特定のWindows環境にESET製品をインストールすると、以下の<現象1><現象2>が発生する場合があります。本ページで原因と改善策をご確認ください。
< 現象1 >インストール中に、以下のエラーメッセージが表示される
サービス 'ESET Service' (ekrn) を開始できませんでした。
システム サービスを開始する特権を持っていることを確認してください。
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(※ 画面は ESET Endpoint アンチウイルス V6.5 のものです。)
< 現象2 >インストール後に、コンピューターの動作が遅延する
本現象は、2017年7月11日より提供を開始いたしました以下のプログラムで修正されています。
- ESET Endpoint Security V6.5.2107
- ESET Endpoint アンチウイルス V6.5.2107
詳細については、以下をご確認ください。
◆ 対象製品
◇ 法人向けサーバー・クライアント用製品
- ESET Endpoint Protection Advanced
- ESET Endpoint Protection Standard
- ESET Endpoint Security ライセンス
- ESET Endpoint アンチウイルス ライセンス
- ESET Smart Security ライセンス
- ESET NOD32アンチウイルス ライセンス
◆ 対象プログラム
以下のプログラムで本現象の発生を確認しています。
◇ 上述の< 現象1 >が発生するプログラム
- ESET Endpoint Security V6.5.2094
- ESET Endpoint アンチウイルス V6.5.2094
◇ 上述の< 現象2 >が発生するプログラム
- ESET Endpoint Security V5.0.2211 以降
- ESET Endpoint アンチウイルス V5.0.2211 以降
◆ 対象OS
以下のOSで本現象の発生を確認しています。
◆ 原因
Windowsの更新プログラムの適用によるWindows Defenderの仕様変更に伴い、ESET製品のインストール時にWindows Defenderのリアルタイム保護機能が正しく無効にならないため発生していました。
2017年7月3日時点で、Windows Updateを実施して最新の更新プログラムを適用した端末では本現象が発生しないことを確認していますが、ESET製品のプログラムにおいても、ESET製品のインストール時にWindows Defenderのリアルタイム保護機能が正しく無効になるように修正をおこないました。
◆ 改善策
本現象は、2017年7月11日より提供を開始した、以下のプログラムで修正されています。
- ESET Endpoint Security V6.5.2107
- ESET Endpoint アンチウイルス V6.5.2107
※ ユーザーズサイトへのログインには、EEPA-/EEPS-/ES**-/N***-のいずれかで始まる「シリアル番号」とEAV-で始まる「ユーザー名」が必要です。
< 上記の改善策を実施後も現象が改善されない場合 >
2017年7月3日時点で、Windows Updateを実施して最新の更新プログラムを適用した端末では、本現象が発生しないことを確認しています。
上記の改善策を実施後も現象が改善されない場合は、最新の更新プログラムを適用することで、本現象が改善されるかどうかご確認ください。
お客さまにはご迷惑をお掛けいたしましたことを、深くお詫び申し上げます。