ESET Server Security for Microsoft Windows Server V9.0.12017.1 から ESET Server Security for Microsoft Windows Server V10.0.12010.1 の変更点は以下の通りです。
■ 追加(V9.0.12017.1 から V10.0.12010.1)
以下の機能が追加されました。
■ 変更(V9.0.12017.1 から V10.0.12010.1)
以下の内容が変更されました。
- Windows Server 2008 R2 がサポート対象外になりました
■ 修正(V9.0.12017.1 から V10.0.12010.1)
修正された不具合はありません。
■ ご利用上の注意事項(V10.0.12010.1)
- 自動アップデート機能のご利用について
- セキュリティと安定性のアップデート機能について
- SSL/TLSプロトコルフィルタリングについて
以下の設定で[証明書の有効性を確認する]を選択した場合でも、証明書の有効性が確認できないWebサイトへアクセスした際、確認のダイアログが表示されずにアクセスができる仕様となっています。
詳細設定画面 →[WEBとメール]→[SSL/TLS]→[証明書の有効性]→[証明書の信頼を確立できない場合]→[証明書の有効性を確認する]
該当のWebサイトへアクセスを拒否する際は、Webブラウザーにてご対応ください。
- リアルタイムファイルシステム保護の動作について
アクティベーション後、検出エンジンのアップデートが完了するまでは、リアルタイムファイルシステム保護が有効になりません。
本プログラムをインストール時、必ずアクティベーションと検出エンジンのアップデートをおこなってください。
- ESET RMMのサポートについて
ESET RMM(詳細設定画面 →[ツール]→[ESET RMM])のご利用はサポート対象外です。
- ミラーサーバーから検出エンジンのアップデートをおこなう場合、以下の資料をご参照ください
【 アップデート可能なプログラム対応表 】
なお、本資料には以下の内容が記載されています。
- 本バージョンの検出エンジンをアップデートする上で、使用可能なミラーサーバー(※)
- 本バージョンのミラー機能を使用して構築したミラーサーバーから、アップデートが可能なクライアント用プログラム
※ オフライン環境などで利用する場合は、
ユーザーズサイトに公開している『Windows の「バージョン 10」向けクライアント用プログラムの場合』の検出エンジンファイルを使用できます。
- IISを使用した検出エンジンの公開について
本プログラムのミラー機能を使用して作成したミラーフォルダーをIISで公開する場合、自己防衛機能が有効で、既定で作成されるミラーフォルダーを指定すると、MIMEの設定で「エラー:アクセス許可がないため構成ファイルを書き込むことができません」とメッセージが表示されます。
IISで検出エンジンを公開する場合は、任意のフォルダー(例:C:\ESETMirror)配下で作成したミラーフォルダーを指定してください。手順の詳細はこちら。
- 本バージョンインストーラーのインストールオプションについて
プログラムのインストール後にインストーラーを使用して実行していたプログラムの[修正]および[修復]は、項目が削除されました。
本バージョンのインストール後にインストーラーを使用して実行できる操作は、プログラムの[エクスポート]、[削除]です。
[エクスポート]を実行すると、本製品の設定をエクスポートして保存し、新しく本製品のインストールをする際に設定を引き継ぐことができます。
■ 既知の不具合(V10.0.12010.1)
以下の不具合を確認しております。
- 上書きインストールでバージョンアップした際に一部設定が引き継がれない
- 本バージョンで構築したミラーサーバーに対してHTTPS接続のための証明書を指定すると接続ができない
本バージョンでHTTPS接続のミラーサーバーを構築する際に、[設定]画面 →[詳細設定]→[アップデート]→[プロファイル]→[アップデートミラー]→[HTTPサーバー]→[HTTPサーバーのSSL]より、[サーバ秘密鍵のタイプ]で[統合]を指定すると、HTTPSサーバーが起動しません。
そのため、このミラーサーバーに対してHTTPS接続をしようとすると「サーバーに接続できません」というエラーが表示されます。
HTTPS接続のミラーサーバーを構築する場合は、[サーバ秘密鍵のタイプ]で[統合]以外を指定してください。
- 旧バージョンから上書きインストール後に、「デバイスを再起動する必要があります」のセキュリティアラートが表示される
- Windows Server 2019 以降で ビルドイン Administrator ではない管理者アカウントを使用している場合、再起動ボタンをクリックしてもOSが再起動しない
現象が発生した場合は、OS側の操作で再起動をおこなってください。
- [変更された電子メール]機能が単独で動作しない
詳細設定画面 →[webとメール]→[電子メールクライアント保護]→[電子メールクライアント]の[検査対象メール]で[変更された電子メール]を単独で有効にしても検査が正常に動作しません。
現象が発生した場合は、すべて有効の状態でご使用ください。
その他サポート情報につきましては、
こちらをご参照ください。
ヒント
リポジトリへの公開は、日本時間の2023年3月30日以降となります。