ESET Endpoint Security for Android V3.1.4.0 から ESET Endpoint Security for Android V3.3.8.0 の変更点は以下の通りです。
■ 追加(V3.1.4.0 から V3.3.8.0)
以下の機能が追加・強化されました。
- Android 13 への対応
- セキュリティ管理ツールの[ESET Endpoint Security for Android]ポリシーの上書きモードに関する設定に、以下の項目が追加
・上書き後セッション後にデバイスを検査
・資格情報を上書きの[パスワードの無効化]
- 制限されたデバイスの登録(ESET PROTECT Cloud のみ)
カメラ、Webブラウザー、メール機能が制限されており、QRコード読み取りやメール受信、登録リンクへのアクセスができない端末を、ESET PROTECT Cloud に登録可能になりました。
ESET Endpoint Security for Android(登録する端末側)で表示されたセキュリティコードを、ESET PROTECT Cloud で入力します。手順の詳細はこちらの「制限された入力の可能性があるデバイスの登録」をご参照ください。
■ 変更(V3.1.4.0 から V3.3.8.0)
以下の機能が変更されました。
- Android 5.0 / 5.1 はサポート対象外になりました。
- SMSコマンド送信機能が削除されました。
■ 修正(V3.1.4.0 から V3.3.8.0)
以下の不具合が修正されました。
- Android 10 以降で、デバイスオーナーモードの登録がQRコードの読み取りだけでは完了しない
- オンデマンド検査を実施した際に、1つ前に実施した検査のログが表示される
- リアルタイム検査で、検知後に「隔離」か「無視」を選択後、確認ダイアログが2~3回表示される
- フィッシング対策を使用している場合、アクセシビリティの権限通知をオフにしてもアラートが発生する
- Android 7 以前で、永久通知を無効にしても通知がおこなわれる
- セキュリティ管理ツールで確認した「不審なアプリの検出」の設定値が、ESET Endpoint Security for Android で設定したものと異なる
- 検出を「無視」した際に、検出したファイルは残っているにも関わらず、セキュリティ管理ツールの「検出」のアクション列に「削除」と表示される
■ ご利用上の注意事項(V3.3.8.0)
- ご利用上の注意事項についてはこちら
- セキュリティ管理ツールをご利用で「MDM証明書の形式に誤りがあります」のアラートが表示される場合はこちら
- Android 13 でアクセシビリティを許可しようとすると「制限付き設定」と表示される場合はこちら
- 一部のWebブラウザー(Google Chrome と Mozilla Firefox)では、ブロックしたサイトがwww.~のURLの場合、Webコントロール機能による警告画面で「続行」をクリックしてもサイトへ遷移できません
本現象は、一部のWebブラウザーでURLバーのURLからwwwプレフィックスを削除するために発生します。
wwwプレフィックスを削除しないWebブラウザーを使用するか、「続行」をクリックした後にURLバーにwwwを使用して正しいURLを入力してください。
- オンプレミス型セキュリティ管理ツール登録時に表示されるメッセージについて【 2023.04.25 更新 】
セキュリティ管理ツール登録時、ESET Endpoint Security for Android のリモート管理画面に「デバイスの証明書が正しく更新されるように、デバイスは少なくとも120日に1回はオンラインで接続する必要があります。」と表示されますが、本メッセージは ESET PROTECT Cloud で管理している場合の制約になります。オンプレミス型セキュリティ管理ツールで管理している場合でも表示されますが、本制約は適用されません。
■ 既知の不具合(V3.3.8.0)
以下の不具合を確認しております。
その他サポート情報につきましては、
こちらをご参照ください。