以下の手順で、Windows Server 環境でコンポーネントプログラムのインストーラーを利用して、クライアント管理用プログラムをバージョンアップすることができます。
■ 対象プログラム
- ESET Security Management Center V7.0 / V7.1 / V7.2
- ESET Remote Administrator V6.2 / V6.3 / V6.5
■ 注意事項
クライアント管理用プログラムのバージョンアップをする前に、以下の注意事項をご確認下さい。
- 上書きインストールできないバージョンについて
以下のバージョン間では上書きインストールできません。該当の環境をご利用の場合はご利用中のプログラムをアンインストールしてから、新規インストールしてください。
- ESET Remote Administrator V6.2 から ESET Security Management Center V7.0 以降
- ESET Remote Administrator V6.3 から ESET Security Management Center V7.1 以降
- 対応OSについて
対応OSに一部変更があります。プログラムのバージョンアップ前に、以下のPDF資料で対応OSをご確認ください。
- 管理可能なクライアント用プログラムについて
管理可能なクライアント用プログラムに一部変更があります。プログラムのバージョンアップ前に、以下のWebページより、クライアント用プログラムの管理可否をご確認ください。
※ ESET Security Management Center V7.1 以降で管理できないクライアント用プログラムがインストールされている端末にインストールされている ESET Management エージェント / ERA エージェント を V7.1 以降にバージョンアップしてしまうと、ESET Security Management Center V7.1 以降で管理できなくなります。
該当するクライアント用プログラムがある場合は、事前にクライアント用プログラムをバージョンアップしてください。
- 必要ソフトウェアについて(V7.1 以降のみ)
必要なソフトウェアに一部変更があります。プログラムのバージョンアップ前に、必要なソフトウェアをご確認ください。
< Apache Tomcat >
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ESET Security Management Center V7.1 以降
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Windows Server 環境 |
Apache Tomcat 9(64bit) |
< Java >
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ESET Security Management Center V7.1 以降
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Windows / Linux 共通 |
Java 8 / 11(64bit)
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- 対応データベースについて
ESET Security Management Center に対応しているデータベースに変更があります。プログラムのバージョンアップ前に、以下のWebぺージより、データベースのバージョンをご確認ください。
なお、ESET Security Management Center V7.1 以降では、以下のデータベースがサポート対象外です。
- Microsoft SQL Server 2008 R2
- MySQL 5.5
■ 事前準備
事前に、以下について実施してください。
- ESET Security Management Center(ESET Remote Administrator)のフルバックアップ
以下のWebページの「■ 事前準備」をご参照のうえ、ESET Security Management Center(ESET Remote Administrator)のデータをフルバックアップしてください。
- ESET Security Management Center V7.0 以降へバージョンアップする場合はこちら
- ESET Remote Administrator V6.2 / V6.3 / V6.5 のバージョン間でバージョンアップする場合はこちら
- プログラムのダウンロード
ユーザーズサイトより、バージョンアップに使用する以下のプログラムをダウンロードして、Cドライブに保存します。
- ESET Security Management Center(ESET Remote Administrator)コンポーネントプログラム (Windows)
※ ユーザーズサイトへのログインには、EEPA-/EEPS-/ES**-/N***-のいずれかで始まる「シリアル番号」とEAV-で始まる「ユーザー名」が必要です。
※ ESET Security Management Center(ESET Remote Administrator)のファイルがCドライブ内にある場合、保存時に上書きするかどうか確認されますので、上書き保存を選択してください。なお、ダウンロードしたzipファイルはCドライブに展開してください。展開したフォルダー名は、64bit環境の場合「Component_Windows_x64」、32bit環境の場合「Component_Windows_x32」になります。
- Java と Apache Tomcat のバージョンアップ、または、64bit版のダウンロード
動作環境のバージョンを満たしていない、または、32bit版を使用している場合は、バージョンアップや、64bit版のダウンロードを実施してください。
※ [Tomcat folder]の名前は各環境によって異なる場合があります。
■ バージョンアップ手順
クライアント管理用プログラムをバージョンアップする際は、ESET Security Management Center(ESET Remote Administrator)を構成する以下のコンポーネントプログラムをすべてバージョンアップ、または、移行してください。
- ESMC Webコンソール(ERA Webコンソール)
- ESET Security Management Center Server(ESET Remote Administrator Server)
- RD Sensor
- ESET Management エージェント(ERA エージェント)
- HTTP プロキシ / ERA プロキシ
- Mobile Device Connector(インストールしている場合のみ)
上述の「■ 事前準備」を実施後、以下を参照し、コンポーネントプログラムがインストールされているすべての端末で、各コンポーネントプログラムをバージョンアップしてください。
※ クライアント管理用プログラムをバージョンアップする場合は、すべての設定やログ情報が引き継がれます。
< バージョンアップ手順 >
以下の各コンポーネントのバージョンアップ、または、移行する際は、管理者権限でおこなってください。
※ 本手順は、ESET Security Management Center V7.0 でご案内していますが、他のバージョンにおいても同様の手順で実施していただけます。
各コンポーネントプログラムのバージョンアップ後、正常にバージョンアップが完了しているかコンポーネントプログラムのバージョンをご確認ください。
※ バージョンアップ後のクライアント管理用プログラムのバージョンの確認方法は以下のページをご確認ください。
[Q&A]クライアント管理用プログラムのバージョンの確認方法

ヒント
- クライアント管理用プログラムの V6.2 / V6.3 / V6.5 のバージョン間でのバージョンアップをタスク機能を利用してまとめておこなう場合、および、Linux Server 環境でおこなう場合はこちら。
- クライアント管理用プログラムを V6.3 / V6.5 から V7.0 へバージョンアップをタスク機能を利用してまとめておこなう場合、および、Linux Server 環境でおこなう場合はこちら。
- クライアント管理用プログラムを V7.0 から V7.1 以降へバージョンアップをタスク機能を利用してまとめておこなう場合、および、Linux Server 環境でおこなう場合はこちら。
- クライアント管理用プログラムを V7.1 から V7.2 へバージョンアップをタスク機能を利用してまとめておこなう場合、および、Linux Server 環境でおこなう場合はこちら。