法人向けサーバー・クライアント用製品のオプション製品として、サーバーの使用方法や機能制限の違いにより、以下の2つのラインアップを提供しています。
- ESETクライアント管理 クラウド対応オプション(以下「クラウドオプション」)
- ESETクライアント管理 クラウド対応オプション Lite(以下「クラウドオプション Lite」)
クラウド対応オプション、または、クラウド対応オプション Lite で提供しているクライアント管理用プログラムは「ESET Security Management Center V7.0」です。
クライアント端末にインストールされている ESET Management エージェント のバージョンを V7.1へバージョンアップはしないでください。 |
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クラウドオプション |
クラウドオプションLite |
提供開始日 |
2016年3月30日(水) |
2017年8月2日(水) |
クライアント管理用プログラムの
動作サーバー
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お客さまの専用サーバー |
他のお客さまとの共用サーバー |
管理可能なクライアント端末数 |
25ライセンス以上 |
6~249ライセンス |
本オプションでは、クライアント管理用プログラム「EEST Security Management Center V7」をクラウド上にご用意して提供させていただきます。そのため、サーバーがない環境でもクライアント端末の管理が可能になり、また、クライアント管理用プログラムの導入にかかる手間を軽減することができます。
製品詳細・価格などは以下のWebページをご参照ください。
なお、ご利用にあたって、以下の各項目についてご確認ください。
導入の流れをPDFで用意しておりますのでご確認ください。
- クラウドオプションをご利用のお客さまはこちら
- クラウドオプションLiteをご利用のお客さまはこちら
本オプションで提供するクライアント管理用プログラムは、法人向けサーバー・クライアント用製品と比較して、一部機能に制限があります。詳細は、以下のWebページをご確認ください。
本製品では、クラウド上の ESET Security Management Center の以下のポートへ通信をおこないます。
使用するポート |
ポートを使用する通信 |
2222/TCP |
ESET Management エージェントが、ESET Security Management Center と通信する際に利用 |
443/TCP
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ESET Security Management Center が、管理画面利用端末からのWebコンソールアクセスを受ける際に利用 |
80/TCP
443/TCP
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検出エンジンのアップデート用サーバーがクライアント用プログラムからのアクセスを受ける際に利用 |
【 HTTP プロキシ経由する場合 】
HTTPプロキシ経由で ESET Security Management Center に接続する場合は、以下の条件を満たす必要がありますので、ご注意ください。
- HTTPプロキシがESMCで利用するTLS/SSL通信(2222/TCP)を転送できること
- HTTP CONNECTメソッドをサポートしていること
- プロキシ認証を必要としないこと(ユーザー名/パスワード設定不可)
- プロキシサーバーから、上記ポートへ通信できること
< Android端末 / iOS端末の管理をおこなうお客さま >
Android端末、iOS端末の管理をおこなうお客さまは、クラウド上のESET Security Management Center の以下のポートへ通信をおこないます。
※ 「クラウドオプションLite」でご提供している ESET Security Management Center では、Android端末 / iOS端末の管理は対象外のため、以下のポートへの通信は必要ありません。
使用するポート |
ポートを使用する通信 |
9980/TCP |
端末を ESET Security Management Center に登録する際に利用 |
9981/TCP |
端末が ESET Security Management Center と通信する際に利用 |
5228/TCP
5228/TCP
5230/TCP |
モバイルデバイス(Android OSの場合)がGoogle Messaging Serverへ接続する際に利用 |
5223/TCP |
モバイルデバイス(iOSの場合)がApple Push Notification Serverへ接続する際に利用 |
必要に応じて、上記ポートへの通信を許可するなどの対応をご検討ください。
- クライアント管理用プログラムのログインユーザーアカウントについて
1社につき、1つのログインユーザーアカウント(ユーザー名とパスワード)をご用意しております。
パスワードは初回ログイン時にお客さまにて変更してからご利用ください。
ESET Security Management Center は ESET Push Notification Service(以下「EPNS」)を利用して、ESET Management エージェントにウェイクアップコールを送信し、即時通信することが可能です。
ウェイクアップコールを利用する場合は、以下の条件を満たす必要があります。
- ESET Management エージェントが EPNSサーバーへ、8883 / MQTT で直接接続できること
接続詳細 |
転送セキュリティ |
SSL |
プロトコル
|
MQTT(コンピューター間接続プロトコル) |
ポート
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8883 |
EPNSサーバーのホストアドレス |
epns.eset.com |
※ HTTPプロキシを経由することはできません。
- クライアント管理用プログラムで管理できるクライアント用プログラムについて
ご提供しているクライアント管理用プログラムのバージョンによって、管理できるクライアント用プログラムが異なります。
詳細は以下のWebページをご確認ください。
※ 「クラウドオプションLite」でご提供しているクライアント管理用プログラムでは、Android端末 / iOS端末の管理はできません。
以下の時間帯のうち数分~数十分間、クラウドオプション、および、クラウドオプションLiteのバックアップをおこないます。
バックアップ中はクライアント管理用プログラムを停止させていただく必要があるため、サーバータスクが実行されません。
夜間帯にサーバータスクの実行を検討される際は、上記時間帯を避けて設定していただきますようお願いします。
- クライアント管理用プログラム上のログの保存期間について
クライアント管理用プログラムが取得するクライアント端末からの各種ログデータについては、6ヵ月間保存します。また、保存期間を変更することはできません。
- Android端末 / iOS端末登録時など、クラウドオプションから送信されるメールアドレスについて
Android端末 / iOS端末登録時やクライアント管理用プログラムの通知機能をご利用になる場合、クライアント管理用プログラムから送信されるメールがスパム判定される場合があります。
以下のアドレスはスパム判定されないように除外してください。
era-admin@era-cloud.canon-its.jp |
※ 「クラウドオプションLite」でご提供しているクライアント管理用プログラムではご利用いただけません。
※ 上記に記載のない機能については、基本的には法人向けサーバー・クライアント用製品でご提供している ESET Security Management Center と同様にご利用いただけます。