ESET Endpoint Security for OS X V6.10.460.1 から ESET Endpoint Security for OS X V6.10.910.0 の変更点は以下のとおりです。
■ 追加(V6.10.460.1 から V6.10.910.0)
以下の機能が追加されました。
※ パーソナルファイアウォール機能、および、デバイスコントロール機能が利用できるようになりました。
■ 修正された不具合(V6.10.460.1 から V6.10.910.0)
以下の不具合が修正されました。
- コンピューターの検査の拡張子除外が即時反映されない
■ ご利用上の注意事項(V6.10.910.0)
以下の注意事項があります。
■ 既知の不具合(V6.10.910.0)
以下の不具合を確認しております。
- Chrome利用時にアプリケーション除外が有効にならない
[設定]→[一般]→[除外]→[Webとメール]のアプリケーションの除外機能で、Chrome.appを登録しても設定が有効になりません。そのため、Chromeがおこなう通信をプロトコル検査の対象外にできません。
本機能をご利用の際は、Chrome以外のブラウザーをご利用ください。
- 特定の設定値をエクスポートできない
以下の設定値はエクスポートできないため、お手元に設定内容を控えていただき、手動で設定してください。
・詳細設定画面→[ログファイル]→[ログファイルを自動的に最適化]の[未使用期間が最も長いレコード]
・詳細設定画面→[プレゼンテーション モード]→[プレゼンテーションモードを有効にする]
・詳細設定画面→[ユーザー]→[コンテキストメニュー]
- 詳細設定画面にある[コンテキストメニュー]の設定が、[すべての設定を既定値に戻す]で既定値に戻らない
[設定]→[すべての設定を既定値に戻す]をクリックしても、既定値に戻りません。
設定を既定値へ戻す場合は、詳細設定画面→「コンテキストメニュー」→「既定」よりおこなってください。
- ESET Endpoint Security for OS X をアンインストールしても、ドック上のESET製品のアイコンが削除されない
本現象は、ドック上にあるESET製品のアイコン表示が削除されない問題であり、ESET Endpoint Security for OS X のプログラムの削除は完了しています。
ドック上にあるESET製品のアイコンは、手動で削除してください。
- 警告ウインドウの表示 / 非表示の設定を、[警告を表示]のチェックボックスで変更できない
詳細設定画面→[警告と通知]→[警告を表示]のチェックボックスにて設定を変更しても、設定の変更が反映されません。
警告ウインドウの表示 / 非表示の設定を変更する場合は、詳細設定画面→[警告と通知]→[警告を表示]→[詳細設定オプション]の[設定]ボタンをクリックし、ダイアログの一覧より設定の変更をおこなってください。
- イベントログに「ソケットから読み取れません」などのログが出力される
Webアクセス保護機能、および電子メールクライアント保護機能の動作時、「Protoscan proxy agent」「ESETデーモン」のイベントログが発生することを確認しています。
確認できているイベントメッセージは以下の通りです。
・ソケットから読み取れません: ネットワークが停止しています
・ソケットに書き込めません: 破損したパイプ
・ソケットから読み取れません: ソフトウェアによって接続が中断されました
いずれも開発用のログが出力されています。Webアクセス保護機能、および電子メールクライアント保護機能は正常に動作しています。
- /Applications/Safari.app を指定したファイアウォールルールが正常に動作しない
- macOS Catalina 10.15 以前で、登録した除外ルールが動作しない
[設定]→[詳細設定を表示する]→[一般]→除外の[設定]ボタン→[Webとメール]に登録した除外設定が動作しません。
macOS Catalina 10.15 以前で本機能を使用したい場合は、ESET Endpoint Security for OS X V6.9 をご利用ください。