各クライアント端末にインストールされているエージェントのバージョンアップは、自動で実施する方法と手動で実施する方法の2通りあります。
◆ 自動で実施する手順
エージェントのバージョンが V8.1 以降の場合、自動でバージョンアップが可能です。
※ ESET社にて実施されます。お客さまによる作業はありません。
< 注意事項 >
ESET PROTECT(オンプレミス版)のバージョンにあわせて、最新バージョンへ自動でバージョンアップされます。以下の例をご参照ください。
- ESET PROTECT(オンプレミス版) V11.0 をご利用の場合、ESET Management エージェント V11.0 より新しいバージョン(例:V12.0)が公開されてもバージョンアップされません。
- ESET PROTECT(オンプレミス版)を V10.1 から V11.0 へバージョンアップすると、ESET Management エージェントは V11.0 へ自動でバージョンアップされます。
◆ 手動で実施する手順
オンプレミス型セキュリティ管理ツールに搭載されているコンポーネントアップグレードタスクを使用して、バージョンアップを実施します。
- ESET PROTECT Webコンソール を起動して、オンプレミス型セキュリティ管理ツールに接続します。
※ ESET PROTECT Webコンソールには以下のURLよりアクセスできます。
https://(Webサーバーのサーバー名、または、IPアドレス)/era/
- [タスク]→ [クライアントタスク]を展開します。
- [ESET PROTECT]→[ESET PROTECT コンポーネントのアップグレード]→[新規作成]をクリックして、[クライアントタスク]を選択します。
- [基本]をクリックし、任意の名前(例:ESET Management エージェントバージョンアップタスク)を入力します。
※ [説明]の入力は不要です。
- [設定]をクリックし、[エンドユーザーライセンス契約に同意し、プライバシーポリシーを承諾します。]にチェックを入れます。
- [ESET PROTECT コンポーネントのアップグレード設定]の[サーバーを選択]をクリックします。
- 上書きインストールしたいプログラム(バージョンアップ後のバージョン)を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
※ OSタイプ および OS には、管理サーバーの情報が表示されています。表示内容にかかわらず、どのOSに対しても、バージョンアップが可能です。
- [終了]ボタンをクリックします。
- 以下の画面が表示されるので、[トリガーの作成]ボタンをクリックします。
- [基本]をクリックし、[トリガーの説明]にトリガーの名前(例:ESET Management エージェント)を入力します。
- [対象]をクリックし、[ターゲットの追加]をクリックします。
- クライアントタスクを適用したいグループ、またはクライアント端末にチェックを入れて[OK]ボタンをクリックします。
※ タスクを実行するとESET社のリポジトリから エージェント をダウンロードするため、同時に複数のコンピューターを指定するとネットワーク負荷がかかる可能性があります。
- タスクの実行時間の指定などをおこなう場合は、[トリガー]をクリックして設定をおこないます。(既定では即時実行)
- [終了]ボタンをクリックします。
- 手順12でタスクの実行時間の指定をおこなわなかった場合は、すぐにタスクが実行されます。
- タスクが完了したことを確認します。
確認手順は、[タスク]→[ESET PROTECT]→[ESET PROTECT コンポーネントのアップグレード]より、実行したタスクの[進行状況]が緑のバー(完了)になっていることを確認します。
※ 情報が反映されるまでに、時間がかかる場合があります。タスク進行状況・詳細は、以下の手順にて確認できます。
ヒント
- ERA エージェント / ESET Management エージェントをバージョンアップする場合、先にオンプレミス型セキュリティ管理ツールのバージョンアップを実施してください。
- オンプレミス型セキュリティ管理ツール、エージェントのバージョンを確認したい場合は、以下をご参照ください。
・ オンプレミス型セキュリティ管理ツールの場合はこちら。
・ エージェントのバージョンの場合はこちら。
- 新バージョンから実装された新機能の設定には既定値が設定されます。ご利用の環境に合わせ、設定の見直しをご検討ください。