ESET Security Management Center V7.0.73.3 から ESET Security Management Center V7.1.28.0 の変更点は以下の通りです。
■ 追加(V7.0.73.3 から V7.1.28.0)
以下の機能が追加・強化されました。
- ESMC Webコンソール の[コンピューター][検出][タスク][ポリシー]などの画面で共通に使用できる、タグ機能が追加されました。
本機能を使用することで各画面でタグを作成し、フィルタリングすることが可能です。
- オールインワンインストーラーを使用して、ESET Security Management Center のバージョンアップができるようになりました。
- 動的グループのインポート / エクスポート や、RSSフィードなどの操作方法が改善されました。
■ 変更(V7.0.73.3 から V7.1.28.0)
以下の内容が変更されました。
- 動作環境と管理可能なクライアント用プログラムに変更があります。詳細は以下のWebページをご確認ください。
・動作環境についてはこちら
・管理可能なクライアント用プログラムについてはこちら
- クライアント端末のESET製品が検出除外したファイル情報の管理が、[ポリシー]画面から[除外]画面に変更になりました。
[除外]画面より、以下の設定をおこなえます。
・除外が適用されるコンピューターの変更
・除外が適用されているコンピューターの表示
・除外の削除
・選択した除外を別の静的グループに移動
※ [パフォーマンス除外]を除き、[ポリシー]画面から検出除外に関するポリシーは新規作成できません。
■ 修正(V7.0.73.3 から V7.1.28.0)
以下の不具合が修正されました。
- [デバイスオーナーとしての個人登録]をおこなったAndroidデバイスが[Androidデバイス]動的グループに振り分けられない
- オールインワンインストーラーで ESET Security Management Center Server がアンインストールされない
- ESMC Webコンソールのユーザーアカウント(ユーザー名、パスワード)に2バイト文字が登録できるにも関わらず、ログイン画面で2バイト文字が入力できない
- 「サーバー検査」タスク実行時に、検査対象として検査プロファイルだけを選択すると動作しない現象について
ESET Security Management Center の「サーバー検査」タスクを以下の設定内容で実行した場合、「サーバー検査」タスクは実行されません。
設定項目 |
設定内容 |
検査されたサーバー
(検査をおこなうクライアント端末を指定)
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ESET File Security for Microsoft Windows Server V7.1 以降がインストールされたサーバーを指定 |
検査対象 |
「Hyper-V検査」項目配下に表示される「検査プロファイル」のみを選択 |
ESET File Security for Microsoft Windows Server V7.1 以降がインストールされたサーバーに対して、「サーバー検査」タスクを利用してHyper-V検査を実行する場合は、「検査対象」には「検査プロファイル」と「検査対象となるゲストOS」を選択してください。
- ESET Security Management Center V7.1 にバージョンアップ後、モバイルデバイスコネクターに以下のエラーが表示される場合があります。
HTTPS証明書はApple App Transport Securityで必要な条件を満たしていません |
上記エラーが表示された場合は、以下の手順で証明書の再割り当てをおこなってください。
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本製品の証明書画面にて、Mobile Device Connector 用のピア証明書を作成
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Mobile Device Connector 用のポリシーのHTTPS証明書項目に、上記の証明書を設定
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上記ポリシーを Mobile Device Connector がインストールされているサーバーに適用
■ 既知の不具合(V7.1.28.0)
以下の不具合を確認しております。
- ESET Security Management Center V7.1 からiOS端末にポリシーを配布しても、一部のポリシーが適用されない
以下の設定項目がポリシーでおこなえません。
- [制限 - アプリケーション]Youtubeの使用を許可
- [制限 - アプリケーション]SAFARIオプション - Cookieの許可
- 通知機能により送信される電子メールの宛先が空白になる
通知機能の[配布]にある「電子メールを送信」で指定した電子メールアドレスに、ToとしてではなくBccとして通知メールが送信されることを確認しています。その結果、受信した電子メールの宛先が空白になります。
- Apache HTTP Proxy にユーザー名 / パスワードを設定している環境で、ESET Security Management Center V7.1 のオールインワンインストーラーを使用してバージョンアップするとエラーになる場合がある
エラーとなった場合は、Apache HTTP Proxy ディレクトリを削除したうえで、オールインワンインストーラーを再度実行し、「インストール」を選択してください。
本現象は、2020年8月3日より公開しております ESET Security Management Center V7.2.12.0 で修正されました。
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- ESET Security Management Center V7.1 から Red Hat Enterprise Linux 6 環境にインストールされている ESET File Security for Linux に対して、ソフトウェアアンインストールタスク、または、管理の停止タスクを配信しても、端末からESET Management エージェント のアンインストールができない
Red Hat Enterprise Linux 6 環境の ESET Management エージェント のアンインストールをおこなう場合は、ESET Management エージェント がインストールされている Linux Server にて、ESET Management エージェント のインストーラーを使用してアンインストールを実施してください。
- ESET Security Management Center V7.1 からポリシーを配布しても、iOS端末のSafariのCookieの設定を正しく変更できない
ESET Security Management Center V7.1 のポリシー機能で、設定の[ESET Mobile Device Management for iOS]-[制限]-[アプリケーション]-[SAFARIオプション]-[Cookieの許可]を[アクセスしたサイトから]に変更してポリシーを配布すると、iOS端末側の設定が[アクセス中のWebサイトのみ許可]に変更されますのでご注意ください。
iOS端末の設定を「訪問したWebサイトを許可」に変更したい場合は、iOS端末で直接変更してください。
なお、[Cookieの許可]に[追加しない]または[常に]を選択した場合は、それぞれ[常にブロック]または[常に許可]に正しく変更されます。
- [コマンドの実行]タスクで日本語のファイル名やフォルダー名を指定すると、作成されるファイル名やファイル内容が文字化けする
[コマンドの実行]タスクを作成(※)した際に、[設定]の[実行するコマンドライン]や[作業ディレクトリ]に日本語のフォルダー名やファイル名が含まれている場合、タスクにて2バイト文字が含まれるファイルが作成されると、ファイル名や内容が文字化けすることを確認しています。
[コマンドの実行]タスクを作成する際は、日本語が含まれないフォルダー名やファイル名を指定してください。
※ [コマンドの実行]タスクを作成するには、[ESMC Webコンソール]-[管理]-[クライアントタスク]-[新規作成]で[基本]-[タスク]に[コマンドの実行]を選択します。
本現象は、2020年8月3日より公開しております ESET Security Management Center V7.2.12.0 で修正されました。
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その他サポート情報につきましては、
こちらをご参照ください。