ESET File Security for Microsoft Windows Server V4.5.12015 から ESET File Security for Microsoft Windows Server V6.2.12007 の変更点は以下の通りです。
■ 追加(V4.5.12015 から V6.2.12007)
以下の機能が追加・強化されました。
- エクスプロイト ブロッカー
- アドバンスド メモリスキャナー
- ウイルス定義データベースのロールバック機能
- リムーバブルメディアアクセス制御の強化
- 電子メール通知機能に、通知間隔の指定機能を追加
- コンピューターの検査機能に、アイドル状態での検査機能を追加
- ESET SysRescue(レスキューCD)の刷新
- クラスタリングのサポート
■ 修正(V4.5.12015 から V6.2.12007)
以下の不具合が修正されました。
- Windows Server 2012 R2環境において、自己防衛機能が動作しない【 2019.08.01 更新 】
■ 既知の不具合(V6.2.12007)
以下の不具合を確認しております。
- ESET File Security for Microsoft Windows Server V4.5 からの上書きインストールに失敗することがある
- ESET File Security for Microsoft Windows Server V6.2 で構築したミラーサーバーに対してHTTPS接続ができない
ESET File Security for Microsoft Windows Server V6.2 でミラーサーバーを構築した際に、HTTPS接続のための設定(※)を正しくおこなっている場合でも、このミラーサーバーに対してHTTPS接続をしようとすると「サーバーに接続できません」というエラーが表示されます。
(※) [設定]画面 -[詳細設定]-[アップデート]-[ミラーサーバーの作成]-[HTTPサーバー]-[HTTPサーバーのSSL]が該当します。
ESET File Security for Microsoft Windows Server V6.2 で構築したミラーサーバーを使用する際は、HTTPで接続してください。
- 上書きインストールでバージョンアップした際に一部設定が引き継がれない
- 日本語版のWindows Server OSの環境では、Hyper-V検査が有効にならない
Hyper-Vが動作する日本語版のWindows Server OSにESET製品をインストールした場合、[検査]画面に表示される「Hyper-V scan」がグレーアウトした状態で表示されます。
本機能はご利用いただくことができませんので、ご注意ください。
- 電子メール通知機能で送信されるメールをOutlook 2007以上で受信すると、メール本文が文字化けする
電子メール通知機能([設定]画面 -[詳細設定]-[ツール]-[電子メール通知])に推奨設定(※)を適用していても、本機能で送信されるメールをOutlook 2007以上で受信すると、メール本文が文字化けすることを確認しております。
(※) 電子メール通知機能をご利用の際は、文字化けを防ぐため、お客さまご自身で以下の設定に変更していただくよう推奨しています。
・ [各地域のアルファベット文字を使用]:有効
・ [各地域のエンコーディングを使用]:有効
本現象は、電子メール通知機能で送信されるメールの日本語文字コードが「Windows-932」となっているため、「Windows-932」に対応していないメールソフトウェアでメールを受信すると発生します。
電子メール通知機能をご利用の際は、文字化けを防ぐため、推奨設定を適用したうえで、以下のいずれかの方法で利用していただきますようお願いします。
・ 文字化けしたメールの文字エンコードを「Shift_JIS」に手動で変更する
・ 他のメールソフトウェアで受信する
本現象は、2017年4月25日より公開しております ESET File Security for Microsoft Windows Server V6.5 で修正されました。
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- ESET Shellでコンピューターの検査を実行すると、除外フィルタに登録されているフォルダーやファイルも検査対象に含まれる
ESET Shellでコンピューターの検査(オンデマンドスキャン)を実行すると、除外フィルタに登録されているフォルダーやファイルも検査される現象を確認しています。
ESET Shellでコンピューターの検査を実行する場合は、スケジューラに作成した[コンピュータの検査]タスクを実行すると、除外フィルタに登録されているフォルダーやファイルが正しく検査対象から除外されます。以下の手順を参照し、スケジューラに作成した[コンピュータの検査]タスクを実行してください。
- スケジューラに[コンピュータの検査]のタスクを作成します。
- ESET Shellで[scheduler task]コマンドを実行し、手順1で作成した[コンピュータの検査]タスクのIDを調べます。
- ESET Shellで手順1で作成した[コンピュータの検査]のタスクを実行します。
タスクのIDが8の場合は[start scheduler task 8]コマンドを実行します。
本現象は、2017年4月25日より公開しております ESET File Security for Microsoft Windows Server V6.5 で修正されました。
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