マイクロソフト社の「SHA-1廃止」に伴う、ESET製品の影響についてご案内します。
詳細は以下の通りです。
◆概要
SHA-1の脆弱性対策として、マイクロソフト社よりSHA-1の利用を廃止しSHA-2へ移行する方針が出されています。そのため、SHA-2をサポートしていないOSをご利用の場合は、SHA-2で署名されたファイルを受け取ることができなくなります。
◆ ESET製品への影響
これに伴い、ESET製品でもSHA-1の利用を廃止しSHA-2を利用するように変更されます。そのため、SHA-2をサポートしていないOSをご利用の場合、2021年2月1日以降検出エンジン(ウイルス定義データベース)のアップデートができなくなり、最新のウイルスに対応できなくなります。
◆ 影響を受ける環境
ご利用中のOS |
ご利用中のESET製品 |
ESET製品のバージョン |
Windows Vista
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・ESET Endpoint Security
・ESET Endpoint アンチウイルス
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V6.6 以降 |
Windows 7
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Windows Server 2008
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・ESET File Security for Microsoft Windows Server
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V7.0 以降 |
Windows Server 2008 R2
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◆ 必要な対応と実施期限
実施が必要な対応 |
実施期限 |
OSのアップグレード |
2020年12月31日(木) |
◆ お客さまに実施していただきたいこと
影響を受ける環境でESET製品をご利用のお客さまは、上記実施期限までにOSのアップグレードを実施してください。
なお、Windows 7、Windows Server 2008 / Windows Server 2008 R2 でご利用のお客さまでOSのアップグレードが実施できない場合、マイクロソフト社のService Pack、および、更新プログラムの適用をお願いします。