ここでは、ESET Remote Administrator V5.3 のタスク機能を利用して、設定ファイル(.xmlファイル)をクライアントに配布する方法をご案内します。
これにより、遠隔地から容易に複数のクライアントに対して設定変更をおこなえます。
※ ESET Remote administrator V6.5、および、ESET Security Management Center V7.0 以降では、設定ファイルをクライアントに配布する機能は廃止されています。ESET Security Management Center (ESET Remote Administrator)からクライアントの設定を変更する場合は、ポリシー機能をご利用ください。
※ 以下の手順では、「ESET Remote Administrator Server」を"ERAS"、「ESET Remote Administrator Console」を"ERAC"と表記しています。
- 事前にクライアントに配布する設定ファイル(.xmlファイル)を用意します。
取得手順は、以下のWebページをご参照ください。
[Q&A]クライアント用プログラムの設定ファイルの取得手順(ESET Remote Administrator を利用して取得する場合)
- ERACを起動して、ERASに接続します。
- ERACで、画面下にある[クライアント]タブをクリックし[クライアント]ペインを表示します。

(※ 画面は ESET Remote Administrator V5.3 のものです。)
- 設定ファイルを配布したいクライアントを選択します。
※ すべてのクライアントに設定を適用させたい場合は、ペイン上で右クリックをして、コンテキストメニューの先頭にある[すべて選択]をクリックします。
※ 選択するクライアントを限定される場合は、ペイン上で「Ctrl」キーもしくは「Shift」キーを押しながら該当クライアントを選択しておきます。
- クライアントが選択された状態で右クリックをして、コンテキストメニューにある[新規タスク]→[コンフィグレーションタスク]をクリックします。

(※ 画面は ESET Remote Administrator V5.3 のものです。)
- [クライアントの設定]ダイアログが表示されたら、[選択]ボタンをクリックします。

(※ 画面は ESET Remote Administrator V5.3 のものです。)
- 手順1で作成した設定ファイルを指定して開きます。
- [次へ]ボタンをクリックします。
- [クライアントの選択]ダイアログでは、手順4で選択したクライアントがそのまま[選択したアイテム]リストに登録されていることを確認し、問題がなければ[次へ]ボタンをクリックします。

(※ 画面は ESET Remote Administrator V5.3 のものです。)
- [タスク レポート]ダイアログの[タスクの設定]欄にタスクの名前や説明を入力します。
※ すぐにこのタスクを実行させる場合は、[指定日時にタスクを実行する]にチェックを入れる必要はありません。
※ [タスクが正常に完了した場合、タスクを自動的に削除する]のチェック有無については任意となります。

(※ 画面は ESET Remote Administrator V5.3 のものです。)
- [終了]ボタンをクリックします。