ESET Endpoint Security V5.0.2260 から ESET Endpoint Security V5.0.2271.1 の変更点は以下の通りです。
■ 追加(V5.0.2260 から V5.0.2271.1)
以下の対応が追加されました。
- Fall Creators Update(2017年10月17日配信開始)を適用した Windows 10 への対応
■ 修正(V5.0.2260 から V5.0.2271.1)
修正された不具合はありません。
■ ご利用上の注意事項(V5.0.2271.1)
以下の注意事項があります。
Windows 10 Fall Creators Update で ESET Endpoint Security V5.0.2271.1 をご利用になる場合、マイクロソフト社が提供するオンラインストレージサービスの One Drive のご利用はサポート対象外となります。
■ 既知の不具合(V5.0.2271.1)
以下の不具合を確認しております。
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SSLプロトコルの検査が有効な場合にInternet Explorerで一部のSSLサイトが閲覧できない
本製品でSSLプロトコルの検査を有効にしている環境において、Internet Explorer で一部のSSLサイトが閲覧できない場合があります(既定ではSSLプロトコルの検査は無効に設定されています)。
本現象は、SSLプロトコルの検査設定が有効(詳細設定画面-[Webとメール]-[プロトコルフィルタリング]-[SSL]-[SSLプロトコルを常に検 査する]または[アクセスしていないサイトについて確認する])で、かつ、[証明書に基づいて作成された例外を適用する]設定を有効にしている際に発生することを確認しています。
本現象が発生する場合は、[証明書に基づいて作成された例外を適用する]設定を無効、または、SSLプロトコルの検査を無効([SSLプロトコルを検査しない])にしてください。
- [既定]ボタンを利用した場合に[パスによる除外]設定が既定状態に戻らない
本製品の詳細設定画面で[既定]ボタンをクリックした場合、[コンピュータ]-[ウイルス・スパイウェア対策]-[パスによる除外]設定は、既定状態(登録項目が無い状態)に戻りません。
[パスによる除外]設定を既定状態に戻したい場合は、[パスによる除外]設定の一覧にて、全項目を選択し、[削除]ボタンをクリックして、削除をおこなってください。
- [既定]ボタンを利用した場合に[Webコントロール]設定が既定状態に戻らない
本製品の詳細設定画面で[既定]ボタンをクリックした場合、[Webとメール]-[Webコントロール]は、既定状態([システム統合]が無効)に戻りません。手動にて、設定をおこなってください。
- インストール時に「1」というメッセージが表示される
詳細は以下のWebページをご参照ください。
[Q&A]インストール時に「サードパーティ製のアプリケーションが検出されました」または「1」というメッセージが表示される
- ネットワーク共有上からプログラム等を直接実行することができない
サーバー側とクライアント側の両方に、本製品などのウイルス対策ソフトウェアが導入されている場合に、共有された実行ファイルを利用する際、サーバー側とクライアント側の両方の保護機能によって重複監視されるため、ファイルを実行できない場合があります。
本現象が発生する場合は、クライアント側にインストールされた本製品のリアルタイムファイルシステム保護設定で、ネットワークドライブの検査([検査するメディア]-[ネットワークドライブ])を無効にしてください。
- ヒューレット・パッカード社の[パスワードマネージャー]と競合する
[HP ProtectTools]アプリケーションの[パスワードマネージャー]機能を利用している環境にて、本製品のパスワード再入力画面(定義データベースのアップデート用パスワード設定が間違っている場合等に表示される画面)が表示された際、本製品の画面が強制終了する場合があります。
本現象が発生する場合は、詳細設定画面からパスワードを入力してください。
- 一部のライティングソフトに対して[デバイスコントロール]機能のルールが適用されない
本製品の[デバイスコントロール]機能にて、[光学式ドライブ]に対するルールを作成しても、一部のライティングソフトからのCD等への書き込み操作に対して、ルールが適用されない場合があります。
この場合、[光学式ドライブ]に対して、アクセス許可のルール、または、ブロックのルールを作成しても、ライティングソフトが書き込みをおこなう際に、ログへの出力([ツール]-[ログファイル]-[デバイスコントロール])や書き込みのブロックがおこなわれません。
- ネットワークコンピュータの保護モードの設定が、常に「共有を許可」と表示される現象について
ネットワークコンピュータの保護モード([ネットワーク]-[パーソナルファイアウォール]-[ルールとゾーン]-[信頼ゾーン]-[設定])の値が、常に「共有を許可」と表示される現象を確認しています。
本現象は画面表示上の問題で、実際の動作は設定画面から選択したモードで動作します。
- ESET Remote Administrator V5.0 / V5.1 / V5.3 のアップグレード機能を使ったバージョンアップができない
ESET Endpoint Security V5.0.2271.1 は ESET Remote Administrator V5.0 / V5.1 / V5.3 のアップグレード機能に対応しておりません。
本バージョンにバージョンアップする場合は、クライアント端末で手動で上書きインストールするか、ESET Remote Administrator V5.0 / V5.1 / V5.3 のプッシュインストール機能などをご利用いただきますようお願いします。
Windows 10 Fall Creators Update で ESET Endpoint Security V5.0.2271.1 をご利用の場合、HIPS機能が有効の状態で 「管理者として実行」より起動すると、ESET製品の画面が表示されないことを確認しています。
本現象が発生した場合は、「管理者として実行」以外の方法(例:画面右下の通知領域にあるESET製品のアイコンをダブルクリックするなど)にてESET製品の画面を表示してください。
その他サポート情報につきましては、
こちらをご参照ください。