データ実行防止(DEP)機能とは Windows XP ServicePack2 から搭載されたセキュリティ機能の一つです。本来はウイルス等の不正な実行を防止するための機能ですが、正常なプログラムであっても不正なプログラムとみなされ、動作が阻害されることがあります。
ESET製品は、インストール・アンインストールの際に、Windows インストーラー(msiexec.exe)を使用しています。Windows環境でデータ実行防止機能が有効になっている場合、このWindows インストーラーの実行が阻止され、インストール・アンインストールが中断される場合があります。
◆ 対応方法
本現象が発生した場合は、一時的にWindows インストーラー(msiexec.exe)をデータ実行防止機能の対象から除外したうえで、再度 ESET製品のインストールを実施してください。
手順の詳細は、以下をご参照ください。
【 Windows インストーラーをデータ実行防止機能の対象から除外する手順 】
- 以下の手順で、「システム」画面を開きます。
- 左側の「システムの詳細設定」をクリックします。
- 「パフォーマンス」の「設定」ボタンをクリックします。
- 「データ実行防止」タブを選択します。
- 「次に選択するものを除くすべてのプログラムおよびサービスについてDEPを有効にする」ボタンをクリックし、「追加」ボタンをクリックします。
- 「ファイルを開く」ウインドウの「ファイル名」に「C:\windows\system32\msiexec.exe」を選択し、「開く」ボタンをクリックします。
- 「データ実行防止」に「Windows インストーラー」が追加されたのを確認し、「適用」ボタン→「OK」ボタンをクリックします。
以上で除外設定は完了です。再度、 ESET製品のインストール・アンインストールを実施してください。