESET Mobile Device Management for iOS]-[制限]-[アプリケーション]-[SAFARIオプション]-[Cookieの許可]を[アクセスしたサイトから]に変更してポリシーを配布すると、iOS端末側の設定が[アクセス中のWebサイトのみ許可]に変更されますのでご注意ください。
iOS端末の設定を「訪問したWebサイトを許可」に変更したい場合は、iOS端末で直接変更してください。
なお、[Cookieの許可]に[追加しない]または[常に]を選択した場合は、それぞれ[常にブロック]または[常に許可]に正しく変更されます。
- 「サーバー検査」タスク実行時に、検査対象として検査プロファイルだけを選択すると動作しない
ESET Remote Administrator の「サーバー検査」タスクを以下の設定内容で実行した場合、「サーバー検査」タスクは実行されません。
設定項目 |
設定内容 |
検査されたサーバー
(検査をおこなうクライアント端末を指定)
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ESET File Security for Microsoft Windows Server V6.4 / V6.5 がインストールされたサーバーを指定 |
検査対象 |
「Hyper-V検査」項目配下に表示される「検査プロファイル」のみを選択 |
ESET File Security for Microsoft Windows Server V6.4 / V6.5 がインストールされたサーバーに対して、「サーバー検査」タスクを利用してHyper-V検査を実行する場合は、「検査対象」には「検査プロファイル」と「検査対象となるゲストOS」を選択してください。
その他サポート情報につきましては、
こちらをご参照ください。