Windows向けの一部のESET製品において、「ウイルス対策機能が機能していません」のセキュリティアラートが表示される現象が発生しています。
詳細は、以下よりご確認ください。
◆ 現象
以下のセキュリティアラートが表示されます。
< メッセージ内容 >
ウイルス対策機能が機能していません
ウイルススキャナの初期化に失敗しました。xxxxxxx のモジュールのほとんどは適切に機能しません。
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※ xxxxxxx の箇所にはプログラム名が表示されます。
◆ 対象製品
- ESET PROTECT Entry オンプレミス(旧名称:ESET Endpoint Protection Advanced)
- ESET PROTECT Essential オンプレミス(旧名称:ESET Endpoint Protection Standard)
- ESET Server Security for Linux / Windows Server(旧名称:ESET File Security for Linux / Windows Server)
◆ 対象プログラム
以下のプログラムで発生していることを確認しています。
- ESET Endpoint Security V6.6 / 7.0.2091.1 / V7.0.2100.5
- ESET Endpoint アンチウイルス V6.6 / 7.0.2091.1 / V7.0.2100.5
- ESET File Security for Microsoft Windows Server V7.0
◆ 発生条件
以下の条件で発生していることを確認しています。
- 2020年8月25日の23時以降に、「◆ 対象プログラム」を新規でインストールした場合
- 「◆ 対象プログラム」を利用中で、かつ、長期間再起動をおこなわずにご利用いただいている一部の環境
◆ 発生日時
2020年8月25日 23:00頃 ~
◆ お問い合わせ件数
54件(2020年8月31日 16:00時点)
◆ 原因
上述の「◆ 対象プログラム」の新規インストール時に適用されるモジュールが、検出エンジン(ウイルス定義データベース)「21880 以降」に付与されている証明書を認識できないことが原因で発生していたことを確認しています。
※ ESET製品では、検出エンジンの正常配信を確認するため、検出エンジンに証明書を付与し配信しています。
◆ 改善策
本現象は、プログラムをバージョンアップしていただくことで改善します。
また、「保護されたサービスを有効にする」の設定を一度無効にした後、再度有効にすることでも改善します。
現在ご利用になっているプログラムのバージョンアップをご検討いただき、
バージョンアップを実施できないお客さまは、「保護されたサービスを有効にする」の設定変更をおこなってください。
それぞれの手順については、以下をご参照ください。
上記でご対応いただだいた後、本現象が再発した場合は、サポートセンターまでお問い合わせください。
- 法人向けサーバー・クライアント用製品をご利用の場合はこちら
- 法人向けサーバー専用製品をご利用の場合はこちら
本現象に関する最新情報は、本ページに随時公開します。
お客さまにはご迷惑をお掛けしていますことを、深くお詫び申し上げます。
[更新履歴]
2020年09月01日更新:「◆ 原因」、「◆ 改善策」のAを更新
2020年08月28日更新:「◆ 暫定回避策」を「◆ 改善策」に統合
2020年08月27日更新:「◆ 改善策」を追記
2020年08月26日公開