ここでは、ESET Remote Administrator V6.3 / V6.5 から ESET Security Management Center V7.0 へバージョンアップする方法をご案内しています。
※ Windows Server 環境でご利用の場合、オールインワンインストーラーを利用して、バージョンアップすることはできません。
※ ESET Remote Administrator V6.3 / V6.5 から ESET Security Management Center V7.0 へバージョンアップする場合は、すべての設定やログ情報が引き継がれます。
■ 事前準備
クライアント管理用プログラムのバージョンアップをする前に、データをフルバックアップしてください。
バージョンアップ方法は、以下の2通りの方法があります。いずれかの方法を実施してください。
< パターン1 >クライアント管理用プログラムのタスク機能を利用する
クライアント管理用プログラムのタスク機能を利用する場合、以下の条件を満たしている必要があります。
【 条件 】
- バージョンアップを実施するコンピューターがインターネット(ESET社リポジトリ)に接続できること
※ 「http://repository.eset.com/v1/info.meta」をダウンロードできれば、ESET社のリポジトリへの接続は成功しています。
- CentOS 7 など systemd をサービスマネージャーとして使用するLinuxコンピューターの場合は、/etc/systemd/system/eraagent.service の[Service]の中に以下に1行が設定されていること
【 利用できない場合 】
- すでに1つ以上のコンポーネントプログラムがバージョンアップされている場合
- フェールオーバークラスタ環境で利用している場合
- ERA Webコンソールを既定(※1)とは異なるディレクトリにインストールした ESET Remote Administrator をバージョンアップする場合
※1 既定のディレクトリは以下の通りです。
ご利用のOS |
既定のディレクトリ |
Windows Server |
・C:\program files(x86)\Apache software Foundation\Tomcat7.0\webapps
・C:\program files\Apache software Foundation\Tomcat7.0\webapps
|
Linux Server |
・/var/lib/tomcat8/webapps/
・/var/lib/tomcat7/webapps/
・/var/lib/tomcat6/webapps/
・/var/lib/tomcat/webapps/
|
上記条件を満たしていることを確認し、クライアント管理用プログラムのタスク機能を利用してバージョンアップを実施してください。詳細な手順は、以下をご確認ください。
< パターン2 >コンポーネントプログラムのインストーラーを利用する
各コンポーネントプログラムのインストーラーを利用してバージョンアップする手順の詳細は、以下のWebページをご参照ください。
※ フェールオーバークラスタ環境で利用している場合は、各クラスタノードで手動でバージョンアップしてください。
- Windows Server 環境でご利用の場合はこちら
- Linux Server 環境でご利用の場合はこちら
< Mobile Device Connector をご利用の場合のみ >
Mobile Device Connector のバージョンアップ後に、以下のエラーメッセージが表示される場合があります。
(※ 画面は ESET Security Management Center V7.0 のものです。)
本エラーメッセージが表示される場合は、以下の手順を実施してください。

ヒント
- ESET Security Management Center V7.0 から ESET Security Management Center V7.1 へバージョンアップする場合は、以下のFAQをご確認ください。
- ESET Remote Administrator V6.5 から ESET Security Management Center V7.1 へバージョンアップする場合は、以下のPDF資料をご確認ください。