ESET Remote Administrator V5.3 を利用して、クライアント用プログラムの設定を定期的に同じ設定に変更する場合、設定を配布するためのポリシーを作成します。
新しいポリシーを作成する手順については、以下をご参照ください。
なお、以下の手順では、「ESET Remote Administrator」を"ERA"、「ESET Remote Administrator Server」を"ERAS"、「ESET Remote Administrator Console」を"ERAC"と表記しています。
< 手順 >
- ERACを起動して、ERASに接続します。
- メニューバーの[ツール]→[ポリシーマネージャ]をクリックします。

(※ 画面は ESET Remote Administrator V5.3 のものです。)
- 画面右側[新しいポリシーの追加]をクリックします。

(※ 画面は ESET Remote Administrator V5.3 のものです。)
- [ポリシー名]に任意のポリシー名を入力し、[親ポリシー]をプルダウンより選択し、[ポリシーのコンフィグレーション]欄よりポリシーをどのように作成するか選択します。
項目 |
設定内容の詳細 |
ポリシー名 |
任意 |
親ポリシー |
どのポリシーをもとに作成するか選択 |
ポリシーの
コンフィグレーション
|
どのように追加の設定をするか選択 |
例1)初めてポリシーを作成する場合
項目 |
設定内容の詳細 |
ポリシー名 |
テストポリシー |
親ポリシー |
N/A |
ポリシーの
コンフィグレーション
|
空のポリシーコンフィグレーションを作成する |
例2)ポリシーAの設定に事前に作成した設定ファイル(.xml)の内容を追加(上書き)して新しいポリシーを作成する場合
項目 |
設定内容の詳細 |
ポリシー名 |
テストポリシー |
親ポリシー |
ポリシーA |
ポリシーの
コンフィグレーション
|
.xmlファイルからポリシーコンフィグレーションをコピーする
※ [...]ボタンより設定ファイルを選択します。 |
例3)ポリシーAの設定にポリシーBの設定を追加(上書き)して新しいポリシーを作成する場合
項目 |
設定内容の詳細 |
ポリシー名 |
テストポリシー |
親ポリシー |
ポリシーA |
ポリシーの
コンフィグレーション
|
マージされたポリシーコンフィグレーションをコピーする → ポリシーB |
(※ 画面は ESET Remote Administrator V5.3 のものです。)
- [OK]ボタンをクリックして、[新しいポリシー]ウインドウを閉じます。
- 手順4で追加したポリシーをダブルクリックします。
- [ESETコンフィグレーションエディタ]ウインドウが開いたら、以下より設定を変更したいクライアント用プログラムを選択して、選択箇所のツリーを展開します。
設定を変更したいクライアント用プログラム |
選択箇所 |
ESET Endpoint Security
|
Windowsデスクトップv5 |
ESET Endpoint アンチウイルス |
ESET File Security
for Microsoft Windows Server
|
Windows Server v4.5 |
ESET NOD32アンチウイルス
for Mac V4.1
|
Unixデスクトップv4 |
ESET NOD32アンチウイルス
for Linux Desktop |
Unixデスクトップv4 |
ESET File Security for Linux V4.5 |
Unixサーバv4 |

(※ 画面は ESET Remote Administrator V5.3 のものです。)
-
画面左側のツリーで設定項目を選択すると、画面右側に設定画面が表示されます。
必要に応じて設定を変更し、クライアント端末に反映したい設定項目が青いアイコンで表示されていることをご確認ください。
※ 青いアイコンで表示されている項目のみ反映されます。
グレーで表示されている項目は、クライアント端末に反映されませんのでご注意ください。
- [コンソール]ボタンをクリックして、設定の変更を保存します。
(※ 画面は ESET Remote Administrator V5.3 のものです。)
- [CfgEdit]ウインドウが表示されたら、[はい]ボタンをクリックします。
(※ 画面は ESET Remote Administrator V5.3 のものです。)
- [OK]ボタンをクリックして、[ポリシーマネージャ]ウインドウを閉じます。