以下の Linux Server向けのクライアント用プログラムは、同一サーバー上で、両機能を有効にして共存させることが可能です。
● 法人向けサーバー・クライアント用製品、または、法人向けサーバー専用製品のLinux Server向けのクライアント用プログラム
- ESET File Security for Linux V4.5
● 法人向けゲートウェイ製品のLinux Server向けのクライアント用プログラム
- ESET Mail Security for Linux V4.5
- ESET Web Security for Linux V4.5
上記3つのプログラムは同一のプログラムで構成されており、ライセンスキーファイルによってそれぞれの機能の有効 / 無効を制御しています。
そのため、既にご利用になっているプログラムに対し、共存させたいプログラムのライセンスキーファイルをインポートすることで共存が可能となります。
ただし、共存させる場合は、以下の3点に十分注意してください。
【 注意点 】
- ESET File Security for Linux のウイルス定義データベースのアップデートの設定に使用するユーザー名・パスワードは、共存させる法人向けゲートウェイ製品のユーザー名・パスワードを使用してください。
- ESET File Security for Linux のオンアクセススキャン(リアルタイムスキャン)を有効にする場合は、必要な領域に対してだけスキャンが実施されるよう、設定にてスキャン対象ディレクトリを限定してください。
- ESET File Security for Linux のオンデマンドスキャンに関して、実行時は以下のディレクトリをオンデマンドスキャンの対象から除外してください。
◆ ESET Mail Security for Linux と共存させる場合
メールキューディレクトリ |
<MTAがPostfixの場合 >
/var/spool/postfix
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<MTAがSendmailの場合 >
/var/spool/mqueue、および、/var/spool/clientmqueue
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一時領域 |
/tmp
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◆ ESET Web Security for Linux と共存させる場合