ESET Endpoint Security V7.0.2100.5 から ESET Endpoint Security V7.1.2053.1 の変更点は以下の通りです。
■ 追加(V7.0.2100.5 から V7.1.2053.1)
以下の機能が追加・強化されました。
詳細設定画面→[ツール]→[通知]→[基本]→[アプリケーション通知]の[編集]から設定可能です。
■ 変更(V7.0.2100.5 から V7.1.2053.1)
以下の内容が変更されました。
- 詳細設定画面の「カスタマイズ」の場所が変更
変更前:詳細設定画面 →[ユーザーインターフェース]→[カスタマイズ]
変更後:詳細設定画面 →[ツール]→[通知]→[カスタマイズ]
- 上書きインストール後に表示される「コンピューターを再起動しますか?」のメッセージが、プログラムの画面上ではなくポップアップへ変更
※ ESET Management エージェントがインストールされている端末では、ポップアップは表示されません。
■ 修正(V7.0.2100.5 から V7.1.2053.1)
以下の不具合が修正されました。
- アクティベーション時にプロキシサーバーに接続できない場合は、直接インターネットに接続する設定をおこなっても、設定が有効にならずに失敗する
- Microsoft Edgeでウイルスを検出した場合、外部アプリケーションの実行タスクが実行されない
- コンピューターの検査が完了しても、サウンドシグナルが鳴らない
- スケジューラーのタスクで「実行可能になり次第実行する」を設定しても、設定が反映されない
■ ご利用上の注意事項(V7.1.2053.1)
- SSL/TLSプロトコルフィルタリングについて
以下の設定で[証明書の有効性を確認する]を選択した場合でも、証明書の有効性が確認できないWebサイトへアクセスした際、確認のダイアログが表示されずにアクセスができる仕様となっています。
詳細設定画面 →[WEBとメール]→[SSL/TLS]→[証明書の有効性]→[証明書の信頼を確立できない場合]→[証明書の有効性を確認する]
該当のWebサイトへアクセスを拒否する際は、Webブラウザーにてご対応ください。
■ 既知の不具合(V7.1.2053.1)
以下の不具合を確認しております。
- スケジューラーのタスクで、「実行可能になり次第実行する」を設定した場合、予期せぬタイミングでタスクが実行される
ツール画面→[スケジューラー]にて毎週、または、毎日実行するスケジューラーを作成し、タスクが実行されなかった場合の処理で「実行可能になり次第実行する」を選択していると、以下のように、意図しないタイミングでタスクが実行されます。
・設定した時間に関わらず、作成直後にタスクが実行される
・スケジューラーが意図しないタイミングで実行される場合がある
本現象は、2020年8月3日より公開しております ESET Endpoint Security V7.3.2039.1 で修正されています。
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- 毎日実行するスケジューラーを作成した場合、前回の実行時間から1時間以上経過しないと、設定したタスクが予定通りに実行されない
スケジューラーの前回の実行時間と、設定した実行時間の間隔が1時間未満の場合、設定した時間にタスクが実行されません。タスクが実行されるのは、翌日の設定した時間になります。
以下の画像は例になりますが、設定した時間と前回実行した時間の間隔が30分であることから、タスクは翌日以降の15時30分に実行されます。
本現象は、2020年8月3日より公開しております ESET Endpoint Security V7.3.2039.1 で修正されています。
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- クライアント管理用プログラムのポリシーから一部項目が設定できない
クライアント管理用プログラムのポリシーには以下の項目が存在しないため設定ができません。項目を設定する場合は、クライアント用プログラムから設定してください。
詳細設定画面 -[ユーザーインターフェース]-[ユーザーインターフェース要素]-[アプリケーションステータス]-[Antimalware Scan Interface(AMSI)統合が失敗しました]
本現象は、2020年8月3日より公開しております ESET Endpoint Security V7.3.2039.1 で修正されています。
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- パスワード設定をおこなった状態で、インストーラーのコンテキストメニューからアンインストールを選択した場合にアンインストールが実行できない
プログラムをアンインストールする場合は、コントロールパネルよりアンインストールを実行してください。
- ESET Remote Administrator V6.5 を利用して ESET Endpoint Security V7.1 を管理している場合、検出エンジンのバージョンが最新でない場合でも、動的グループ「古いモジュールのコンピューター」に振り分けられない
ESET Endpoint Security V6.6 以降では、検出エンジンのバージョンが最新でない場合に表示されるメッセージが「ウイルス定義データベースは最新ではありません」から「古い検出エンジン」に変更されています。
そのため、ESET Remote Administrator V6.5 の動的グループ「古いモジュールのコンピューター」の条件に該当せず、振り分けられません。
以下の手順を参考に、アップデートに関するアラートが表示されるコンピューターを振り分ける動的グループの新規作成をご検討ください。
- 上書きインストールでバージョンアップした際に一部設定が引き継がれない
- ミラーサーバー機能で、HTTPS接続のための証明書を指定するとミラーサーバーに接続できない
ESET Endpoint Security V7.1 でHTTPSのミラーサーバーを構築する際、「サーバ秘密鍵のタイプ」で「統合」を指定(※)するとHTTPSミラーサーバーが起動せず、このミラーサーバーに対してHTTPS接続をおこなうと「サーバーに接続できません」というエラーが表示されます。
(※)[設定]画面 -[詳細設定]-[アップデート]-[プロファイル]-[アップデートミラー]-[HTTPサーバー]-[HTTPサーバーのSSL]が該当します。
HTTPSのミラーサーバー機能をご利用の際は、「サーバ秘密鍵のタイプ」で「統合」以外のタイプを設定してください。
- ESET Endpoint Security V7.1 を上書きインストール後、「アプリケーションプロトコルの分析は機能しません」などのエラーメッセージが表示される
その他サポート情報につきましては、
こちらをご参照ください。