本ページでは、DESlock+ Enterprise Serverで管理しているクライアントPCのHDD/SSDを復号する手順についてご案内いたします。
なお、本ページで説明するDESlock+ Enterprise Serverの対象バージョンは以下の通りです。
Ver.2.7.8 / Ver.2.8.0 / Ver.2.9.3 / Ver.2.10.10
DESlock+ Enterprise Server Ver.2.5.5を利用している場合は、以下のURLをご参照ください。
▼クライアントPCのHDD/SSDを復号する手順
(DESlock+ Enterprise Server Ver.2.5.5で管理している場合)
https://eset-support.canon-its.jp/faq/show/5451?site_domain=encryption
DESlock+ Enterprise Serverで管理されているクライアントPCに導入しているDESlock+ Proは暗号化の時同様に、クライアントPC端末上の操作で復号できません。
DESlock+ Enterprise Server上で復号を実施するコマンドを発行することで、クライアントPC上のHDD/SSDが復号されます。
<複数台のクライアントPCの復号について>
DESlock+ Enterprise Server 上で複数のクライアントPCに復号を実施する場合、同時に複数のクライアントPCに対して、復号を実施するコマンドを発行することはできません。
以下にDESlock+ Enterprise Serverで復号を操作する手順をご案内します。
<非暗号化領域も表示されている場合>
暗号化領域と非暗号化領域の両方が表示されている場合は、暗号化領域の「復号化」ボタンをクリックします。
(※画面はDESlock+ Enterprise Server Ver.2.7.8のものです。)
<作業前にお読みください>
クライアントPCでは、DESlock+ Enterprise Serverが発行した復号コマンドを読み込むために、同期を実施する必要があります。
クライアントPCはネットワークに接続されている場合、クライアントPC起動時または定期的にDESlock+ Enterprise Serverと同期を行います。
本手順は即時動作確認を行いたい場合にのみ実施いただくようお願いいたします。
なお、同期を実施するためにはクライアントPCがインターネットに接続する必要があります。クライアントPCが起動していない、もしくはオフライン環境にある場合は復号を実施できません。
復号作業はバッテリーモードでは動作しません。PCが電源に接続された状態でのみ実施されます。
また、復号作業途中にWindowsのシャットダウン、再起動などを実施すると、次回Windowsが起動したタイミングで、復号作業が中断したところから継続して復号が実施されます。