セキュリティ管理ツールで ESET Endpoint Security for Android を管理している場合、以下のメッセージが表示される場合があります。
MDM証明書の形式に誤りがあります(または、MDM証明書のセキュリティが脆弱です) |

< 対応方法 >
上記エラーメッセージが表示される場合は、以下の手順を実施してください。
Step.1 Mobile Device Connector がインストールされたサーバーのホスト名の確認
- Webコンソール を起動して、セキュリティ管理ツールにログインします。
※ Webコンソールには以下のURLよりアクセスできます。
https://(Webサーバーのサーバー名、または、IPアドレス)/era/
- [コンピューター]アイコン→ Mobile Device Connector がインストールされたコンピューター(→[詳細を表示])をクリックします。
- [設定]または[コンフィグレーション]アイコン→[設定のリクエスト]ボタンをクリックします。
- 本手順を実施している日時の[ESET PROTECT Mobile Device Connector]または[ESET Security Management Center モバイルデバイスコネクター]を選択→[構成を開く]をクリックします。
※ クライアント端末がセキュリティ管理ツールに接続する間隔の設定によっては、反映に時間がかかる場合があります。
- [設定]または[コンフィグレーション]→[一般]を展開し、[ホスト名]に記載されている値を確認します。
※ 確認した値は、Step.2でHTTPS証明書の作成時に使用します。
Step.2 Mobile Device Connector のHTTPS証明書の作成
- こちらのWebページよりユーザーズサイトにログイン後、ユーザーズマニュアルをダウンロードします。
- 手順1でダウンロードしたユーザーズマニュアルをご参照のうえ、HTTPS証明書を作成します。
なお、[詳細]→[ピア証明書]→[新規作成]→[証明書]→「証明書の作成」の[基本]を展開した画面において、[ホスト]と[共通名]には、Step.1の手順5で確認した[ホスト名]の値を設定してください。
Step.3 作成したHTTPS証明書の割り当て
Step.2で作成したHTTPS証明書を、Mobile Device Connector に割り当てます。
- Webコンソール を起動して、セキュリティ管理ツールにログインします。
※ Webコンソールには以下のURLよりアクセスできます。
https://(Webサーバーのサーバー名、または、IPアドレス)/era/
- 画面左側の[ポリシー]をクリックして、[新しいポリシー]を選択します。
- [基本]を展開し、任意の名前(例:MDCポリシー)を入力します。
※[説明]の入力は任意です。
※[タグを選択]より、新たなポリシーにタグを付けることができます。
- [設定]を展開し、[ESET Mobile Device Connector]を選択します。
- [一般]の[HTTPS証明書]の[証明書の変更]をクリックします。
- [ESET管理証明書]の[証明書リストを開く]をクリックします。
- 証明書の選択画面が表示されるので、Step.2で作成したHTTPS証明書を選択し[OK]ボタンをクリックします。
- Step.2で作成したHTTPS証明書にパスワードを設定している場合は、[証明書パスワード]欄にパスワードを入力します。
- [証明書変更を強制する]に、証明書を変更する最終日時を設定します。
※ 設定した日時までに、管理しているすべてのモバイル端末を Mobile Device Connector へ接続してください。設定した日時までに接続されていない端末は、手動で再度登録する必要があります。
- [OK]ボタンをクリックします。
- 画面をスクロールして[割り当て]を展開し、[割り当て]ボタンをクリックします。
- [グループ]より、Mobile Device Connector がインストールされたコンピューターが含まれるグループを選択し、該当するコンピューターにチェックを入れ、[OK]ボタンをクリックします。
- [終了]ボタンをクリックします。