ESET Remote Administrator V5.1.34 から ESET Remote Administrator V6.2.11 の変更点は以下の通りです。
※ ESET Remote Administrator V6.2 では、全面的なプログラムの見直しにより、大幅に仕様が変更されています。そのため、本ページでは、その変更点と既知の不具合を中心にご案内します。
■ 追加(V5.1.34 から V6.2.11)
以下の機能が追加・強化されました。
- 対応OSにLinux Serverを追加
- ESET Remote Administrator の構成プログラムの大幅な変更(詳細はこちら)
- 管理コンソールが ESET Remote Administrator Console から ERA Webコンソールに変更(Webブラウザーからの管理に対応)
- ERA エージェントを利用した、より厳密で詳細なクライアント管理機能(クライアントPCの重複の解消など)
- レポート機能の強化
- タスク機能の強化
- ERASのログインユーザーに対する役割 / 権限設定の追加
※ 仕様変更に伴い、以下の機能は廃止されました。
- ミラーサーバー機能
- 設定組み込み済みインストーラーの作成機能
- 旧製品の管理機能
- コンフィグレーションエディタ
- ERA メンテナンスツール
■ 既知の不具合(V6.2.11)
以下の不具合を確認しております。
- ERA Webコンソールのユーザーアカウント(ユーザー名、パスワード)に2バイト文字が登録できるにも関わらず、ログイン画面で2バイト文字が入力できない
ERA Webコンソールのユーザーアカウントの設定画面(※)で2バイト文字を使用したユーザー名、パスワードの設定が可能ですが、ERA Webコンソールのログイン画面では2バイト文字の入力ができないため、ログインができません。
※ ERA Webコンソールのユーザーアカウントの設定は[ERA Webコンソール]-[管理]-[ユーザー]-[ユーザーの追加]でおこないます。
新しいユーザーアカウントを作成する際は2バイト文字を使用しないようご注意ください。
- ESET Remote Administrator V6.2 のオールインワンインストーラーを保存したフォルダーのパスに日本語が含まれている場合、インストーラーを実行後、途中でエラーになる
ESET Remote Administrator V6.2 のオールインワンインストーラーを保存したフォルダーのパスに日本語が含まれている場合、インストーラーを実行後、途中でエラーが表示されてインストールに失敗することを確認しております。
ESET Remote Administrator V6.2 のオールインワンインストーラーを保存する際は、パスに日本語が含まれないフォルダーをご利用ください。
- [コマンドの実行]タスクで日本語のファイル名やフォルダー名を指定すると、タスクの実行に失敗する
[コマンドの実行]タスクを作成(※)した際に、[設定]の[実行するコマンドライン]や[作業ディレクトリ]に日本語のフォルダー名やファイル名が含まれている場合、タスクの実行に失敗することが確認されております。
※ [コマンドの実行]タスクを作成するには、[ERA Webコンソール]-[管理]-[クライアントタスク]-[新規作成]で[基本]-[タスク]に[コマンドの実行]を選択します。
[コマンドの実行]タスクを作成する際は、日本語が含まれないフォルダー名やファイル名を指定してください。
- 「サーバー検査」タスク実行時に、検査対象として検査プロファイルだけを選択した場合に動作しない【 2017.04.25 更新 】
ESET Remote Administrator の「サーバー検査」タスクを以下の設定内容で実行した場合、「サーバー検査」タスクは実行されません。
設定項目 |
設定内容 |
検査されたサーバー
(検査をおこなうクライアント端末を指定)
|
ESET File Security for Microsoft Windows Server V6.4 以降がインストールされたサーバーを指定 |
検査対象 |
「Hyper-V検査」項目配下に表示される「検査プロファイル」のみを選択 |
ESET File Security for Microsoft Windows Server V6.4 以降がインストールされたサーバーに対して、「サーバー検査」タスクを利用してHyper-V検査を実行する場合は、「検査対象」には「検査プロファイル」と「検査対象となるゲストOS」を選択してください。
その他サポート情報につきましては、
こちらをご参照ください。